トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

アカスジカメムシ

2010-07-16 | 虫類
黒地に赤い5本のストラップ 中々小粋ないでたちである

ヤブジラミ シシウド ハマウド ボタンボウフウ ハマボウフウ などセリ科植物に寄生する 写真はハマボウフウにたかっている

緑や褐色の地味なカメムシは強烈な臭いを出すがこのカメムシのように黒と赤の目立つ色のカメムシは臭いを出さない物が多い
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハンミョウ

2010-07-15 | 虫類
ぬかるんだ山道を歩いていたら 歩きやすい方を教えるようにハンミョウが前を飛んだ
別名ミチオシエとかミチシルベと呼ばれる

綺麗な色と可愛い体(2cm)ではあるが鋭い大顎を持ち他の昆虫などを捕食する肉食昆虫
猫のように敏捷で狩りが上手と言う意味で「斑猫」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラスウリ 花

2010-07-14 | 樹木 草花
夏の夜に咲く繊細で魅力的な花
カラスウリの花は日没後1時間くらいで咲き始め 明け方にはしぼんでしまう
中心は星型でその先が細く裂けてレース状に広がり甘く香る
香りに引かれて闇に飛び交うスズメ蛾の仲間が飛んできて蜜を吸う 花粉を運ぶ

秋に生る実は初め未熟な頃は緑と白の正にウリ坊 熟すとやぶを伝う細いつるに朱赤のランタンがテンテンとぶら下がり懐かしい風景

実を割ってみるとまるで納豆 黄色のぬるぬるの中に黒い種が目の子勘定で20~30個
カラスやヒヨドリが実を突付き タネを運んで子孫を増やす

もう一つ9月になると地上のつるが真っ直ぐ伸びて地面に達し先端が土に潜りイモになる
つるがイモに変身し この子イモはつるが枯れると独立して翌春には芽を出す

タネで又子イモで子孫を増やす なんとも頑張るカラスウリでした
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビロードモーズイカ

2010-07-13 | 樹木 草花
初めて出会ったのは多摩の方の某家のお庭
なのでずっと園芸種と思っていたが 最近中央高速の道端でズラーッと生えているのを目撃
逃げ出して野生化したようだ
そう思ってみると最近よく見かける

2mにもなる立派な草本で上の方に黄色の花を密生させる
葉は名前の通りビロードのような柔らかな感じ

ハーブガーデンやフォーマルな庭園で育てているがサポニンを含んだ草で食べれば食中毒を起こす
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガマ

2010-07-12 | 樹木 草花
♪大黒様の言うとおり きれいな水で身を洗い
ガーマの穂綿にくるまればーうさぎはもーとの白兎ぃ~~♪

ソーセージを思わせる穂が雌花で その上にヒョローと付いているのが雄花
雄花の花粉をたっぷり受粉した雌花は種を付け穂綿になり風に舞って飛ぶ
その数10~20万個・・もちろんソーセージ1本です・・スゴイ数!!

ウンチク話
ガマ・漢字は「蒲」 蒲鉾は竹串に魚のすり身をガマの穂の形に巻いて焼いたのが始まり
又ほぐした「穂」を中綿にしたのでふとんは蒲団と書きます

雄花の花粉は止血効果があり昔は傷口に塗りました (漢方で蒲黄という名)
因幡の白兎もお陰様で全快! 古事記の時代から薬効が知れていたようだ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ノビタキ

2010-07-11 | 野鳥
夏鳥で高原や草原で繁殖する 

草原性の小型ツグミ類で「野のヒタキ」の意味の名前

高い草のうえで囀るため目立つので見つけるのに苦労はしない
ヒーヒョーヒョロリーなどとさえずる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キビタキ

2010-07-10 | 野鳥
夏鳥で代表的な鳥
山地の樹林に居て木の中ほどの枝にとまる
オスは黒と鮮黄色の美しい色彩の上 囀りも綺麗な声で人気が高い

渡りの時期は市街地の公園でも見られることがある
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アオバズク

2010-07-09 | 野鳥
青葉の季節に渡ってくるのでアオバズク
昔は都内でも社寺林や屋敷林に居たらしいが今ではさっぱり見かけない

大きさは鳩より少し小さい
フクロウの仲間なので夜間に活躍し
大型昆虫 小鳥 コウモリなどを捕食する
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カキツバタ

2010-07-08 | 樹木 草花
今日は梅雨の晴れ間 カンカン照りの汗だく日
涼しさを求めて水辺の杜若 昨日のアヤメは山野に生えるが
カキツバタは水湿地を好んで群生する

葉は幅広く2~3cmで葉先が花より高い事がある
(アヤメの葉は幅1cm以下で花を超えない)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アヤメ

2010-07-07 | 樹木 草花
初夏の気高い踊り子達 いずれアヤメかカキツバタ

アヤメはもちろんあちこちで見ているが 
野っパラに野草然として咲いて居るのは初めて出会った
花の基部に黄色地に紫色の網目の模様があるのが名前の由来

草に咲くあやめかなしく旅遠し  富安風生
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クマバチ

2010-07-06 | 虫類
キバナコスモスでお食事中のクマバチ
名前の熊は大きいと言う意味がある
性格は大人しくて攻撃して来る事は無い と物の本には書いてあるが手を出す気にはなれない

キバナコスモスのような形の花では上にドンと乗れるので花粉も付くが
ツツジのような細長い花では大きな体がもぐり込めない
そこで花の付け根に外から口を突き刺し蜜を吸ってしまう・・蜜を遣る代わりに花粉を運んで貰う麗しき協定・共生関係
盗蜜され花粉は運んで貰えないじゃあまりにも可哀想
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハエ

2010-07-05 | 虫類
わざわざ山へ来てハエ でもないだろうがなんだか久し振りに旧友に会った感じ

やれ打つな ハエが手をする 足をする   小林一茶

蝿と言う字は 前足をこすり合わせる仕草が 縄をなうのに似ているから出来た
蝿に限らず昆虫の足先には臭いをかいだり 味を見たりする大事な感覚器官がある
足をこすり合わせるのは 感覚器の手入れお掃除をしているのでした
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アオバハゴロモ

2010-07-04 | 虫類
          
          幼虫
          
          成虫

名前がステキ!小さくて可愛い(1cmほど)アオバハゴロモ
ハゴロモはセミに近い仲間で 羽衣には鳥や虫の羽と言う意味があり 青緑の綺麗な前羽が和名の由来
柑橘類 クワ チャ等の広葉樹の汁を吸うので農作物の害虫とされている

幼虫はロウ質状のフサをつけており 驚くとよく飛び上がる
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハンゲショウ

2010-07-03 | 樹木 草花
昨日7月2日は夏至から11日目で72候の内の一つ半夏生

この頃に花をつけるのでハンゲショウの名がある
穂状の総状花序を出し小さな花を多数付ける
面白い事に花は下から咲き咲くにつれて穂は立ち上がり花がいつも頂点にある(虫が止まり易いため?)

葉は花の頃に茎の上の方の葉が白くなり(白い花の振りをして虫を呼ぶ?)
花の時期が終わる8月頃には又元の淡緑色に戻る
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エサキモンキツノカメムシ

2010-07-02 | 虫類
エサキモンキツノカメムシ(江崎紋黄角亀虫)と長い名前
背中にハート型の紋があり割合人気はあるカメムシ

母親が子育てをする
産んだ卵塊を体で覆い守り孵化させ 2齢幼虫になるまで保護は続く
敵が来ると例の悪臭のある液を出す
ミズキ ハゼノキ カラスザンショウ サンショウ等が食べ物
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする