こんちゅう探偵団

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コバネカミキリ

2016年07月08日 |  ●カミキリムシ科


コバネカミキリ Psephactus remiger (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] 広葉樹各種
[時 期] 6月~8月
※ 体長は約12㎜~30㎜前後のカミキリムシ科ノコギリカミキリ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は少ない。
和名の[コバネ]とは上翅が短い事が由来となっている。
コバネカミキリは夜行性で、夕刻近くになると♂が活発に飛び回り、♀は材の上を歩き回る姿を見かける。
日中でも薄暗い場所や、曇空の日は同じ様にコバネカミキリが見られるケースは多い。また夜間灯火にも飛来する。

コバネカミキリの♂は触角・脚が暗赤褐色となり、上翅は♀よりも短い。
♀の体は全体的に黒褐色で、上翅は♂よりも長い。雌雄共に上翅が後翅よりも短い為常に後翅が飛び出ている。
上翅の点刻は粗く、硬い。後脚は扁平で面白い形をしている。





2021年 北海道
ヤナギの衰弱木で見られたコバネカミキリ







広葉樹の古めの材などで見られるコバネカミキリ



2011年 北海道 コバネカミキリ Psephactus remiger
写真の個体は日中にヤナギの枯れ木にいたコバネカミキリを撮影。



2011年 北海道 コバネカミキリ Psephactus remiger
山地の小規模な土場にいたコバネカミキリ、シラカバや広葉樹の古い材が多い。


[コバネカミキリを見つけた土場]


コバネカミキリがいた山地のシラカバの土場、丸印の中にコバネカミキリがいます。


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