カバイロモクメシャチホコ Hupodonta corticalis
2012年6月 [羽 化] 北海道産
分布[日本各地] 時期[6-8月] 開張[46-52㎜]
ホスト[バラ科:サクラ類・ズミなど]
写真の個体は市内河川敷のサクラの葉で採集した幼虫を飼育し羽化した♀のカバイロモクメシャチホコを撮影。
日本各地に生息するシャチホコガ科に属する蛾の仲間。
シャチホコガの仲間の中では大型種で、♀は更に大型で、開帳60ミリ前後にもなる。
♂♀の上翅斑紋・色彩はほぼ同じで、全体的に淡い黄色で外縁付近は暗い灰色をしている。
上翅の胸部付近の会合部は濃い茶色で、亜外縁線は明るい茶色でその下側は黄色く縁取られる。
近似種のスジモクメシャチホコに良く似ているが、上翅の模様で区別する事が出来る。
2015年8月 北海道 カバイロモクメシャチホコ Hupodonta corticalis
このポイントでは初めて確認するカバイロモクメシャチホコ。
外灯付近にはサクラの樹がある。
2011年8月 北海道 カバイロモクメシャチホコ Hupodonta corticalis
夜間外灯にいた♂のカバイロモクメシャチホコ、手乗り (*・ェ・*)ノ~☆
[カバイロモクメシャチホコとスジモクメシャチホコの比較]
左:カバイロモクメシャチホコ・・・上翅下側の暗い灰色部分の幅が狭い
右:スジモクメシャチホコ・・・上翅下側の暗い灰色部分の幅が広い
[カバイロモクメシャチホコの成長過程]
①幼虫を採集 ②26ミリ
③終齢幼虫 40ミリ ④前蛹 カップの端で繭を作り始める
⑤蛹化 鮮やかな黄緑色 ⑥蛹化 数日後茶色に変わる
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