％数字の発信力。 disclosure of percentage

　(1)メディアのアンケートで、ワールド杯サッカー南アフリカ大会で日本代表が１次リー
グ突破すると答えた人が４３％、１次リーグ敗退と答えた人が５６％。４強進出も３％いた。
　祝儀相場、贔屓（ひいき）目、国民、サポーターの期待感というものは、ありがたい。
日本代表はぜひモチーブパワー（motive power）にして、挑戦してほしいものだ。

　直近の強化４試合すべてに敗退して、試合内容も守備専門ポジション（アンカー）を配置
しての守りの強化でも、攻め込まれての重圧で１試合オウンゴール（own goal）２点を献上
する実績では、相当厳しい。
　まして、南アフリカ大会日本代表の１次リーグの対戦相手国を見れば、フェアに評価、判
断すれば、日本代表の１次リーグ突破の可能性は１００％むづかしいと言えるが、フィール
ダーは相手も同じ１１名、微（かす）かであっても、どんな状況でも光明はあるはずとすれ
ば、その１％を担保して９９％はむづかしいと言うのが正直なところか。

　すでに、１得点、１勝への願いが「％数字」を超えた次元での期待、評価だ。フィジカル
・ストレンジ（physical strength）で他国とハンディのある中、費用対体内能力で１００％
以上の効果を示せれば、それはそれですばらしい効果といえる。

　(2)前首相、幹事長の辞任を受けた民主党第２次内閣。前幹事長の影響力を排除する第２
次内閣、党運営の方針が示されて、国民の期待度は２０％台から６０％台に上昇し、民主党
支持率も１７％から３０％弱まで回復した。
　こちらの評価は実績をフェアに判断して、民主党の政治基盤が否定された訳ではない実質
に合った％数字が示されたと見ていい。

　新しい幹事長内定者も、国民への発信力があり、原点回帰（recur to the foundation）
による公約（マニフェスト）の実行、実現を推進して、国民の政権交代の意向に応えること
が求められる。参院選までの１か月半の実績が、再評価（revaluation）の分岐点だ。

　米国との同盟関係では、沖縄基地集中を排除する米軍基地再編成を見据えた①短期的な
普天間基地の安全整備と、②中、長期的な安保体制見直しについて、米国と対等な協力関係
の中での情報発信力を求めたい。