いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

M9.0。 huge earthquake

2011-03-13 19:33:23 | 日記
 (1)今日、気象庁から今回の東日本大震災の地震のマグニチュード(magnitude)がM9.0に訂正された。数値が問題なのではなくて、悲惨な現実が目の前にあるだけだ。
 M8.8のさらに2倍規模だったことがわかって、今後震度7クラスの余震が続く可能性が70%と高く発表された。

 前代未聞、未曾有の大震災に福島原発では、冷却機能停止による核燃料棒の過熱で国内初めての「炉心溶融」が発生し、放射性物質の漏えいが確認された。現在、海水を使っての冷却対応中だ。
 海水を使うことによる同施設の再稼働、再利用は不可能ということだが、住民の安全対応を基本とした対応の遅れ、後手は否めずに、原発政策の危機管理対応の視点(生命安全か機能維持か)の違いがあきらかになった。

 (2)近代社会での広範囲で長時間の「停電」の影響力は大きく、さらに福島原発ほかの機能停止で電力供給体制が落ち込み、政府は国民に「節電」の協力を呼びかけた。
東京電力では、政府の了承のもとに日中3時間ずつの電力供給を停止する「計画(輪番)停電」を実施する。

 たとえば温室効果ガス削減に対する家庭排出レベルでも、目標値(20年まで25%削減)にとどまらずに「具体的」に1日の生活スケジュールに合わせた照明、テレビ、家電機器、空調の家庭での「使用基準モデル」を提示して協力を呼びかけるべきだと述べてきた。

 今回の大震災による国民への「節電」の協力でも、思いきっての1日の生活スケジュールに合わせた国民生活での緊急時の「具体的」な使用機器ごとの「節電」プランを示して、協力を求めるべきだ。

 (3)映像から見る東北地方太平洋側地域の壊滅的な情景に接して、今は国内外の力を合わせたこん身の災害救助体制がプライオウリティ(priority)だ。
 ①出来ることから確実に実行する、②情報発信体制の一元化、③的確で正確な情報発信、④そして「心」からの一致協力だ。

 (4)人間には、乗り越えられない「災害」はなく、いつも、いつかは「自分」の中でそれらを打破(break over)してきた。

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