いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

M8.8。 huge earthquake

2011-03-12 19:59:00 | 日記
 (1)「1000年に一度」(専門家)と言う東北地方太平洋沖巨大地震が11日昼に起きた。岩手県八戸から茨城県大洗まで、東京から神戸までの距離に匹敵する400kmの長さの活断層の岩板(plate)が動いた、前代未聞、未曾有の強く広範囲な巨大地震(huge earthquake)だ。

 観測史上初めての「M8.8」は阪神大震災の180倍の規模と言われる。前代未聞、未曾有の巨大地震と合わせて「相乗」する日本全国に及ぶ大津波が被害をさらに拡大させた。被害に遭われた方々には、深くお見舞い、お悔やみ申し上げます。

 東北、北関東地方の被害状況は、詳細な実態のは握も今は現場に近づけずにむづかしい状態で、震源から数百キロも離れた東京の都市機能も同時に完全マヒした。
 福島の原発では、緊急停止により過熱する原子炉を冷却する機能が働かない号機もあり、政府は初めて「原子力緊急事態宣言」を出して、現在、原発周囲半径20キロに渡って住民の避難指示を出した。その後、爆発音もあり日本で初めて燃料棒が溶解して原子炉の外に出ている放射能漏えいも危惧されている。(その後、政府の記者会見で現在の安全性の確保が表明されている。)
 特に、近代社会での広範囲、長時間の「停電」の影響力は大きい。

 (2)今までの、将来起きることが予想される東海沖大地震を想定した当海域での日本で唯一観測機器による地震観測記録予知体制と避難訓練を含めた「地震対策」マニュアルが、根底から崩壊させられた巨大地震だ。

 四方が海に囲まれた南北に細長い地震国日本の「地震対策」が、まさにマニュアル「ゼロ」からの見直しが緊急に求められる、次元の違う概念によるマニュアル再構築が必要だ。

 (3)巨大地震、津波の被害の①「実態」、②「救済」、③「復興」に向けて国の総力をあげて「詳報」、「詳細」を④集積、⑤分析、⑥検証して、この前代未聞、未曾有の大災害試練に全力で立ち向かわなければならない。
 全国の病院、自衛隊、自治体の救援体制も機能して、世界50以上の国、地域からの救援申し出もある。

 人間が乗り越えられない「災害」はなく、いつも、いつかは「自分」の中でこれらを打破(break over)してきたのだ。

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