(1)たとえば侵略戦争(war of aggression)があったとして、それが「意図的戦略」なのか「やむを得ない反撃」なのかはそれぞれの政治的立場から主張すれば、それぞれに言い分があって「真相(truth)」などわからないのが歴史の宿命だ。
現在政治でも高度な政治的機密などと言って情報開示しない密室性が存在し、まして政治、外交ほかほとんどの肝要な情報が国民に知らされなかった軍事政権時代の政治的歴史認識となると、そこに至った「真相」となるとまったく闇の中というのが常態だ。
(2)だからそこに至った真相をとやかく主張し合っても、政治ゲームでの決して交わらない自己主張、自己正当化のやり取りでしかないから、現代での政治的、歴史認識問題の「理解」は少なくともその「理由」の如何を問わずに、他国を侵略し占領支配した事実だけで被害を与えた当事国に謝るしかないのが唯一の善良な統治者としての国家の使命だ。
(3)問題はその謝り方の程度で、なかなかふさわしい尺度がなくて、日本とかっての植民地支配の被害を受けた中国、韓国あるいはその他のアジア諸国との戦後70年近くを経た今でも靖国参拝、歴史認識問題として重要な外交問題化し続けている。
朴クネ韓国大統領は旧日本軍の植民地支配時代の慰安婦問題など歴史認識問題で、日本に対して強い反省と謝罪を求める政治姿勢を鮮明にしている。両国共通の同盟国の米国の理解も取り付けている。
(4)そういう中で、橋下大阪市長が慰安婦問題を戦時中には必要なことだったと強烈な持論(his cherished opinion)を主張した。単なる強制就労への歴史的裏付けの有無の判断ではなくて、「存在」そのものの自己正当性を主張したのだから、もはや倫理上、論理上「独断、独善」の領域の思考で比較問題外の発言であるから、政治外交のテーブルにのせるようなものではない。
(5)歴史問題の分析、検証、評価というのは、多様で多種な歴史観、視点、論点、方法論があるが、仮に当時それがやむを得なかったから現在時点から見ても仕方がないでは歴史検証の意味も意義もない。
人間、文化、歴史、時代の成長、進化を否定することになる。橋下発言は、まさか過去の歴史を是認して、現在を否定することになる回帰、回顧主義なのか、今何を守りたいのか意味不明(what you say makes no sense)だ。
現在政治でも高度な政治的機密などと言って情報開示しない密室性が存在し、まして政治、外交ほかほとんどの肝要な情報が国民に知らされなかった軍事政権時代の政治的歴史認識となると、そこに至った「真相」となるとまったく闇の中というのが常態だ。
(2)だからそこに至った真相をとやかく主張し合っても、政治ゲームでの決して交わらない自己主張、自己正当化のやり取りでしかないから、現代での政治的、歴史認識問題の「理解」は少なくともその「理由」の如何を問わずに、他国を侵略し占領支配した事実だけで被害を与えた当事国に謝るしかないのが唯一の善良な統治者としての国家の使命だ。
(3)問題はその謝り方の程度で、なかなかふさわしい尺度がなくて、日本とかっての植民地支配の被害を受けた中国、韓国あるいはその他のアジア諸国との戦後70年近くを経た今でも靖国参拝、歴史認識問題として重要な外交問題化し続けている。
朴クネ韓国大統領は旧日本軍の植民地支配時代の慰安婦問題など歴史認識問題で、日本に対して強い反省と謝罪を求める政治姿勢を鮮明にしている。両国共通の同盟国の米国の理解も取り付けている。
(4)そういう中で、橋下大阪市長が慰安婦問題を戦時中には必要なことだったと強烈な持論(his cherished opinion)を主張した。単なる強制就労への歴史的裏付けの有無の判断ではなくて、「存在」そのものの自己正当性を主張したのだから、もはや倫理上、論理上「独断、独善」の領域の思考で比較問題外の発言であるから、政治外交のテーブルにのせるようなものではない。
(5)歴史問題の分析、検証、評価というのは、多様で多種な歴史観、視点、論点、方法論があるが、仮に当時それがやむを得なかったから現在時点から見ても仕方がないでは歴史検証の意味も意義もない。
人間、文化、歴史、時代の成長、進化を否定することになる。橋下発言は、まさか過去の歴史を是認して、現在を否定することになる回帰、回顧主義なのか、今何を守りたいのか意味不明(what you say makes no sense)だ。