いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

ブランニュー・大阪フェスティバル。 tulip raise a rumpus concert2013

2013-05-03 19:41:20 | 日記
 5月2日、まるで東京国際フォーラムホールを少し小さくしたような建築仕様の新装オープンしたばかりの大阪フェスティバルホールに来ています。
 2階分は昇るかというような長いエスカレータに乗ってフロントの赤い厚いジュータンを踏みしめてのチューリップ40年コンサートです。

 クラシックコンサートの殿堂ですから音響のよさ格別の音の空間のホールです。この格別の音の空間で最近にはないほどのすばらしい声量と声の張り、音程、迫力の「青春の影」を聞かせました。

 午後6時30分すぎにチューリップの5人がステージに登場してコンサートはオープニングです。ステージ向かって左からオフホワイト系の無地シャーツの安部俊幸(G)、ブルー生地にグレーチェックのシャーツの姫野達也(G V Pf)、赤系統の霜降りシャーツの上田雅利(Ds)、淡いイエロー系の無地シャーツの財津和夫(V G Pf Harmonica)、白エリに淡いブルー系シャーツの宮城伸一郎(B)です。

 安部俊幸。「私たちチューリップは40年前に上京しましたが、福岡(アマチュア時代)ではそこそこの人気があって、はたして東京で受け入れてもらえるのか不安でした。上京してはじめて演奏したのは渋谷の公園通りにあった180人収容のライブハウスのジャンジャンでした。
 ライブは月1、2回でしたが、はじめは身内の何人かが聞いている程度でしたが回を重ねるごとに増えていって、秋ごろにはそこが満員になってうれしかったのがついこないだのことのように思い出されます。」と、公園通りをテーマにした「逆回転」です。
中、高、低音のハーモニーの見事な流れるように美しい財津メロディを見事に歌い切りました。
 勝手に福岡親善大使の姫野さんは、連休中の博多どんたくと夏の祇園山笠への観光客招致運動です。

 財津和夫。「このフェスティバルホールは1958年に誕生して私が10才のときでしたが55年たって今年4月10日に新装スタートしました。これまでいろんなアーティストの方が演奏してきましたが、チューリップは32回もここにおじゃましています。昔ホールが出来たころのものがあちこちに残してありまして見られるのが楽しみです。
 楽屋は北の方にありまして外側が一面のガラス張りで眺めがよくて、外にトサボリ川
が流れていて楽屋から大変景色のいいところです。楽屋が気持ちよくて、本当にいい『方楽屋』(方角や)。」

 財津さんは「ブルースカイ」の途中、詞を飛ばして出てこずに、その分でしょう「青春の影」は声量、張り、音程、迫力のすぐれた圧巻の出来栄えとなりました。

 新装オープンのすぐれた音響のホールで、今が一番いいチューリップのボーカル、サウンドがそこによく映(は)える(look pretty to advantage)、チューリップの熱い想いの伝わるコンサートとなりました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする