いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

朝鮮半島の危険度。 dangerous limit of korean peninsula

2015-08-26 20:06:22 | 日記
 (1)第2次世界大戦で敗色濃厚な日本本土に米国連合軍が空から降伏を勧めるビラがまかれたといわれている。その効果はいかばかりであったのかはわからないが、米軍が沖縄に侵攻して、広島と長崎に原爆が投下されて日本は8月15日に終戦(敗戦)を宣告した。

 国には思想、理念、伝統、文化、歴史があっての国家(観)だと書いたが、朝鮮半島での韓国と北朝鮮の軍事緊張は韓国が「大音響スピーカー群による北朝鮮領域へのk.popまで含めた韓国文化の優位性を示す」宣伝放送をくり返し、これに神経をとがらす北朝鮮が「1日だけで100万人の青年が軍への入隊を志願した」(報道)とどう考えても非現実的な話で南北朝鮮半島での軍事的緊張を強調してみせている。

 (2)戦争は大義名分(justice)よりもほんのささいなゆき違いから起こるといわれてあなどってはならないが、今回の韓国、北朝鮮の軍事的緊張は朝鮮半島を南北に分ける国家としての意地の張り合いが極めて前近代的、原始的な行動原理で行われて、いつも落としどころを探っての威かくをくり返す「火種(kinding coal)」だ。

 9月3日に中国の威信をかけた抗日戦争勝利式典、パレードを控えて、本格的な軍事衝突に発展させることなど考えられない時期での国の存在をアピールする宣伝用の「演出」と見ることができる。

 (3)日本海を挟んで隣国日本としてはくり返される朝鮮半島の軍事的緊張関係だが、両国の今時の前近代的、原始的な行動原理(大音響スピーカー宣伝放送対誇大宣伝威かく)による応酬にはどういう国家観があるのかよくわからないところだ。

 軍事的非武装境界線を挟んでの思想、理念の異なる同一民族によるにらみ合いには、絶えず日常的な緊張感は存在するわけだが、「これ」以上は踏み込まない「限界」も熟知しての「前近代的、原始的」な攻撃手法なのだろう。

 (4)それに毎度付き合わされる日本をはじめ中国、国際社会もたまったものではないが、軍事的緊張を「演出」してみせての緊急両国高官会議では批難の応酬(報道)で、双方協議を続けることで非難宣伝を自粛(報道)することでシナリオどおり決着したようだ。

 朴政権とは話し合いをしないと拒否しながら、北朝鮮の意図は孤立を避けるための話し合い継続だった。自ら緊張をつくりだし有利に関係を運ぶ綱渡り、瀬戸際外交だ。
 それでも話し合い継続は事態のさらなる悪化は避けられる。

 (5)現状では双方が「緊張のあとの対話」しか関係が保てないのは承知してのうえなのだが、そのマンネリ化が要注意だ。本格的な衝突、軍事発展はささいなことから起こることが多いから、くり返しのマンネリ化で鈍感になった両国関係の危険度は高くなる。

 それは時間と比例するものだけに、現状が続くとすれば朝鮮半島の要注意は限りなく高まっていくことになる。

 (6)北朝鮮はかってはテロ国家として韓国旅客機墜落事件、国家拉致事件などを起こしてきたが、最近は核、ミサイル開発、国外への技術提供による国内政治、軍事力依存体制に方向転換して「変化」は見られる。

 国際社会からの経済制裁、中国との関係悪化が考えられるが、北朝鮮の「変化」を見逃さずに6か国協議などの話し合いのテーブルにつかせての孤立化を避ける方法論(methodology)が必要だ。
 孤立化は注目を集めるために手段を先鋭化(radicalize)させるからだ。

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