(1)日本の女性スポーツ界をけん引する卓球とサッカーが世界選手権と五輪最終予選という大事なゲームを同時期に戦っている。これまでの結果は好対照で福原愛(27)、石川佳純(23)、伊藤美誠(15)の卓球女子団体は準々決勝でドイツを破ってメダル(3位以内)を確実にした。
一方の女子サッカーは長く日本女子サッカー界をけん引してきた澤穂希さんが昨年引退して、大黒柱の抜けた日本代表チームはアジアナンバーワンの実力ランクながら2ゲームが終わって勝利なしの1敗1分けで6チーム中5位と低迷している。
上位2チームに与えられるリオ五輪出場資格は、日本女子サッカーの実力ランクに反して極めて厳しい状況に追い込まれている。
(2)女子卓球日本代表は福原27才、石川23才、伊藤15才とベテラン、エース、若手と非常にバランスのいいチーム編成で、しかもベテラン福原、エース石川は実力に遜色もなく長らく日本代表として協力、連携、戦ってきた周知の間柄で経験、団結力、も高く、強く、特に団体戦では相乗効果(synergy)が作用して、高く働いての快進撃のように見える。
(3)一方の女子サッカーは11年ワールドカップの優勝を澤さんの泥くさい体を張った戦いぶりと活躍、リーダーシップ力で果たして、アジアランクトップの評価ながらその財産の大黒柱の澤さんの引退であたらしいチーム編成の過渡期(a transition stage)を迎えて、女子日本代表としての戦い方に方向性が見えない中での手さぐり状態の中であれよあれよという苦戦のように映る。
これまでの女子日本代表の評価、実力、ランクを受け継いでの今の日本代表は実力、評価「白紙」状態の中で期待だけが先行している機能不全結果が、硬さというか「きれい」に勝つ方法論にこだわってかってのメジャーではない日本女子サッカーを認めさせようというがむしゃらで泥くさい必死さがあまり伝わってきていない。
(4)チーム編成の過渡期がリオ五輪出場を懸けた最終予選にかち合った不幸でもある。もちろんまだ本日の中国戦(前半を終わって1-0で負けている)を含めて3ゲームが残っておりリオ五輪出場が消えたわけでもないので、ここまできたら開き直ってかっての日本女子サッカー日本代表のようにがむしゃらで泥くさい戦いをするしかないだろう。結果は後からついてくるものだ。
(5)IOCがそのリオ五輪に「難民五輪選手団」(olympic team belongs to the poor and needy)を財政支援の上に編成、結成して特別参加を認めることを決めた。
中東、北アフリカなどからの大量の戦争、紛争難民が欧州を目指して支援、受け入れのあり方で国際問題化しているが、リオ五輪の年に非常に気の利いた(sensible)、タイムリーでインパクトのある人道上の(humane)配慮のある決定だった。
(6)ドーピング問題で暗い話題の続くスポーツ、五輪組織、大会の中で、まさに戦争、紛争難民問題時代にワールドワイドな五輪精神性で自らの国から出場できない難民選手を財政、人的効果で支援しようという、久しぶりにあかるい実践、話題となった。
各競技の出場資格を満たすことが条件で単に五輪に出場することに意義があるものでもなくて、多くの生命、安全、生活受難に苦しむ難民にとって大きな支え、励み、希望になることを願いたい。
一方の女子サッカーは長く日本女子サッカー界をけん引してきた澤穂希さんが昨年引退して、大黒柱の抜けた日本代表チームはアジアナンバーワンの実力ランクながら2ゲームが終わって勝利なしの1敗1分けで6チーム中5位と低迷している。
上位2チームに与えられるリオ五輪出場資格は、日本女子サッカーの実力ランクに反して極めて厳しい状況に追い込まれている。
(2)女子卓球日本代表は福原27才、石川23才、伊藤15才とベテラン、エース、若手と非常にバランスのいいチーム編成で、しかもベテラン福原、エース石川は実力に遜色もなく長らく日本代表として協力、連携、戦ってきた周知の間柄で経験、団結力、も高く、強く、特に団体戦では相乗効果(synergy)が作用して、高く働いての快進撃のように見える。
(3)一方の女子サッカーは11年ワールドカップの優勝を澤さんの泥くさい体を張った戦いぶりと活躍、リーダーシップ力で果たして、アジアランクトップの評価ながらその財産の大黒柱の澤さんの引退であたらしいチーム編成の過渡期(a transition stage)を迎えて、女子日本代表としての戦い方に方向性が見えない中での手さぐり状態の中であれよあれよという苦戦のように映る。
これまでの女子日本代表の評価、実力、ランクを受け継いでの今の日本代表は実力、評価「白紙」状態の中で期待だけが先行している機能不全結果が、硬さというか「きれい」に勝つ方法論にこだわってかってのメジャーではない日本女子サッカーを認めさせようというがむしゃらで泥くさい必死さがあまり伝わってきていない。
(4)チーム編成の過渡期がリオ五輪出場を懸けた最終予選にかち合った不幸でもある。もちろんまだ本日の中国戦(前半を終わって1-0で負けている)を含めて3ゲームが残っておりリオ五輪出場が消えたわけでもないので、ここまできたら開き直ってかっての日本女子サッカー日本代表のようにがむしゃらで泥くさい戦いをするしかないだろう。結果は後からついてくるものだ。
(5)IOCがそのリオ五輪に「難民五輪選手団」(olympic team belongs to the poor and needy)を財政支援の上に編成、結成して特別参加を認めることを決めた。
中東、北アフリカなどからの大量の戦争、紛争難民が欧州を目指して支援、受け入れのあり方で国際問題化しているが、リオ五輪の年に非常に気の利いた(sensible)、タイムリーでインパクトのある人道上の(humane)配慮のある決定だった。
(6)ドーピング問題で暗い話題の続くスポーツ、五輪組織、大会の中で、まさに戦争、紛争難民問題時代にワールドワイドな五輪精神性で自らの国から出場できない難民選手を財政、人的効果で支援しようという、久しぶりにあかるい実践、話題となった。
各競技の出場資格を満たすことが条件で単に五輪に出場することに意義があるものでもなくて、多くの生命、安全、生活受難に苦しむ難民にとって大きな支え、励み、希望になることを願いたい。