(1)民主党は自ら「民主党は嫌いだけれど・・」と自虐的なポスターを掲げたと思ったら、やっぱりというか急転直下に維新の党との合流合意で新党名を「民進党」に改めて再出発することになった。
立憲民主党と民進党に絞られて、電話によるサンプル調査で民進党が25%程度の支持を受けて、20%程度の立憲民主党を上回った(報道)結果の上での決定だった。
支持比率を見る限りではどちらもどちらのパッとしない低競争率の政党名判断という関心の低い印象での結果によるものだ。
(2)民主党内では20年続いた「民主党」名にこだわる議員も多く(岡田代表自体が当初は党名変更に否定的であった)「民主」を残すことにこだわって、立憲民主党に賛成する意見が多かった(報道)といわれているが、合流する維新の党では民進党名の支持が高かった。
市町村合併ではわだかまりなく二つを一緒にしてつなぐ事例もあるが、さすがに政党名ではくどくて重い。
(3)新党名を聞いたときには韓国、台湾の政党名にありそうな名前だとの印象がまずあり自民党の谷垣幹事長も同様の発言をしていたが、実際に台湾に同名政党があり祝福のメッセージと戸惑いが寄せられたとの報道があった。
維新の党は「国民と共に歩むという意味だ」と説明し、民主党岡田代表は「民と共に進む民進党はいい名前だ」(報道)と自画自賛している。政党組織は存続し、そこに維新の党が合流する形での新党となった民主党にとっては新党名にわずかに「民」が残ったということで、岡田代表のような感想になったのではないのか。
(4)米国リベラル政党の民主党、日本の与党自由民主党などの馴染みのある「民主党」名に比べて「民進党」というのは日本では馴染みのない政党名であるが、新鮮味という意味ではインパクトはあるかもしれない。
しかし国民の感想は「新味感じぬ・別の名に・無理やりの感」(報道)と電話サンプル調査の支持率同様に新党に期待する人たちにとっても、新党名の評判はよろしくはないようだ。
(5)政党名は政党の「顔」(countenance)であるから、自らが責任を持ってしっかりした輪かくを形作っていかなければならない。何かを極めた、打ち込んでいる人の顔は本当にきれいで清々しくて美しいものだ。
それは表面的なもので推し量るものではなくて、内面から湧き出る知性であり、落ち着きであり、余裕からくるものだ。人間の持つ不思議なオーラというものだろう。
(6)今は馴染みのない政党名でも、民主党、維新の党はこれからの政治、政党活動で「民進党」を清々しくて美しいものに育てなければならない責任がある。
何かを極めた研究者、芸術家などには本当に清々しく美しい人の顔はみかけるが、残念ながら今の世界の指導者を含めた政治家には見当たらない。
もちろん政治も人間同様に「顔」ではなくて内面から湧き出る政策、理念、方針、哲学こそが肝要だ。
(7)「民進党」はこれからまずは今夏の参院選(あるいは衆院解散同日選)に向けて理念、政策を打ち出さなければならずに時間的余裕はない。
これで「民進党」は両院で156人の議員数となり、一定の組織力は持ったが、一致団結、協力結集して巨大与党とりわけ安倍官邸主導政治(ついでに内閣と自民党支持率40%台の国民)に対して、建設的で革新的な政策を打ち出して対抗、理解を得ることができるのかお手並み拝見だ。
立憲民主党と民進党に絞られて、電話によるサンプル調査で民進党が25%程度の支持を受けて、20%程度の立憲民主党を上回った(報道)結果の上での決定だった。
支持比率を見る限りではどちらもどちらのパッとしない低競争率の政党名判断という関心の低い印象での結果によるものだ。
(2)民主党内では20年続いた「民主党」名にこだわる議員も多く(岡田代表自体が当初は党名変更に否定的であった)「民主」を残すことにこだわって、立憲民主党に賛成する意見が多かった(報道)といわれているが、合流する維新の党では民進党名の支持が高かった。
市町村合併ではわだかまりなく二つを一緒にしてつなぐ事例もあるが、さすがに政党名ではくどくて重い。
(3)新党名を聞いたときには韓国、台湾の政党名にありそうな名前だとの印象がまずあり自民党の谷垣幹事長も同様の発言をしていたが、実際に台湾に同名政党があり祝福のメッセージと戸惑いが寄せられたとの報道があった。
維新の党は「国民と共に歩むという意味だ」と説明し、民主党岡田代表は「民と共に進む民進党はいい名前だ」(報道)と自画自賛している。政党組織は存続し、そこに維新の党が合流する形での新党となった民主党にとっては新党名にわずかに「民」が残ったということで、岡田代表のような感想になったのではないのか。
(4)米国リベラル政党の民主党、日本の与党自由民主党などの馴染みのある「民主党」名に比べて「民進党」というのは日本では馴染みのない政党名であるが、新鮮味という意味ではインパクトはあるかもしれない。
しかし国民の感想は「新味感じぬ・別の名に・無理やりの感」(報道)と電話サンプル調査の支持率同様に新党に期待する人たちにとっても、新党名の評判はよろしくはないようだ。
(5)政党名は政党の「顔」(countenance)であるから、自らが責任を持ってしっかりした輪かくを形作っていかなければならない。何かを極めた、打ち込んでいる人の顔は本当にきれいで清々しくて美しいものだ。
それは表面的なもので推し量るものではなくて、内面から湧き出る知性であり、落ち着きであり、余裕からくるものだ。人間の持つ不思議なオーラというものだろう。
(6)今は馴染みのない政党名でも、民主党、維新の党はこれからの政治、政党活動で「民進党」を清々しくて美しいものに育てなければならない責任がある。
何かを極めた研究者、芸術家などには本当に清々しく美しい人の顔はみかけるが、残念ながら今の世界の指導者を含めた政治家には見当たらない。
もちろん政治も人間同様に「顔」ではなくて内面から湧き出る政策、理念、方針、哲学こそが肝要だ。
(7)「民進党」はこれからまずは今夏の参院選(あるいは衆院解散同日選)に向けて理念、政策を打ち出さなければならずに時間的余裕はない。
これで「民進党」は両院で156人の議員数となり、一定の組織力は持ったが、一致団結、協力結集して巨大与党とりわけ安倍官邸主導政治(ついでに内閣と自民党支持率40%台の国民)に対して、建設的で革新的な政策を打ち出して対抗、理解を得ることができるのかお手並み拝見だ。