お前すげーよ(笑)
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天野めぐみはスキだらけ! 第50話「それほどでも」
顔真っ赤にして頑張って、「よし!」ってなっても、その努力に見合う結果が出ないと
途端に空しくなったり「何頑張っちゃってんだろ自分・・・。」ってなるんですよ
要するに・・・顔真っ赤にしてる時点でセンスない、って事なんですよ
正直、学みたいに涼しげに「普通ですけど?」って調子でこなせる方が格好良いと思うし
実際、現実世界でも本当に尊いのは無駄に頑張って何も成せない人間よりも「普通に」こなせる人間じゃないですか
だから、、、ある意味今回の学は美しさを覚える位に格好良かった、って話なんです。
ぶっちゃけ、めぐみ達にセンスがないから余計に学の力量が際立ってるんですが(笑
「足掻く」とか「一生懸命」とか言えば聞こえはいいけど、自分のセンスをきっちり活かしてる人間の方がよほど格好良くて、
「足掻く」事をある種の免罪符にして逃げている人間よりもよっぽど素敵なんですよね
そんな学も、こと勉学になると顔真っ赤にしてそれでも劣ってしまう人間になっちゃう訳ですけど(笑
正直な話、息を吸うように、当たり前のように、センスと経験を活かしてきっちり美味しい料理を作れる学は格好良いと思ったし、
諦めもまた一つの「選択」と捉えて、足掻く事に酔わないで、本来の格好良さがよく出てる料理人の道に来ないかなあ・・・
そして、二人でお店継がないかなあ、、、笑
って思います
それでも、学は今の時点では夢を諦めないでしょうし、でも、どっちに転んでもめぐみの力が関わって来そうでそれはそれで良かったりもするんですけどね
よしんば勉学の道に進んでも、きっとめぐみなら最高の後押ししてくれるでしょうしね。
なんかね、最後のコマの「大したことやってねーよ」的な気の抜けた表情もまたクールで
ある意味めぐみ以上にハイスペックなのでは?って思えるレベルでした今回は
さり気なく、無駄に力入れずともしっかり結果を出せる人間こそ本当の意味で格好良い。
足掻いてるか足掻いてないかなんて、当人のどうでもいい美意識に過ぎませんからね
正直同じ男としてちょっとした憧れを抱くくらい今週の学は格好良かった
出来るならスマートにやれるに越した事はないですよね。
また、まーくんの本懐が稼業ではないからこそ
素直にこういう事を思えるんでしょうね
本当の自分の可能性に気付いてない、っていう。それもまた人間らしい、かな。めぐみんはアプローチがんば!(笑
辱められてるめぐみ・・・イイ!←
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古見さんは、コミュ症です。 コミュ46 お祭りです。
超カワイイ・・・そして、美しい・・・
なんというか・・・横綱相撲のような回でしたね
本作お得意の構成で、演出で、そしてオチで、もうど真ん中に剛速球が投げられた感じ
一切誤魔化しのない、照れもない、出し惜しみもない、奇を衒わない素晴らしさがありました
思えば、水着回の時から「ちゃんと」誤魔化さずに古見さんの水着姿とラブコメちっくなシーンを描いたり
逃げない良さが出てたんですが
今回はもう望んでる展開を一切惜しまずドビュンと投げつけてきた印象だったんで
そういう意味合いでも「凄えよ・・・。」と素直に感じてしまいました
そもそも、相手を褒める。って行為は褒められるよりも大分ハードルが高い行為ですもんね
そりゃ赤面しちゃうし、中々言いだせないのも分かるし、そんな古見さんは可愛過ぎるし、、、って事で
コミュ症ならではのネタやあるあるを出しつつラブコメとしての王道も往く・・・と本作のレベルの高さが存分に出ていた話数でした
途中まではライトなノリでサクサク読ませて、最後にジーンと来るような大きなオチで落とす・・・という
本作らしい構成、演出、顛末を更にブラッシュアップさせたようなコミュ46になっていて
ラブコメ好きとして太鼓判を押さずにはいられない出来栄えに仕上がってましたね。
「古見さんは、コミュ症です。」の本質は素朴で、サンデーらしい派手さはなくともじんわり来る青春模様だと思います
その意味ではサンデーらしさをとことん突き詰めたような作風だとも個人的には思います
古見さんと、只野くんの仲が、色々な過程を通してじんわり深まって行く誠実なラブコメ模様が味わえる漫画
単なるコミュ症あるあるに留まってない、しっかりと軸となるものが存在してるからこそ夢中になって読めるんじゃないですかね
少なくとも俺はそう、、、と思ってたら
来週
表紙&巻頭カラーだそうです(!!)
つ・・・ついにやりましたね!古見さんが表紙ですよ!!サンデーの表紙になっちゃうんですよおおおおお!!!・・・って事で
感想でもアンケート葉書でも言い続けて来て本当に良かったです
この為にアンケトップにしたりしましたからね(笑
掲載順がいつも高い割には、
中々表紙にならなかった本作ですが
単行本が飛躍的に売れたおかげで益々日の目を見そうで楽しみ
兎角、「少年誌でニヤニヤ出来るラブコメ」を探してるんなら、古見さんを読まない手はないです。
次号、待望過ぎる表紙巻頭って事で俺もまた精一杯バズっていくつもりです
今週の古見さんは本当あるあるとラブコメのバランスが絶妙で最高でした
しかし、ちょっと恥ずかしそうに登場する古見さん、
ずっと褒めようと只野くんとの会話を伺っている古見さんも本当に可愛くて素敵です
それほどまでに、誠実に向き合ってるからこそ、、、という内面の良さまで伝わって来るのが
コミカルでありながら冴えているキャラ演出にもなっている。。と、思います
そんなコミュ症だけど、反面生真面目な古見さんが大好きです!
これからも応援応援だ!
いや~しかし、
古見さんの表紙巻頭は本当に嬉しいです
今のサンデーでもトップクラスに楽しみにしてる漫画ですからね
サンデーはめぐみといい、ラブコメに優しいのがとっても素敵ですね(笑
「湯神くんには友達がいない」もまたTHEサンデーって感じの漫画で
最近のサンデーはサンデー自身を取り戻している感覚があります
後はもう1~2本サンデーらしい堅実なスポーツ漫画が入ってくればいいんですけどね。
・・・最近、サンデー作家さんと仲良いし、
KAITO先生移籍しないかな(ボソッ)