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クロスマネジのKAITO先生新連載! バディストライク 第1話「噂の死神」 感想

2015-11-16 | バディストライク
                                   
KAITO先生お帰りなさい・・・!コンビニで表紙眺めてたら泣きそうになった(笑









はっきり言って、日曜の夜からソワソワして眠れなくて、緊張のあまり吐きそうになって、
もう眠るのを諦めてコンビニまでジャンプ買いに行って、いの一番にKAITOさんの新連載を読みこれを書いてる訳ですけど・・・
てめえが描いてる訳じゃないのに何なんだその無様な姿は(笑)って思われそうなんですけど、事実なんだから書くしかないですよね
こんな状態になったのは「妹ちょ。」のアニメが放送直前の時以来です
あれ以来の緊張でした
なんとか吐かずに済んで良かったです(笑 裏を返せばそれくらい(俺にとっては)大きな存在って事なんですが・・・。
いや、というよりかは戦場でのデビューという事で必要以上に構えてた気持ちのがデカいかな。

気が付けば、WJは「i・ショウジョ」って漫画が終わって以来買ってませんでした
立ち読みすらしてなかったので事実上の卒業状態だった訳ですが
恐らくKAITOさんかミウラタダヒロさんのどちらかが復帰されればきっとまた買って読んじゃうんだろうし応援もしちゃうんだろうな、とは薄々思ってはいました
実は未だに「パジャマな彼女。」も「恋染紅葉」も「クロス・マネジ」もちょくちょく読み返していて“読まなくなる”って事がないんです
それくらい思い入れが強い、って事でもあるんですけど、やっぱり買っちゃったし応援したくなっちゃいましたね
まあぶっちゃけて言えば卒業するとか卒業しないとかは本当はどうでもよくて
大好きな作家さんが書いてりゃ買う、程度でもいいんじゃないかと
河下水希が去った時に一度買わなくなりましたけど、
別に雑誌自体を嫌いになった訳じゃないし、
大人だから「〇〇が載ってるから買う」とかいう買い方をしても全然OKなワケ
そして自分みたいに「KAITOさんが載ってるから買う。」って人間も確かにいる、という話ですね
ちなみにその間の新連載はオールスルーに近い状態ですがちょっと調べれば何となくの立ち位置は分かります

分かった上で、敢えてこの言葉を書くとやはり厳しいと言わざるをえない(笑)。
目次を見てみると、メディアミックスが展開中or決まっている、今現在プッシュ(してるであろう)中の作品群、
かといって下位の連載陣も固定ファン多数で簡単に切り崩せるようなもんじゃない
辛うじて勝負になりそうなのが「ものの歩」と「左門くんはサモナー」くらいですけど
「ものの歩」は好調っぽいからやや厳しい、「左門くんはサモナー」でも勝てるのかなあ?っていう・・・
そもそも先週KAITO先生の予告目当てでWJを1年半ぶりに購入してざっと読んでみたところ特に気に入ったのが左門くんだったので胸中複雑だし(笑
はっきり言ってクロマネの時よりもずっと厳しい条件下でのスタートと相成った訳ですが、
だからこそ、堅実で懸命な“目に見える応援”が求められるところです
まずアンケは当然毎週出し、そして出来ればファンレターで追撃もしたい
何よりも感想をきちっと書き、ツイートし、新参作品なので強くアピールする事が求められます
俺が一番大好きな野球漫画「ONE OUTS」のセリフを借りるならば、

自分が動かなければ何も変わらない
動けば必ず何かが変わる



です。スタート時点から最悪と言って過言ではないWJの充実っぷりに割って入ろうとするならば、
それを眺めていたいならばファンもそれ相応の“熱意”と“覚悟”が必要なのです
取り合えず俺は感想書いてUPしてツイートもしたならば、
すぐさまアンケとファンレターを出しにゆきます
初回から頑張っちゃいます
それは「バディストライク」が大好きだから・・・!というよりかはKAITO先生そのものが、KAITOさんの描く“美しさ”そのものが大好きだから
KAITOさんならばファンの望む“美しさ”をきっと表現してくれるに決まってる!と信じ切っているからです
本音を言えば、こんな状況のWJなどではなくもっと別の、、、講談社系の青年誌とかで読みたかったんですけど(笑
でもKAITO先生がまたWJで戦いたいと思って再び戦場に出て行くならば、それを選んだならば
ファンとして応援するしかないんですよ 何故なら「ただ単純にKAITOさんの漫画が見たいから。」です
正直「クロス・マネジ」はあれはあれで完成された作品だったと思うし短期でもいちファンとして満足の行く決着でしたから
あれはあれである意味プチ円満終了遂げれたよ~みたいな感覚が個人的にあって
アニメ化などされなくても全然OKなわけですが、
今作はこの状況だとそこまで行けるかも断定は出来ない
だから、ファンとして応援する、応援したい、それだけです
(作品に)惚れた者の弱みっちゅうか・・・それくらい「クロス・マネジ」は自分の中で大きな、いや、大きすぎる存在であった、それだけの話ですね。






で、先週書いた記事KAITO先生の新連載「バディストライク」に対する期待と不安~クロスマネジから早2年でも書いてたんですけど、
予感は的中し、絵柄も話も随分ジャンプに寄せて来てるな~というか
単純に線がゴツゴツしてますし、繊細な心情を描く、というよりは随分単純明快な話にシフトして来たな、と思いました
ただそれで元来のKAITO色が薄まり完全にジャンプナイズドされたものになってもファンとしては胸中複雑・・・という不安もあったんですが
そこは流石KAITOさん、野球は一人でやるものじゃない~という至極真っ当なテーマ性を引き連れて帰って来てくれました

高校野球観てても思うんですが、完全に「エース頼みのチーム」みたいなチームも多いです
「エースが支えている」「俺がこいつらを連れて行く」と言えば聞こえはいいですが
その分他のメンバーを“見くびっている”とも言えます
事実荒狼は「頑張ってくれている」という評価の一点張りで無意識下に「対等」を求める事を放棄していた
全力で投げたら捕れないので加減が難しく、その所為でコントロールを乱してた節もあったと思うんですよね
チームは“誰か”が頑張って強くなるものではなく、
むしろ“誰も”が頑張って強くなるものなのに、それでは安導の云う通り“キャッチャーなめてる”と言われても仕方がない
それどころか、妥協して探さなかった分野球自体をナメてるとも言える
要するに、「自分がいい球投げれば勝てる!」という考えも、「荒狼が良い球投げてくれるように待つ」という考えも両方間違っていて
もっとお互いが歩み寄るべきだったし、キャッチャーもそれ相応の努力をしなければいけなかった
みんなが凄くなきゃ勝てない、
みんなが頑張らなくちゃ勝てない。

そもそも打線の擁護もなかった事も明らかですしね。
みんなが凄くなって、頑張って、「みんなで勝つ野球」、バディストライクは“それ”を描いてくれそうで正直ワクワクしています
マウンド上の孤独のノーコンピッチャーが独りじゃなくなる話、彼の孤独を“みんなで”奪い去るお話・・・になっていって欲しいなあ、と個人的に願ってます
それだけのポテンシャルは十分に感じられたので、これからも是非奮闘していって欲しいですね
応援します。またも、多少少年誌寄りになりつつも「美しい青春」を描いてくれそうな予感にドキドキしてますね!

例えば、今夏の早稲田実業も清宮くんだけのチームではなく
みんなが打線に火を付けてピッチャーが支えられて好投するチームでした
ワンマンチームで勝ち抜ける程、みんなが誰かに頼って勝ち抜ける程野球は甘くはない。
そんな酸いも甘いも描いてくれそうなKAITOさんの“新しい青春”に期待と希望を込めて・・・。
約2年ぶりの本誌復帰、おめでとうございました&ありがとうございました。健闘をお祈りしております。



健気に荒狼を庇う安導きゅんがカワイイ(笑)



こっからはただのファントークになるんですが
絵柄本当ゴツくなってるね(笑 
でも56ページの表現とか最後のモノローグとかはクロマネっぽくてちょっと安心しました
完全にジャンプナイズドされたら嫌ですもん まあジャンプで戦って行く為には少し寄せたのも正解でしょう
そしてケイゴくんは前作に於ける若本くんみたいなキャラで今作でも夕方の土手のシーンから出会いが始まる~という
「クロス・マネジ」よろしくな部分が多々あったのがマネジファンとしてはニヤニヤしてしまうというか(笑
(主人公の中学が「藤丘西」なのも、もう!もう!って感じ 笑)
ただ、安導のキャラはクロマネの二人よりも強引かつ不敵なキャラでこれはちょっと少年にウケそうですね
死神設定&なぜか荒狼の事を知っているという複線も明かされてないので先も気になりますし、
物語としても強気な事を言いつつ荒狼の為に頑張ってくれてる安導の想いが胸を打つ作りになっています
・・・って書くと俺は大きなお姉さんなのか!?って感じですけど(笑
いやいや、単純に普遍的な友情として、ね。
あ、ちなみにデフォルメ顔で「四球暴投自滅王」ってからかわれた後の荒狼のシリアスな表情には笑いました(笑

ただ、個人的には安導のキャラは正直初回の時点でかなり好きですね
ちょっとドキッとするような発言だったり、何考えてるのかよく分からないミステリアスな部分もいい
それでいてノーコン呼ばわりされる荒狼の事を真っすぐに信じ切っている、彼を素直に応援してくれてる節もあって
その緩急、、、というか、ツンデレとは違いますけど、不敵デレっていうか・・・笑
そういうところがはっきりと好きだなあ、と思いました
インパクトも、そして物語に面白味も加えてくれてるキャラだと思いますし
文字通りまだまだ未熟な荒狼を懸命にリードしていく正に“ナチュラルボーン・キャッチャー”なところも実に面白くていいなあ、と
荒狼の“悔しさ”も存分に描かれてる為感情移入もしやすく個人的には中々のクオリティの初回に仕上がってたかな、と思いました
何よりも、ラスト、安導が荒狼の渾身の一球を完璧に捕球するキメの見開きが超絶格好良かった・・・!
こういういかにも少年誌っぽい“燃え”シーンが描けるならば、荒波の中を十分に戦っていける素養はあるかな、と
二人の互いを信じて、全力でぶつかり合う様が二人の属するチームを変え、甲子園での躍動が見られるならば
最低限の努力はしたいですし、単純にこの二人が甲子園で躍動するところがみたい。
悔しさや悲しみを乗り越えて、努力が報われる瞬間を拝みたい。
誰に何と云われようと、この気持ちは不動です。
だから、動きますよ。
頑張りますよ。
そして、KAITO先生ファン、バディストライクを気に入ってくれた方、前作から好きだった方、或いは安導×荒狼のカップリングに可能性を感じたお姉さま等
是非一緒に戦っていけたら・・・と思っています。

ま、どうなろうが「しばらくKAITO先生の漫画が読める!」ってだけでも嬉しいのが本音ですよ
勿論応援はフルパワーでしていく予定ですけど、まずは前提として「楽しむ」事に焦点を置きたいですね。
めっさ長い感想になってしまいましたけど、ここまで読んでくれた方どうもありがとうございました。





お前を甲子園史上
最強のピッチャーにすることだよ


この言葉に夢見てもいいですか?
むしろ夢見させて下さい。
KAITOさんの本懐が果たされるまで、ファンとして祈り追いかけ続ける所存です。

戦うよ。












あと、前のブログで書いた「クロス・マネジ」最終回の感想はやっぱり凄いと思うんだ
俺の記事云々ではなく、コメント欄のマネジファンの熱量が(笑
だから、時間があったらこっちも見てみて下さいね
俺は絶対にあの作品を忘れないし、
読み続けるし、
素晴らしさを伝え続けるし、
これからも勇気をもらい続けるんだと思います
誰が何て言おうとここ数年のジャンプの中でトップクラスの完成度を誇る(と、思ってる)大切な作品です。それもまた改めて伝えたかったのでした。

今週の巻末コメント:
「皆様の楽しみの一つとなるよう、頑張ります。よろしくお願いします。」
既に楽しみになってますよ・・・!