自分が応援している漫画家さんである荻野純さんの新作読切がジャンプ+に掲載された。
詳しくはツイッターでリツイートさせてもらったので、そこからのリンクを辿ってもらいたい。
で、読んだ内容は、純粋に凄く面白かった・・・!
なんでしょうね、どんどん破滅していく友人とそれを見守る主人公と、
それでも衝突もせず最後まで「友達」で居続ける不思議な関係性、、、が表現されていました
ルームシェアはルームシェアでしかなくて、あくまで他人同士。。という現実が描かれていて、
そういう淡々としつつどこか物悲しいエピソードを描くには「透明人間の骨」を経た荻野さんは適役だったように思う。
ただ、久々に新作読切が発表されて感じたことは、
荻野純さんの絵柄/作風/演出には確固たるオリジナリティ・・・があり、
一応原作付き?というか事実の漫画化という形ではあったんですけど、
正直どこからどこを切っても荻野さんの漫画だ!って印象だったんですよね(笑
これはファンの贔屓目かもしれませんが、
もっと売れて欲しい。。というか、
評価されるべきなのでは?ってちょっと思いました
今、ああいう良い意味でクールで叙情的な漫画描いてる人少ないと思うんで、
そういう意味でも荻野純さんの漫画の良さ、面白さ、個性を知って頂く・・・というアピールにもなる新作なんじゃないかと。
恐らく、
何故ここまで面白い。。と思ったかと言うと、
心情をセリフで語らない手法が自分に合ってるからだと思う。
台詞も、モノローグも使わず、表情一つで登場人物の心境を表現してみせる・・・という気概を感じる
それが粋ですし、確かな読み応え及び荻野純漫画の個性として際立ってるように思いました
無料でサクサク読めるので、是非是非読んで「何か」を感じて欲しいです。
また、
オチが面白いんですよね
余韻っちゅうか、
人によって捉え方が違って来そうな演出になっていて、
その物悲しいテイストが正に自分好みで読んでいて非常に良かったです
荻野純さんのファンが読んでもそうじゃない人が読んでも楽しめる漫画だと思う
なんというか・・・有り体ですが、人生って切ないですよね(しみじみ)。
ところで、
最近荻野純さんのツイッターで「互いのガーディアン」っぽい絵がUPされてるのが気になります
いよいよ本格的に新連載も来るのでしょうか・・・?
新連載の折には、また是非全話感想書きたいです
そろそろ吉報が届きます様に!