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ただの個性。/ルリドラゴン 第3話「ドラゴンなんだって」 感想(週刊少年ジャンプ2022年30号)

2022-06-27 | ルリドラゴン









今週も面白かったです。
今週、最も印象に残ったのは先生の言葉でした。
ルリは確かに角が生えてるし、火も吹くし、❝普通の人間❞とは似て非なるものです
ただ、
「他の人とは違う」
これってそんなに異常な事なのかな?とも思います
だって考えてみて下さい、ツイッターとか見てたらはっきり言って違う人間の集合体じゃないですか笑
価値観も違うし、趣向も違うし、何を好んで何を嫌うかまで正直明確に違いが出てますよね

それを考えると、
ルリに角が生えていること、
そして時々火を吹く事がそれほど問題なのか?という単純な疑問が残る
例えば、めっちゃもやしみたいな体型してて病弱な人に気を遣うのと何ら変わらない
否、
今のは例えがちょっと可哀想か・・・?(苦笑
まあ、言い換えれば、角が生えてる事も火を吹く事もドラゴンである事も「格好良い」し、
勿論、そういう体質を畏怖や悪意だったりに変換してしまう人も居るでしょう
だからルリは学校に行きたくなかった訳で。

でも、
全員に認められるなんて理論上不可能だ
何か一つ行動を起こせばそれに対する好き嫌いは100%発生する
ルリはその点に於いては我々と全く変わらない一つの個性を持った「人間」だと思います。
クラスメイトの反応は正直ある種リアルに感じました
今までそこまで邪険に接して無かった人間に対して、
ドラゴンだったから~と言って急に態度が変わる方が不自然だと思う
ルリは吉岡くんの髪の毛焦がしちゃったけど、逆に言えばそれ以外何も迷惑は掛けてないですからね
なので、クラスメイトが戸惑いつつも受け入れるのも自然な流れだと感じましたし、
まあ勿論それだけじゃ漫画にならないのである程度のトラブルはあると予想しますけどね。
 でも、
ルリの体質も一つの「個性」と割り切ってお互い認め合って、
ルリが自分を誇れる世界になっていけばいいなあ・・・
と純粋に感じた第3話だったのでした。







ところで、
サバサバしてるようでも、
ルリも人の子、、、スラムダンク風に言うと、
「ドラゴンガールも人の子か」って感じですけど(何)
結構、
みんなと同じビビりというか、
角が生えてる自分/炎を吹く自分がどう思われてるか~を気にして
ずっと学校に行けなかったり、そういう部分がまた可愛いなぁ。って思いましたね
その分、
吉岡くんが気軽に気楽に許してくれたのは、
(火炎は全く意図してなかった行動とはいえ)ルリにとっては救われたんじゃないかな。なんて感じたけど、
ルリドラゴンって恋愛的な展開とかあるのかな?なんて事は読んでいて気になりました
ルリが恋とかしちゃったら、
それこそ悶絶する人も続出しそうですけど・・・例えば、管理人とかね!(キリッ

只、
別にラブコメではないし、
その辺はあくまで匂わす程度に終わるのかな?って気もする
言っちゃえばユカとの関係性も何らかの匂わせな気もしますし←←←
そこは❝各々の自由❞という事で、、、、、
一つ言えるのは、
世の中そう悪い人ばっかじゃないし、
良い人ばっかでもないけど(ぉ)
極端ではなく、
みんなグレーゾーンの中を結局生きてる訳ですので。
そういった意味では虚構内リアルはかなりの高レベルで保たれている気もしました
扉絵では翼も生やしてましたが、もしかしてそういう展開もあるんでしょうか
取り敢えずルリの力が誰かの役に立つ展開はあるだろうな、と思います(願望含む)。
そして、
散々駄々こねつつも、
勇気出して学校に行って一先ずはみんなに認められたルリは偉い!!と純粋に感じましたね(笑
ただでさえ思春期真っただ中なのにあんなもんが出て来たらそりゃああなるわな
そんな苦悩するルリもまた「人間らしくて」素敵で可愛らしかった3話目でした。
最後の先生のセリフも気になりますし(来てない子ね)、さり気に玄関に刀が置かれてるのも気になる。。
そういった要素も含め来週以降のルリドラにも期待大!ですね♬














ところで、
こういうカット読切版にもありましたね
読切版の時はもうちょっとエロスを感じさせる作画でしたが←←←
いや、でも、これはこれで悪くないですね。。(ニッコリ)
・・・最後の最後で気持ち悪くて申し訳

あと、
吉岡くんとの会話、
「もう突然火吐くなよ」「マジでごめん」ってのは結構なパワーワードに感じましたね・・・笑
そういう、独特の言語感覚や雰囲気を楽しむのも面白い一作であります。