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誰かの為なら。/「姫ヶ崎櫻子は今日も不憫可愛い」第22話 感想(コミックキューン2022年7月号)

2022-06-21 | コミックキューン










6月号が休みだったので2か月ぶりの感想。
今回はラブコメではなく・・・いや、ある意味ラブなのは間違いないけど(笑
夏樹と榊さんを養っている叔母さんの春香さんのエピソードになっていました
完璧超人、、、というよりは、きっと人が良いというか、誰かの為に頑張れる人なんでしょうね
言ってしまえば、自分らの親だって(大体は)そうじゃないですか
まあ、
どう考えてもめんどくさい事を子の為にこなして来てる訳で・・・
それを返せてるとは全く思わないけど、でも、本来は夏樹達の様に振る舞うのが正解なんでしょう
そういう意味では結構考えさせられる話でもあるというか、母の日とかあったから思い付いたのかな?
ただ、
春香さんは、
実質的な子供達である夏樹と榊さんの❝成長❞を見守るのが人生の楽しみ。と言わんばかりのキャラで、
彼女の無償であり深い愛情を感じさせる爽やかで素敵なエピソードに仕上がってましたね。




!?😋



ただ、
彼女が夏樹の背中を流すシーン、
ここだけは禁忌的なオイニーがしたというか、
高校生の頃って多分中年の時以上にやりたい盛りだと思うから、
無防備に焚き付けられたというか、
まあ、
超役得なシーンに仕上がってましたね!(満面の笑み)
というか、
ここだけ見ればフッツーにラブコメっぽいシーンではあるんですよね
その関係性とシチュエーションが異常なだけで・・・でも、個人的には「アリだな。」と←←←←←
これが俗に言うバブみだったりするのか、あ、バブみって言葉ってもしかして古かったりする?
正直、これが成年漫画だったら間違いなく間違いが起こってるであろうシーンですが、
コミックキューンは一応(?)少年誌の範疇だと思うのでそれは無かったです
でも、そうだな、、、叔母さんって聞いてたから期待感全くない始まりだった割には(オイ)
ラブコメ的に?ドキドキ出来つつ、尚且つ春香さんの大きな愛も感じられて。
官能的なエッセンスと、
ファミリーもののエッセンスが同時に味わえる~という秀逸な話数ではありました
春香さんにしても元々暗かった二人があそこまで前向きに成長してくれた事が嬉しかったんでしょうねぇ
なんか夏樹や榊さんの「孝行しようとする想い」も含めて俺はちゃんと出来てる?などと、
襟を正したくもなる高尚でもあるエピソードでもあったと感じましたね。








春香さんが、
本当にわざと夕食の買い物を忘れたのかどうかが曖昧なのも好かったです
確かにわざとらしい風にも見えたけど、「あらそう・・・?」の表情は本気の反応にも見える
ただ一つ確実に言えるのは、どっちであったとしても良い感じに読める。という事ですね
冒頭に引用させてもらった春香さんの眼がキラキラしている可愛らしいカット、
あのカットは子供らにとったら感慨深いカットでもあって
(自分らの料理を喜んでくれたので)、
そういう意味だと、
読んでて達成感及び 真心の交換も感じられたほっこりする質の良い第22話でした♬

尚、姫ヶ崎櫻子の出番はあんまり無い笑
榊さんが扉絵でも正ヒロインみたいになってるんで、
櫻子も負けるなよ~!!