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その約束が嬉しくて。/ルリドラゴン 第2話「また学校でね」 感想(週刊少年ジャンプ2022年29号)

2022-06-20 | ルリドラゴン










今週も面白かった。。
というか、想像してたよりも丁寧な作劇が光ってる様にも感じました。
初回はシュールな笑いと独自のゆる~い雰囲気等を楽しむ要素が強く見受けられたんですが、
この第2話は、
母親の献身な手ほどき~からの、
先週とはうって変わって修行(努力)ユカとのやりとり(友情)そこからのあの言葉(勝利)と、
雰囲気は全くもってジャンプっぽくないのに何気に❝ジャンプしちゃってる❞要素もあり、
そういう意味では結構完璧に近い印象の第2話だったんじゃないかと思う。
 ちなみに、
敢えて完璧って書かないのはこの先もっと感動するエピソードが待ってそうな予感もするからです
個人的に、まったりコメディやりつつ、
きちんとハートフル路線から逃げずに真っ向からやり切ってくれたのはいちファンとして嬉しかったなあ
先週始まったばかりなのにもう「ファンです。」とか言っちゃうのかよって感じもしますけど笑
ただまあ、初回の感想でも書いた通り自分は先週のジャンプの表紙をコンビニで見て、
ルリってキャラに一目惚れしてしまったので。。
その時点で負けなんですよ。ルリにね。







先週の感想では、
雑談的な要素も入れたかったので文字数の観点から
(あまりに長いとちゃんと読んで貰えるか心配してしまうので)、
数行程度しか触れられなかったんですがルリの母親もめっちゃ良い人ですよね。。
良い人っていうか、良い親か(笑
敢えて、
固有名詞出しますがイメージとしてはよつばのとーちゃんみたいな感じ・・・
一見いい加減にも見えるけど、やってる事を冷静に考えればこれほど子供想いの親も珍しい
娘の為に父親の龍に苦労して会いに行き何かあれば学校にもすぐ駆け付けて(仕事の疲れもあるだろうに)、
娘のこれからの人生を考えて炎が暴発しないように特訓まで付き合って、
極めつけは、
今週のWJから引用させて貰った上記のセリフなんですよね。
 このセリフ、コメディパートの一環の様に初見だと感じたんですが、
2回目に読み返した時に「あ、これ、最後の展開に掛かってるな。」って気付いたんです
「ルリも人間だよ。」
それは、
母親の本心であり、
そして友達のユカもまた本当にそう考えていて、
図らずも第2話の最後でこのセリフの正しさをしっかりと証明する流れにもなっていて。
例え見た目や体質が他の人と違ってても、今までのルリのして来た事が無くなる訳じゃない。
もっと言えば、ルリはルリでしかないし、一つの例にしか過ぎないんですよね
そう想うと我々だって誰一人として同じ姿/思想の人なんて居ないですし。
だからルリの「ただの」個性であって、ルリもまた人間みたいなもんだよ、と。

それを見届けた時の母親のニッコリした表情も好きだし、
きちんと娘の事を言葉でも行動でも後押ししてるその立ち振る舞いが実に素敵でした
なんか作画の感じも子供らとは違って落ち着いた印象ですし、、、
この母親に関しても評価すべきかな~とも感じました。







ヤバいな、
既に結構長くなってしまっている(汗
ここからはルリについて語りたいんですが、
ルリもおおざっぱな性格の様で居て実は結構繊細というか葛藤するタイプなんだな。と思いました
火炎に関して母親ほど執着してなかったのは若さゆえの思慮という気がしましたけど、
若さゆえと書くならば、
また学校に行くか
否、
「学校に戻れるのか?」
彼女の中では悩んでいる部分があったみたいです
どう考えても❝みんな❞と違った亜人になってしまっている~という事実、
そして、暴発の件でまた自分が誰かに迷惑を掛ける可能性がある、、、という懸念
それに、元々目立つのが好きじゃないっぽいから客寄せパンダみたいになる葛藤もあったと思う
でも、
表情から察するに、
やっぱり「他人が許容してくれるかどうか」が一番気になってたんじゃないですかね
だからこそ、
最後のユカの「また学校でね!!」っていう素直な発言はルリを救ったと感じました。
それも、考えてとかじゃなく咄嗟に出たっぽい発言だったので余計に信憑性ありますし、
何よりルリにとっては異物ではなく一人の友達として扱ってくれたのが嬉しかった。
 そうそう、
個人的にこういうテーマでやるなら、
ああいうシーンは本当に見たかったシーンの一つなので・・・
それを第2話で早速、それも伏線も込みで得心が付随した状態でやってくれたので感慨もひとしお
同時に、「ああ、この漫画は信頼出来る。」とその誠実な作劇に安堵した気持ちもありました
母親の願った通りの世界が最後にしっかりと提示されるという完璧な流れ。

あ、
完璧って言っちゃった(笑
でも、そうだな、ユカもめっちゃ良い子なのは確かでしたね
これからも、母親と、おばあちゃんと、この子と、そしてこれから出会うであろう新キャラ達と、
忘れられない瞬間を積み重ねていって欲しいな。と素直に思えたエピソードでした。
この第2話がちゃんと面白かった事で、来週の第3話も純粋に楽しみになりました!
取り敢えず当ブログでは援護射撃を続ける事は確定的であります。













「超カワイイ・・・!!」😻👌💖



最後に、
ここからルリに関してのファントークで締めたいと思います
まず、メロン食ってる時の表情が可愛すぎ笑
それとばあちゃんがシワシワでマジモンのばあちゃんなのもポイント高い
最初から書くと扉絵の火炎吐いてる姿の時点で「ああ、可愛いな。。」ってなったし、
眞藤さんはカラー絵のセンスもあるなぁ~って純粋に感じました
今時アナログ塗りなのも好感度高いですねぇ。

ご飯食べてる時も普通に可愛いし、
更に深く掘り下げると、
なんだろう、結構セリフが意味深というか、
「血」とか「痛いから嫌」とか「出ない」とか「熱い 出そう」とか「スッキリ」とか、
何気に、、、
とっても官能的だな!と思いました←←←←←
まあそれは管理人がただのバカだから良いとして(?)
なんか妙な色気を感じさせるキャラクターなのがまた個人的な好みに合います
不機嫌そうな顔も父親をふと思う純真な顔も、火炎が出そうで火照っている表情も好き
そして、火炎を吐きながら紅潮している冒頭に引用させて頂いたカットも非常に大好きであります
私的には、いつかこのドラゴンの力が暴発等ではなく誰かを助ける力になれば良いと想ってたりしてますね。
それこそドラゴンと言えばドラクエとかでよく見るのは大きな翼があって空を飛んだりするのですけど、
ルリもいつか飛んじゃうのかな・・・?
そういう意味では、
日常コメディっぽいけど続きを追う楽しさもしっかりありそうです
後、スーパーでの「ぼおっ」と火炎ポーズをするルリもまた可愛かったです♬
・・・・・この感想、何回可愛いって言うんだよ!って自分でも思いますが、でも反省はしない(真顔)
やっぱり一番素敵だったのはラストページのルリですけど・・・その前の、
「学校行ってないときに会うと気まずい」ってセリフがまた妙な現実感があって好きでした
ちょっと第2話も無駄に感想が長くなってしまいましたが、なるだけテーマを纏めて、
もっともっと読みやすくしていくつもりなのでこれからもよろしくお願いします
あと、
「ルリドラゴン」を、ルリという主人公をよろしくお願いします!!!!










ところで、
「破壊神マグちゃん」以来、
久々に63円切手を一気に購入してジャンプのアンケートを毎週出す事に決めました。
思えば20年前も「いちご100%」や「プリティフェイス」、かずはじめの漫画等にアンケ出してた訳で、
そう考えると自分ってそんなに(良くも悪くも)変わらねえな・・・とは感じますね。。笑
まあ結局自分ってどこまで行ってもただのファンなんですよね。