先月の14日、
FANTASTIC◇CIRCUSのライブに行ってました。
ちょうど、
一年前の同じ日に野音の転生ライブ観に行ってたので、
そういう意味では転生一周年記念のおめでたい一日でした。
その時は、
「ONE」で泣き、
4月は横浜ベイホールで「beauties」で泣き・・・と結構FtCには泣かされてますね(笑
小学生の頃によく聴いていたFANATIC◇CRISIS、自分にとってはスターの一つでございました
そんなバンドを、
まるで当たり前の様に何度も観に行けてたここ一年はとても幸福でしたし、
本当に「ありがとう。」って言いたいですね。
今後の予定は白紙らしいですが、
個人的には是非新曲なんかも聴きたいなあ・・・って思っています。では、以下。
昭和女子大学 人見記念講堂は去年ぶりに来た。
三軒茶屋だったんですが、思ってた以上に市原から遠くて、
一曲目の「Freedom」が鳴っている最中に来場~という体たらくでした
ただ、
ライブハウスも良いけど、
ホールの伸びやかなサウンドもTHEコンサートって感じで悪くないですね。なんて事を早速想う。
ブリッブリのベースが気持ち良かった「Queen」、
そして、
代表曲「火の鳥」で早速オーディエンスのハートに火を点けていく。
kazuyaのキラキラしたギターソロ、そして、La'cryma ChristiのLEVINのスティック回し等
色々とおかずも多くてこの日もとっても楽しめる出来栄えでしたね。
輪廻転生をテーマとしてる様な歌詞にも陶酔してしまう。
「未来なんて変えてやれ!」と石月さんのシャウトも光った「beauties-beauty eyes-」、
この曲、
小学生の頃特に大好きでよく聴いてたので、
こうしてツアーの定番曲になってるのがとても嬉しかった。し、
声出し解禁の影響でお客さん自ら最後の「fly again」のコーラスを歌えるのも、
まるで自分自身を鼓舞してるかのようでグッと来たりもした。
より妖艶に進化していた「DEFECT LOVER COMPLEX」の迫力も凄かったし、
石月さんの吸い込まれるような「I wanna u.」のボーカリゼイションもまた見事でした。
ああいう男性の狂気的な作中観、、、とても大好きです。。
伸びやかなギターサウンドも心地良く、歌詞も沁みる出来栄えだった「Still Alone」、
そして、
ダークでヘヴィなアレンジに陶酔した「ジェラシー」と、
緩急付いたセットリストで攻めて行く。
「龍宮」では、
「あの日のままの君」という歌詞が、
なんか・・・
色々な意味でクるんですよね
小学生の頃に聴いてたので、あの頃の自分にも重ねて聴いてたりと、結構フリーダムに聴いていました。
SHUNの美しいギターソロもまた聴き惚れるくらいに素晴らしかった。
そして、
昔から大好きな楽曲「Maybe True」。
この曲の「きっと多分大丈夫 いいかげんなイミじゃなく」
「君が想えば 多分 それが❝真実❞。」ってフレーズが大好きなんですよね。
前者は、
聴き手を信頼して放ってる言葉な気がするし、
後者に関しては・・・正直、今の時代にこそ響いて欲しいフレーズな気がしていて。
多分、今の時代のが90年代よりもずっと見たくもないものを見させられる~って事が多い気がするんですよ
特に、SNSとかSNSとかSNSとかSNSとかね!!!!!!!(迫真)。
だから・・・
大人になってからも、
自分が想う事が、(自分にとっては)大事なんだ。
という、ある種の精神安定剤の様な感じでこの曲を度々聴いてて、
そういう意味では自分にとっては音楽がクスリみたいなもんなんだよなあ。としみじみ思います
この日も、SHUNの前のめりなギターやパワーポップ風のサウンドが心地良くて、
改めてこの要所要所で救われてる大切な曲を生で聴ける現実を噛みしめてました。
「絶対」じゃなくて、「メイビー」なのも素敵ですよね。
そして、
個人的にこの日のハイライトだったのが「7 [Seven]」。
この曲でMステに出てたの生で観てましたけど、
それから20年以上経って生で聴ける日が訪れるとは思わなんだ。
横浜の時も良かったけど、
この日は虹色の照明がとても美しくて胸に来て、より、聴き手に勇気を与えるような・・・
上手く言えそうで言えないんだけど、
聴いていて翼を貰えるような素敵な歌と演奏に仕上がってた気がする。
冒頭で、
ホールならではの利点を述べたんですけど、
この曲で「七色の翼~」というフレーズに合わせて七色の照明が綺麗にライトアップされていく
その光景は正に歌詞の世界観を具現化してる様で実直に感動してしまいましたし、
もう一度自分を信じたくなるには十分の演奏に仕上がってました。
ああいうのを❝奇跡❞と呼ぶのかなあ、って感じましたね。
本当に本当に素晴らしい一曲でした。。
ライブも後半戦へ。
「ロックは死なねぇぞ」と言って奏でられた「Rock'n Roll is dead?」、
ポップなメロディも気持ち良かった「MADE IN BLUE」は90年代っぽいギターソロがまた良かった
このツアーでは定番曲だった「Pleasure Garden」は兎角ダンサブルで気持ち良い!!
ここでもLEVIN氏のスティック回しは絶好調で、
官能的な雰囲気漂う中、
酔い痴れるようなビートの波がとっても恍惚的でライブで大好きになった曲の一つでした。
ゴリゴリのロックンロール「scratch69」は疾走感もたっぷり、
ポップなだけではなく、
❝ロックバンド❞FANTASTIC◇CIRCUSのタフな一面もしっかりと魅せていく。
LEVINのドラミングも凄かった「EXIT」、
そして、
兎に角石月さんの「良い歌」が素直に、引き立たせる様に響いていた「THE.NEVER.INNOCENT」
一つ一つの歌詞を噛みしめるように歌っていたその歌唱に感動しつつ、
人生にすべてを懸けるその作中観もステキに聴こえていました。
本編最後は、
ステージ中央で石月努&kazuyaが、
二人で寄り添うように弾き歌い始まった「すべての友のためにきっと明日は来るから。」。
「死んでもいいくらいの今日であるように」と真剣な眼差しで歌う姿はとっても格好良かったし、
それに一年前の野音を彷彿とさせるセットリスト構成なのもちょっと感慨深かったですね。
正直、
懐かしさ目当てで一年前は通ってたんですけど、
新しい発見もあったり今の自分が聴くから感じれる事もあったり、
自分の想像以上に豊かな感情を得ることが出来ていました。
改めて、
ありがとうございました!!!!!
Freedom
Queen
火の鳥
beauties -beauty eyes-
DEFECT LOVER COMPLEX
Still Alone
ジェラシー
龍宮
Maybe true
7 [Seven]
Rock'n Roll is dead?
MADE IN BLUE
Pleasure Garden
scratch69
EXIT
THE.NEVER.INNOCENT
すべての友のためにきっと明日は来るから。
LIFE
ONE-You are the one-
追憶をこえるスピードで
Love Me
Truth
アンコールでは、
SHUNのアコースティックサウンドも気持ち良かった名曲「LIFE」、
そして、
一年前に生で聴いて号泣した名曲「ONE」も披露
ラスサビ前の「どんな時も どんな時も 信じていたい 自分の事」の部分の歌唱が、
とても切実に歌われていてこの日もまたかなりグッと来た一曲になってました
この曲の、
ナーバスな前半の雰囲気も、
包み込むような後半の雰囲気もどっちも大好きだなあ。と改めて。
疾走感溢れる「追憶をこえるスピードで」、
最早、
定番曲としてしっかり楽しめるようになって来た初期の名曲「Love Me」でフィニッシュ・・・と思いきや、
切ない歌詞とメロディが突き刺さって来る「Truth」を演奏してこの日のライブは本当に終了。
最後の最後まで熱量を落とさず本気で掛かって来るFtCのアツさに感動しつつ、
最後まで惜しむようにステージを離れない3人の姿も印象的でした。
幸いな事に、
新曲が複数存在してる事は明言されてますし、
これで終わり~とも公言されてないので、また是非あの5人で立つステージにも期待したいですね。
今回聴けなかったけど「HYSTERIC EARTH」「Crazy for you」なんかも大好きです
なので、いつか生で聴ける日を夢見て・・・(笑
90年代V系育ちの一人、より。
「あの日の自分」よ、今でもあの頃聴いてた音楽を楽しんでいるよ。間違ってないぞ。