連載1周年記念の時のジャンプも添えて。。
前回の記事から7か月も経ってしまった。これね↓
【あなたが切り捨てた芸で】「あかね噺」1~4巻の感想。
本当は、
一周年を迎えたタイミングで
単行本の感想を書き切って各話感想もスタートさせたい~って展望があったんですけど、
結局その頃の忙しさだったり他の記事との兼ね合いで今に至る。という感じ
取り敢えず来月初頭にもう7巻が出てしまうので、
それまでにはある種の区切りが付いているこの6巻までの感想を纏めたいと思っていました。
で、
この6巻までの内容を読んだ素直な感想としては・・・面白いっすね(超笑顔)。
なんでしょう、4巻までもめっちゃ面白いんですけど、物語で言うと序章というか...
ある意味一生に啖呵を切るところが物語としての❝本当の始まり❞だと思うし、
あのシーンこそがあかねにとっての決意表明に当たる
「ここから羽ばたくぞ!」っていう・・・
うん、
4巻掛けて最初の[始まりの始まり]から[本当の始まり]を描いていた~って印象なんですよね。
5巻より。
で、
まず5巻。
冒頭の、「女の意地」をりゑんに叩き付けた開口一番には痺れましたね!!
正直な話、落語としても成立してると思うしカウンターとしても成立してると思うし・・・
是非はともかく、
それまでのあかねの落語の中ではベストな出来だったと想う。
何よりも読んでいてめちゃくちゃスカッとするエピソードでもありました(笑
ただ、
その後、
そんな❝じゃじゃ馬っぷり❞が落語界に知れ渡って、
色々な人から忌み嫌われてしまう・・・という読んでいて辛い展開が続きました。
系統としては、同じ少年誌の職業漫画である「モンキーターン」を彷彿とさせる❝礼儀❞の話でしたけど、
まあちょっとでも変な事したら高座で仕返しされるんじゃ!?みたいな懸念は生むわな
そういう意味では得心も行く展開で上手かったですし、
同じジャンプのマキバオーみたいに
「上手く行かない展開」もしっかりと描くのは誠実な作劇な気がしました。
結構、アンケという観点からするとある種の「勇気」も必要だったと思うんですが、逃げなかったですね。
でも、
バンドとかでもそうですけど、
鉄砲玉は鉄砲玉でそういうのを好む人種も居る、ということ。
思わぬ観点から前途多難の船出となってしまったあかねでしたが、
ここで禄郎だったりうららに拾われたのは今振り返るとかなりデカかったですね
本人らは照れ隠しか何かで素直なリアクションは見せませんでしたけど、
普通ならわざわざ腫れ物を自らカバーしようなんて思わない。
そう考えると本当はめっちゃ良い人達なのかもですね。
本人らは否定しそうだけど笑
6巻より。キ〇プつば?否、もしかして、わざとオマージュとして入れたのかもしれない。
で、
6巻からはお茶汲み編に入る訳ですけど、
まず、
あかねのお茶汲みは素晴らしかった。
うららの学びを活かしつつ、あかねにしか出来ないクオリティの笑いに仕上がっていて、
正直読んでて唸るというか、腑に落ちた。っていう印象がかなり強かったですね
うららは妖艶、
あかねは滑稽。
でも、
それが人それぞれの味っていうものだから。
もっと言えば個人的には朱音版のお茶汲みの方が好みだった。。 し、
他人の学びを取り入れつつ新しい表現に仕立て上げる~という観点からすると、
キャ〇テン翼のオマージュを取り入れつつ新しい解釈で示して見せたこの漫画自体も
本当❝落語❞そのものだよなあ。って読んでてめちゃくちゃ感心しました。
また、
そこに至るまでのあかねの努力も良かったですね。
ガムシャラに試行錯誤して、
他人の意見を受け入れて、
時には❝オンナ❞になろうと背伸びしたりして(笑
でも、
そうやってただただ思考停止するんじゃなくて、
ひたすらに足掻いて答えを掴まんとするあかねの「必死さ」は素敵だと思いました。
ぶっちゃけ、
そういう泥臭い部分は自分も見習った方が良いな。って20歳そこそこの女の子から教えられたので、
人間って本当年齢に意味って少ないんだよなと思いました。。 勿論原作者は居ますが、
漫画ってキャラが勝手に動く~とかよく聞きますもんね。
見事な❝成長❞を魅せて見せた桜咲朱音、
1~4巻までが、
「長い始まりの時間」だとしたら、
この5~6巻は「そこからの成長」を描く巻数だった様に想う。
要するに、ただ啖呵切ってるだけじゃなく、実際に具体的に成長してますよ!!という事ですね。
ジャンボとのデート編もイロイロなイミで面白過ぎたし(笑) 5巻で苦悩の季節を描いた分、
6巻での晴れ渡った空模様みたいな爽快感のある展開が非常に素晴らしかった。
鮮烈な「始まり」から、
充実した「飛躍」の季節へ。
あかねがとってもあかねらしくて読んでいて兎に角気持ち良い6巻まででした。
ラスボスだけど、正直格好良いよね。一生。
さて、
紆余曲折経て「パワーアップ」したあかね。
となると、必然的に腕試しの場が欲しくなる・・・って事で
ここで一枠を懸けて審査会が催される~という展開は
THE少年漫画!!という印象で実にイイですね
まず、
その一枠を争う中にあのひかるが再登場!というのもアツいですし、
入れたら入れたで同門や格上の相手と共演する~っていうのも同じくらいアツい。
何より、鍛えて来た腕前の証明をするという観点ではこれ以上ないくらい相応しい舞台だと思う。
正直、
6巻発売中にこの感想を終わらせられたのは運が良かったですね
だって、次の7巻からは文字通りあかねの「挑戦」が始まるのだから。
その奮闘模様を当ブログはこれからも応援したり追い駆ける事を誓います!!
・・・今度は、
もっとタイム感を大事にしてね(笑
あかねは素直で負けん気が強くて見ていて気持ちの良い主人公なので本当大好きですよ。
そういう訳で、7巻以降の感想も必ず書くので是非よろしくお願いします。
オマケ。実は今のツイッターのアイコンが「あかね噺」の朱音なのです。
このイラストを描いて貰ったのは年末なんですけど、その後、
年初めの公式賀正イラストであかねの髪が紫色だったのは正直嬉しかった・・・笑
最後に、細かいところ、
扉絵とか見てるとあかねの生足が兎角目立つ。
そういう意味では「あかねは生足・太ももの伝道師なのかもしれない、、、」って思いました←←←
いやいや、
最後に「それ」かよ!って感じですが、
でもあかねは正直オンナとしての魅力も相応にあると思う。し、
ある意味ジャンボは羨ましいな~って思いました(笑
それと、
からしとのデートも見てみたかった
意外と、意外とするんじゃないか?とも想ってたり。
あ、それと、あかねも案外ジャンボの事まんざらでも無さそう?だったのも良かった
恋愛ネタ大好きなんでああいうエピソードはご褒美でしかなかったですね。。
まあでも今のあかねは落語が恋人、落語女子の青春真っ只中ですから。
いつか、色香を覚えたりもするのかな・・・
それはそれで良さそう(?)だけど。
今はね、
今みたいな感じでいいんじゃないかと。うん、そんな感じ!それとDQ風の扉絵も大好きでした。
あまり感想が長すぎると読んで貰えなくなる気がするので、今回はこれで(まあ既に長いんだけど苦笑)。
グングンと成長するあかねの相様にこれからも目が離せません。また近い内に、書く。
前回の記事から7か月も経ってしまった。これね↓
【あなたが切り捨てた芸で】「あかね噺」1~4巻の感想。
本当は、
一周年を迎えたタイミングで
単行本の感想を書き切って各話感想もスタートさせたい~って展望があったんですけど、
結局その頃の忙しさだったり他の記事との兼ね合いで今に至る。という感じ
取り敢えず来月初頭にもう7巻が出てしまうので、
それまでにはある種の区切りが付いているこの6巻までの感想を纏めたいと思っていました。
で、
この6巻までの内容を読んだ素直な感想としては・・・面白いっすね(超笑顔)。
なんでしょう、4巻までもめっちゃ面白いんですけど、物語で言うと序章というか...
ある意味一生に啖呵を切るところが物語としての❝本当の始まり❞だと思うし、
あのシーンこそがあかねにとっての決意表明に当たる
「ここから羽ばたくぞ!」っていう・・・
うん、
4巻掛けて最初の[始まりの始まり]から[本当の始まり]を描いていた~って印象なんですよね。
5巻より。
で、
まず5巻。
冒頭の、「女の意地」をりゑんに叩き付けた開口一番には痺れましたね!!
正直な話、落語としても成立してると思うしカウンターとしても成立してると思うし・・・
是非はともかく、
それまでのあかねの落語の中ではベストな出来だったと想う。
何よりも読んでいてめちゃくちゃスカッとするエピソードでもありました(笑
ただ、
その後、
そんな❝じゃじゃ馬っぷり❞が落語界に知れ渡って、
色々な人から忌み嫌われてしまう・・・という読んでいて辛い展開が続きました。
系統としては、同じ少年誌の職業漫画である「モンキーターン」を彷彿とさせる❝礼儀❞の話でしたけど、
まあちょっとでも変な事したら高座で仕返しされるんじゃ!?みたいな懸念は生むわな
そういう意味では得心も行く展開で上手かったですし、
同じジャンプのマキバオーみたいに
「上手く行かない展開」もしっかりと描くのは誠実な作劇な気がしました。
結構、アンケという観点からするとある種の「勇気」も必要だったと思うんですが、逃げなかったですね。
でも、
バンドとかでもそうですけど、
鉄砲玉は鉄砲玉でそういうのを好む人種も居る、ということ。
思わぬ観点から前途多難の船出となってしまったあかねでしたが、
ここで禄郎だったりうららに拾われたのは今振り返るとかなりデカかったですね
本人らは照れ隠しか何かで素直なリアクションは見せませんでしたけど、
普通ならわざわざ腫れ物を自らカバーしようなんて思わない。
そう考えると本当はめっちゃ良い人達なのかもですね。
本人らは否定しそうだけど笑
6巻より。キ〇プつば?否、もしかして、わざとオマージュとして入れたのかもしれない。
で、
6巻からはお茶汲み編に入る訳ですけど、
まず、
あかねのお茶汲みは素晴らしかった。
うららの学びを活かしつつ、あかねにしか出来ないクオリティの笑いに仕上がっていて、
正直読んでて唸るというか、腑に落ちた。っていう印象がかなり強かったですね
うららは妖艶、
あかねは滑稽。
でも、
それが人それぞれの味っていうものだから。
もっと言えば個人的には朱音版のお茶汲みの方が好みだった。。 し、
他人の学びを取り入れつつ新しい表現に仕立て上げる~という観点からすると、
キャ〇テン翼のオマージュを取り入れつつ新しい解釈で示して見せたこの漫画自体も
本当❝落語❞そのものだよなあ。って読んでてめちゃくちゃ感心しました。
また、
そこに至るまでのあかねの努力も良かったですね。
ガムシャラに試行錯誤して、
他人の意見を受け入れて、
時には❝オンナ❞になろうと背伸びしたりして(笑
でも、
そうやってただただ思考停止するんじゃなくて、
ひたすらに足掻いて答えを掴まんとするあかねの「必死さ」は素敵だと思いました。
ぶっちゃけ、
そういう泥臭い部分は自分も見習った方が良いな。って20歳そこそこの女の子から教えられたので、
人間って本当年齢に意味って少ないんだよなと思いました。。 勿論原作者は居ますが、
漫画ってキャラが勝手に動く~とかよく聞きますもんね。
見事な❝成長❞を魅せて見せた桜咲朱音、
1~4巻までが、
「長い始まりの時間」だとしたら、
この5~6巻は「そこからの成長」を描く巻数だった様に想う。
要するに、ただ啖呵切ってるだけじゃなく、実際に具体的に成長してますよ!!という事ですね。
ジャンボとのデート編もイロイロなイミで面白過ぎたし(笑) 5巻で苦悩の季節を描いた分、
6巻での晴れ渡った空模様みたいな爽快感のある展開が非常に素晴らしかった。
鮮烈な「始まり」から、
充実した「飛躍」の季節へ。
あかねがとってもあかねらしくて読んでいて兎に角気持ち良い6巻まででした。
ラスボスだけど、正直格好良いよね。一生。
さて、
紆余曲折経て「パワーアップ」したあかね。
となると、必然的に腕試しの場が欲しくなる・・・って事で
ここで一枠を懸けて審査会が催される~という展開は
THE少年漫画!!という印象で実にイイですね
まず、
その一枠を争う中にあのひかるが再登場!というのもアツいですし、
入れたら入れたで同門や格上の相手と共演する~っていうのも同じくらいアツい。
何より、鍛えて来た腕前の証明をするという観点ではこれ以上ないくらい相応しい舞台だと思う。
正直、
6巻発売中にこの感想を終わらせられたのは運が良かったですね
だって、次の7巻からは文字通りあかねの「挑戦」が始まるのだから。
その奮闘模様を当ブログはこれからも応援したり追い駆ける事を誓います!!
・・・今度は、
もっとタイム感を大事にしてね(笑
あかねは素直で負けん気が強くて見ていて気持ちの良い主人公なので本当大好きですよ。
そういう訳で、7巻以降の感想も必ず書くので是非よろしくお願いします。
オマケ。実は今のツイッターのアイコンが「あかね噺」の朱音なのです。
このイラストを描いて貰ったのは年末なんですけど、その後、
年初めの公式賀正イラストであかねの髪が紫色だったのは正直嬉しかった・・・笑
最後に、細かいところ、
扉絵とか見てるとあかねの生足が兎角目立つ。
そういう意味では「あかねは生足・太ももの伝道師なのかもしれない、、、」って思いました←←←
いやいや、
最後に「それ」かよ!って感じですが、
でもあかねは正直オンナとしての魅力も相応にあると思う。し、
ある意味ジャンボは羨ましいな~って思いました(笑
それと、
からしとのデートも見てみたかった
意外と、意外とするんじゃないか?とも想ってたり。
あ、それと、あかねも案外ジャンボの事まんざらでも無さそう?だったのも良かった
恋愛ネタ大好きなんでああいうエピソードはご褒美でしかなかったですね。。
まあでも今のあかねは落語が恋人、落語女子の青春真っ只中ですから。
いつか、色香を覚えたりもするのかな・・・
それはそれで良さそう(?)だけど。
今はね、
今みたいな感じでいいんじゃないかと。うん、そんな感じ!それとDQ風の扉絵も大好きでした。
あまり感想が長すぎると読んで貰えなくなる気がするので、今回はこれで(まあ既に長いんだけど苦笑)。
グングンと成長するあかねの相様にこれからも目が離せません。また近い内に、書く。