サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

SPARTA LOCALS/fOUL「TWO BEAT」@赤羽ReNY alpha 24.6.16

2024-07-01 | LIVE











2週間前の日曜日、赤羽でスパルタローカルズとfOULの対バンを観ました。











ことの発端は22年の年末、
自分も観に行ったこのライブ↓
SPARTA LOCALS「名なしのワンマン」@新代田LIVE HOUSE FEVER 22.12.27
この時のMCで

> MCで2023年はfOULと対バンしたい~と語ってたので
>是非実現するといいな、と。


と、
前々からメンバーが語っていたんですね
それを自分も覚えていて
このライブのお知らせを見た時に「あ、実現したんだ!」って率直に思いました
んであの時現場にいた身からするとこりゃ目撃せねば!となったんですね
「実現するといいな、と。」とか言っといて
行かないのは口だけ野郎ですからね
その辺はしっかりしてる…
否、
それが無くてもきっと行ってたでしょう。だって楽しいに決まってるし!









 
fOUL


1.fRATERNITY
2.私は求めない…
3.フッサリアーナ
4.氷の山
5.Na・Ka ・Za・Wa
6.Decade
7.裁判所の架空の訓示
8.悲しみを纏う男達の行進
9.wax&wane



初手はゲストに招かれたfOUL。
のっけから名曲「fRATERNITY」を投下。
リズム隊のカクカクのビートに酔い痴れつつ、
「手付かずの宝物だらけでどうしたものだろう」という歌詞も沁みた
張り詰めた間奏、
そしてアウトロに向けて勇ましさを増すドラミング・・・
結構ステージから近い位置で、更に抜群の音響で聴けていた〜という事もあり
(赤羽ReNY alphaは音がビビッドで良い!他のReNY系列のハコにもにも期待が懸かる。)、
その迫力のアンサンブルに早くも骨抜きにされていました
 更に、
ライブでの定番曲「私は求めない…」
谷口さんの独特のポージングも印象的な中、
バッキバキのアンサンブルに管理人もヘドバンで応戦
全体的に乾いたサウンドの気持ち良さに陶酔しつつ、
ここでMC。
 谷口さん「赤羽っていいですよね、響きが・・・」と赤羽の語感を称賛
そこから、聴けば一発で中学生の頃に戻れる名曲「フッサリアーナ」を披露
この曲は中学3年生の頃にめっちゃ聴きまくっていたので、
本当タイムマシンの様な一曲
NHK-FM「ミュージックスクエア」で流れてたんだ。。
fOULはもう結成から30年は経つベテランバンドですけど、
音が無駄に年食ってないというか、すごいみずみずしく感じられるんですよね
緩急を活かしたドラムにも魅せられつつ
歌ってるかの様なベースライン、
そして、
谷口さんの軽快なギターとハミング・・・
最後には祈りも込められた様な歌唱にグッと来ながらの鑑賞!
この曲は活動再開してからの公演で何度も聴いてますけど、未だに新鮮に聴けているので
fOULのスゴみというか"常に進化している強さ"の様なものを感じた一幕でもありました。


ライブは中盤へ。
今度は、高一の春によく聴いていた「氷の山」が投下
この曲は3月のeastern youthとの対バンで初めて生で聴けて感動した一曲
いぶし銀のベースサウンドに唸りつつ
緊張感に満ちたAメロから解放感溢れるサビに移行するそのメリハリも堪らない楽曲だった
情熱的なギターソロも炸裂し、
「象の尿が湧いてるよ」の部分では
個人的な興奮が限界突破!

狂気のアンセム、
オルタナティブ・ロックに心酔しまたも音楽的オルガスムを感じてしまったこの曲
聴きながらぴょんぴょん飛び跳ねて本当に楽しかった記憶しかない
その中で「ありがとう 生きていくよ」とシンプルな言葉の熱唱も心に残りましたね。
 ここで一息MC
このハコはステージの後ろに電光ビジョンがあって
でっかく「fOUL」と表示されていました
それに対して「このロゴロゴしい感じが良いね」
「格好良い!」と感動気味の谷口さん
そこから、
メロコアにも通じる世界観の「Na・Ka ・Za・Wa」
キャッチーでエネルギッシュな演奏に観客も興奮
そしてバンドの疾走感もスゴい一曲でした
谷口さんのシャウトも飛び出す!
ロッカバラード「Decade」で聴かせる流れも作り、
MCでスパルタローカルズの事を
「和製テレビジョン」
「とってもかっこういいイカしたバンド」
と褒め称えていました(ニュアンス)
大地さんは「続ける事に意味があるんだよね。」と深い言葉を語っていました
長年レビュー、ブログやってる身からするとなんか沁みる言葉だった・・・


ライブもクライマックス、
途中、
キチ○イみたいな谷口さんのギターが響き渡った(勿論称賛の意味ね)「裁判所の架空の訓示」
これぞライブハウスで聴くロックバンドの醍醐味・・・!って印象のクレイジーなステージングに大興奮
大爆音で衝撃的な一発をかまし
あでやかなギターソロも光った「悲しみを纏う男達の行進」
そして、
アドリブ?の奇妙な呪文から件の「肺の中は漆黒!!」の決めが炸裂した「wax&wane」で爆アゲしてライブは終了
キレッキレのドラム、サビでの大地さんのコーラスワークも気持ち良く、
最高にロッキンな気分で3ヶ月ぶりのfOULを堪能致しました
谷口さん最後も絶唱してこの日もキレッキレ
オルタナロックのシーンに於いて
一つの伝説であるfOUL
そんなfOULのライブをこんなコンスタントに観れている事自体に深く感謝したいこの日の公演でしたね。
やはり、ロックバンドは良いな。そんな風に思った先攻でございました♫





SPARTA LOCALS

1.ピース
2.夢くれ
3.GET UP!
4.アンダーグラウンド
5.ディストーションブルースボーイ
6.GOD
7.君がねむる丘
8.noRmaL
9.Oh!Good Life,No Good Life!
10.黄金WAVE
11.UFOバンザイ
12.旧TOKYO
13.Leaky drive
14.Jumpin

15.ロックとハニー







スパルタのライブを観るのは解散ライブ以降2回目
約一年半ぶりの事だった
正直な話、
のっけから「ピース」でイカされました
ギラギラしたギターリフに散弾銃の様な緩急バリバリのドラム
間奏の大爆発・・・いきなり人気曲から始めるセンスにも唸りつつ、
それを間近で観てたのも衝撃性高くて良かった
そこから、
グッドメロディが光る「夢くれ」
ニューウェーブの匂いも感じるこの曲、
聴いててコウセイさんの歌声って老けないなぁ。とかそんな事を思ったりもした。


そこから、
音源より更にスピードUPして届けられた「GET UP!」
最早別曲?ってくらいの衝撃でむっちゃ格好良かった
シンプルな格好良さにも感じられたこの曲
ハコの近代的な?雰囲気も相俟って
踊れる踊れる
最高のダンスロックをフロアに叩き付けるスパルタローカルズ
ドラムの「1.2.3.4!」のカウントから始まった「アンダーグラウンド」
凛とした雰囲気も素敵だった印象でこれもまた良かった
 そして、
セルフタイトル好きとしては堪らなかった「ディストーションブルースボーイ」
迫力あるギターリフとサビの哀愁も漂う勢いたっぷりの歌唱が兎角素晴らしい。
人生を生きる上で感じるモヤモヤが表現されているカンジ・・・
決して明るい事を歌っている訳ではないのに、
ブチ上がれてしまうのはロックンロールのマジックにも思えた。

そんなぶっ壊れてるロックンロールを全身に浴びつつ
一息MC。
 コウセイさん
「今日はキンチョーしてます」
「fOULがやって来た!」
と純粋なファンマインドを表現。
ちょっとだけ「フッサリアーナ」のフレーズを弾いたりそんなトコも両方好きな身としては嬉しかった。
 演奏を再開し、
ハンドマイクで歌ったスパルタ流AORとも言うべき「GOD」
「あぁ神様様 彼を救ってくれよ」ってフレーズにどこか切ない気持ちにさせられたりもした。
生演奏が20年ぶり(!)というふらつくベースラインにも魅せられた「君がねむる丘」
そして後半テンポアップしていたバラッド「noRmaL」とじっくりと聴く流れも構築していく。


もっかいMC。
コウセイさんが「(大地さんは)きっと過去の事全部忘れてる笑」と語ると、
フロアで踊りながら観ていたfOULのドラムス大地さんが「覚えてるよー!」とレスポンスする場面も面白かった
そこから、
初対面の時に谷口さんが狂気を孕んだ気さくな笑顔で「やぁ。」と優しく話しかけてくれたこと、
ベース学さんがゴロツキ?にお怒りのところを、
スパルタのメンバーで必死に宥めた話など思い出トークにも花が咲いてました
 その流れで、
福岡時代の曲を… と
「Oh!Good Life,No Good Life!」を威勢よくステージに叩き付ける
アルバム「悲しい耳鳴り」は高校生の頃よく聴いてたので、
懐かしさもありつつ、
今のブチ切れたエネルギーにも感化されつつ。とっても刺激的な一幕でした
前に「レインボープール」生で聴いた時も思ったけど、あのアルバムの曲って生だとより映えるんですよね。
そこから、
バリバリにフロアを踊らせた必殺ナンバー「黄金WAVE」
あの最高のリフに合わせて気持ち良く踊るのが堪らない!
完全にディスコと化した会場
そこから、
更なる絶頂を「UFOバンザイ」で作り上げる
この曲も音源よりも更にスピードアップしててそれだけでも気持ち良かったのだが、
ビジョンの映像はやたら格好良いわキレッキレのニューウェーブっぷりはスゴいわ
その中で感じる狂気のエッセンスもスゴいわ、、、で
スパルタはfOULを敬愛してるバンドですけど、
スパルタも負けないくらいすげぇな。
と感じた一曲でしたね
サビ歌った後の爆発力満点のバンド演奏には完全に骨抜きにされた感
ロックンロールのダイナミクスを存分に感じつつ
ツインギターの重なり、
鮮やかなピンクブルーの照明にも魅了された「旧TOKYO」
またまたハンドマイクで威勢よく歌い切った「Leaky drive」
更に、
みんながキラキラ出来る最高のキラーチューン「Jumpin」で爆アゲして本編は終了
「世界は君のもの」と思い切り歌うスケール感も含んだ一曲で
ちょっとした自己肯定感なんかも芽生える様な、
そんな素敵な曲だと改めて感じた
何より、
ライブハウスを揺らすほどの観客全員でのジャンプ!!
これぞライブハウス独自の狂騒感でもあるよな〜とか思いつつ、
最高にロックなライブは終わりを告げたのでした・・・

が、
アンコールにも応えてくれました!
コウセイさん
「fOULに拍手を!」
「谷口さんに捧げます。」
と言って
fOUL谷口さんも大好きだと言う「ロックとハニー」を演奏して本当にフィニッシュ。
いつもより穏やかで包み込むような雰囲気にも感じたこの曲は
とても多幸感に満ちている様にも思えました
正に、
"男のラブソング"を高らかに鳴らして万感のフィナーレ
今のよりタフに鍛え上げられたスパルタローカルズのビートにK.O.された尊い一夜でした。
解散ライブにも行ったけど、やっぱり未だにスパルタローカルズは大好きなバンドの一つです。
fOULもスパルタもこの先もコンスタントに生でも聴きにいくでしょう!
ありがとうございました!!!!!!!


















そう言えば、
fOULが最近代表作のサブスク解禁してましたね
ここで宣伝するのも変ですけど、
最高に奇天烈かつ
気持ち良いロックバンドなので
機会があれば是非よろしくお願いします。
ちなみにこのブログは完全に一般人の一個人がやってるので、
その辺はご周知を・・・笑
語り部になりたいんですよね。好きなものの。

そして、
このライブ企画に関しては
ファン層自体も被ってると思われるので
スーパーナイスな企画でございました
赤羽ReNY alphaも近年出来たばかりだけあって
近代的な良さのある素晴らしいライブハウスでした
本屋やゲーセンのあるテナントの地下にあるのもテンション上がりましたね笑
ちょっとクラブちっくな内装がまたお洒落で好みなハコ、また是非再訪したいですね!




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