サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

ボクガール 7巻/杉戸アキラ

2015-09-19 | 単行本感想






杉戸アキラ「ボクガール」7巻読了。









まず、藤原さんが可愛すぎですね(笑
まあ、ぶっちゃけ今作は瑞樹目当てで読んでいる方が多いとは思うのでこの切り出し方はアレなんですけども、
それでも個人的に藤原さんが可愛くて仕方ないのです。段々と“イケメン瑞樹”に惚れて行く過程だったり、
これは各話感想でもしつこく書いている事なのですが、
それまで友達としては勿論大切に扱ってくれてたけども、
「恋のお相手」としてはずっとアウトオブ眼中モードだった訳で
そんな藤原さんが徐々に瑞樹を気にしてくれてたりドキドキしてくれてたりする描写が堪らないんですよね、主人公の気持ちに成り切ると。
なんかこう、今までの瑞樹の頑張りがちょっと報われたような気もしていて
その意味でもいちファンとして嬉しいですし、
何より瑞樹に素直に恋心を覗かせてくれる藤原さんがカワイイんですよね(笑
元々女の子らしくっておしとやかで、でも時々はちゃめちゃで、そんな姿もまたいとおしい
つまりは俺が元々藤原さんファンでもあったのもきっと影響はしてるんでしょうが(笑)。
にしても「瑞樹くんとも・・・離れたくないよ」ってセリフだったり
目をキラキラ頬を紅潮させながら「どんな人と・・・見たい?」って超可愛い目配せをしてくれるところとか
本誌で読んでる時も正直悶えるレベルだったんですが(笑 単行本の文脈で読むのもまた面白いですね。

瑞樹に似合う水着を持って来てくれるシーンのカットだったり、
りんご飴をキラキラした表情で持って来てくれるシーンのカットだったり、
藤原さんの笑顔を見ていると素直に元気が出る、明るくなれる節が自分にはあります
それでもって猛に告白すればいいのに、瑞樹の事が心のどこかで引っかかって(多分)、
逆に告白出来なくてホッとしている心情描写もまた恋愛漫画的にニヤニヤ出来て良かったです
で、某ハプニングがあった後のドキドキしている表情も可愛かったですし、
その辺りのドギマギシーンもいちいち良くて(笑
恋愛漫画として素直に面白い土壌が出来あがって来た感覚が個人的にありました。最後の瑞樹との写真を嬉しそうに見つめる乙女なカットも良かったな。
 そんな風に藤原嬢の魅力爆発、
特に先述の「どんな人と・・・見たい?」の話数ではね
実はこのブログにも「藤原さん かわいい」で検索して来てくれた同志がいたくらいなんで(笑
きっと伝わるものあるんじゃないかなあ・・・なんて祈りを込めて思っていますね。


先ほど「恋愛漫画として」とか記述しましたが、
瑞樹は瑞樹で複雑な心境を何度も覗かせていてその意味でもきっちり恋愛漫画してます
藤原さんに対する恋慕を捨て切れない中でも、猛に対する想いもまだまだ彼(彼女)を揺らし続けている
こう書くと有り体なラブコメの主人公よろしく優柔不断に思えるかもしれないですけど
そうやって揺れている様がまずカワイイ、っていう(笑
それもまた女体化主人公だからこそのメリットなんでしょうねえ・・・とか思いつつ
そうやって瑞樹の心情をずっと追いかける、という意味合いでも面白い、楽しい作品になって来たかなー。なんて思います
最後のお話の189ページ、超複雑そうで、だからこそ超可愛い紅潮した表情は個人的に堪らなかったですね
あの表情だけで瑞樹の心境がいかに混迷を極めているかセリフにせずとも分かると思います
彼も(ロキのせいで 笑)色々と受難を抱えてますけど、彼なりに頑張って欲しいですね。

水着でふと無防備に猛に話しかけるシーンがめちゃくちゃ可愛かったり(50ページ)、
そもそも水着に抵抗したり恥じらいを持つシーン全般が可愛かったり、
それでも浴衣を着ちゃう女の子っぷりも可愛かったり、
「彼氏?」って訊かれて恥ずかしがったり、
髪を伸ばした姿がまた一段と女の子っぽさをグッと引き上げていて正直堪らなかったり、
ロキちゃんにいたずらされるエッチなシーンが久しぶりにあったり(笑
先述の超複雑な表情だったり・・・なまこのアレだったり(笑
勿論瑞樹の“可愛さ”を堪能出来るシーン、カットも多々あってその意味でも宜しい仕上がりです
そんな中で藤原さんと猛との間で揺れ動く心境、そして表情が秀逸で面白かった7巻目
また猛の思春期男子っぷりと淡々と一人言い訳合戦してる姿も滑稽でいじらしいので是非拝んであげて欲しいです(笑
兎角まとめると恋愛漫画としての側面が際立って来て従来の良さに加えてそこが特に印象に残った、という話ですね。

特に、藤原さんとの(結果的に)花火デートはドキドキする演出、セリフ、表情、結末がしっかり用意されてるので
「ボクガール」ファンの方、またはちょっと官能的で、でもドキドキする恋愛漫画を求めてる方には是非って感じですね。
本当にどのキャラもいじらしくて、それぞれに複雑な感情を背負っていて・・・
みんな幸せになって欲しいな。とつい願ってしまう漫画です。
本誌の方も益々面白い展開になってるので(笑
特に今週は凄かったので、
興味があればそちらも、ってところですかね。今や愛してる、と言っても過言ではない漫画の一つ、です。


細かい事を話すと、
毎回扉絵が秀逸ですね
60話のちょっとコミカルでエッチな感じだったり
61話の浴衣姿の瑞樹も子供っぽいあいらしさがあって素敵です
64話の「官能」って言葉が似合う艶やかな浴衣の着崩れっぷり、に
67話の両手でパンツを隠してるポーズとぷっくりフェイスも実にイイですね(笑
 後、花火デート付近の話数は結構演出だったり作画、セリフを変えている部分が目立つので
本誌で読んでいる方、尚且つ本誌を捨てずに取って置いている自分のような方は
是非比較して楽しむのもまた面白いんじゃないかな、なんて思います
個人的には前のも前ので全然最高なんですけど、
110ページの「うん ちゃんと聞ける」の表情に関しては単行本の方が好き、というかグッと良くなったと思います
 おまけページではあの不良もどきの顛末が描かれてるので(笑
それもまた。多分あれが本編にも通じてるならきっと再登場するかも分からんですね。
その時はすっかり修行僧モードになってるかも、ですが・・・笑











「ボクガール」は結構こまごまとした部分も面白かったり見てて眼福だったりするので
その意味でも単行本で一気に触れるには楽しい漫画だと改めて思いました。
ちなみに小説版も同時発売、
来週は本誌で巻中カラーとまだまだボクガでたっぷり楽しめそうです。
そんな訳で本誌もチェックしている方は是非各話感想の方も読んで下さればこれ幸いでございます。
最後に、藤原さんと瑞樹、天使過ぎ!





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。