約12時間前、GUYSスペーシーは宇宙礫岩怪獣グロマイトを捕捉し撃破した。だがその中枢器官は地球に落下し、神代山脈で大型生物の反応が確認された。現場に向かおうとしたクルーを止めたのはアライソ整備長だった。補佐官の頼み込みも通じないので、彼とマルは仕方なく「立ち入り禁止」のテープでアライソを封じ今のうちに出動するよう命じる。
グロマイトは活動を開始していた。その様子を見つめるセリザワの上をガンフェニックスが飛んでいった。「マニューバモードだけは使うな」と念を押すアライソ。分離して戦うもののグロマイトには攻撃が通じない。グロマイトの体は石や岩石を圧縮し強靭な鎧となっているのだ。するとグロマイトは玉切れを起こし鉱物を吸収し始める。その時首の部分に赤く脈動する物体が現れる。それこそグロマイトの弱点だった。攻撃を避け首を狙うためリュウはアライソの忠告を無視し、補佐官の許可の下マニューバモードに突入。だが13秒経過したとき突如マニューバモードが停止してしまう。リュウをグロマイトの光弾が襲う。それを救ったのはウルトラマンヒカリだった。
ヒカリは発射された光弾を受け止め回転し、そのまま投げ返す。怒り狂って襲い掛かるグロマイト。そのパワーにヒカリは若干押されてしまう。なんとかグロマイトを投げ飛ばし、ナイトシュートを放とうとした時、グロマイトは自分の周囲に光弾を発射し噴煙に紛れて地中に潜ってしまう。戦いの後、ヒカリは異空間で息も荒く膝をついてしまう。そんな彼の地球名を呼ぶ人物。それは宇宙警備隊隊長ゾフィーだった。「もう十分だ」と光の国への帰還を命じるゾフィーに対しヒカリは「放ってはおけない」と拒む。ゾフィーは「弟たちと同じだな・・・・長くは待てないぞ」そう言って消え去っていった。
アライソは許可を出した補佐官を含めクルー一同に怒っていた。「マニューバモードさえ使えりゃあんな怪獣倒せたんだ」というリュウに対し「得体の知れないものに頼らなきゃ戦えないってのか」とアライソ。「だから墜落ばっかしてたんだろ!」リュウは触れてはならない所に触れてしまったようだ。一触即発状態になるリュウとアライソを引き止めるクルーたち。アライソはふと態度を変えサコミズに「意気の良いの一匹」貸してもらうよう頼む。選ばれたミライはアライソと共に歩いていた。「メテオールが嫌いなんですか」と尋ねるミライ。
「何故メテオールに時間制限があるのか」。リュウにそう問いかけるサコミズ。危険だったら1分と言わずに禁止してしまえば良い。メテオールは確かに危険だが、それで救える命もある。ガンフェニックスにメテオールの搭載を決めたのはアライソだったのだ。その彼の部屋にはジェットビートル、ウルトラホーク、マットアロー、タックファルコン、コンドル、スカイハイヤーと彼の子供のような機体の写真が飾られていた。確かに墜落もしたが、皆生きて帰還してきた。「メテオールだろうと何だろうと生身の人間を乗せるからには目的はひとつ」と語るアライソ。リュウはサコミズからセリザワがメテオール試験機のテストパイロットをしていた。始めは失敗続きだった。20年以上も怪獣は出ていないのにそこまでする理由。それはクルーの命を守るために他ならなかった。しかしガンクルセイダーには採用されなかった。
「ガンフェニックスに搭載が決められたのはガンクルセイダーが犠牲になったから」と皮肉を言うアライソは彼らを救えなかったことを悔やむ。「生きて帰ってこさせるために機体を完璧に整備する」と語る彼が開けたシャッターの向こうには一機の戦闘機が準備されていた。ミライとアライソはそれに乗りニューヨークの総本部へと向かった。リュウとテッペイはガンフェニックスの整備にあたっていた。それは自分の力で戦えると証明するためだった。
翌朝グロマイト出現の報を聞き気合が入るリュウ。マニューバモード無しでグロマイトの光弾を避け続けるリュウ。彼らの整備では機体がマニューバモードに耐えられないのだった。耐Gの限界を超えそうになりながらも飛び続けるリュウ。その時グロマイトは補給を始める、狙い打とうとするリュウだったが、グロマイトは即座に補給を終わらせ光弾を放ってきた。それを食い止めたのは最新鋭の高速追跡戦闘機新たなる翼・ガンブースターだった。それに乗ってきたのはミライとアライソ。リュウの掛け声で3つのガンスピーダーが分離する。ミライたちが乗るガンスピーダーEXは着陸、ジョージたちが乗るガンスピーダー2はガンウインガーと合体。残るはリュウが乗るガンスピーダーとガンブースターの合体のみ。「ガンブースターの機体感覚はガンウインガーほど甘くない!のぼせるな!」とサコミズの注意を受けリュウは合体を試みる。
グロマイトを止めるため、ミライはメビウスに変身する。メビウスが作ったチャンス。しかし風が変わり不安定となる。リュウの鼓動は早くなる。そしてコノミの指示の下、見事合体成功。マニューバモードを展開しスパイラルウォールで光弾を弾き、ガとリングデトネイダーで見事赤い部分を打ち抜く。立ち上がったグロマイトの腹部に、メビウスはライトニングカウンター・ゼロを食らわせ粉砕する。「命・・拾えたな」笑顔でそう呟くアライソ。飛び去るメビウスと3機の翼。その近くの丘の上にはセリザワが変身の構えをして立っていた。
フェニックスネストに戻りコノミとハイタッチを交わすリュウ。そこへアライソがやってきた。ガンフェニックスの半端な整備に怒っているのだった。またもや一触即発状態になった2人を見て「仲直りしたんじゃ・・・」と不思議がるミライ。クルーの制止を振りほどき、相撲の構えをとる2人。それを止めようとしたミライは2人の猫騙しを喰らうのだった・・・・
新たなる翼・ガンブースター初登場。回転しながら敵の攻撃を弾くという能力を有する最新鋭の高速追跡戦闘機。今後の活躍が期待される新鋭機だ。これがガンフェニックスと合体するとガンフェニックストライカーとなるのだった。
それはさておき今回の注目はなんと言っても宇宙警備隊隊長にしてウルトラ六兄弟の長兄であるゾフィーの登場。ヒカリに帰還を促すという至ってシンプルな役回りだったが、登場してくれただけでも嬉しい。ところで何で地球名である「ヒカリ」を知っているのだろう?やはり正体はあの人なのだろうか?
またアライソ整備長を演じたのは生物彗星WoOでゲンさんを演じた綿引勝彦さん。リュウに負けず劣らずの熱血漢な整備長。
そして今回は歴代戦闘機も写真だったが登場した。科学特捜隊、ウルトラ警備隊、MAT、TAC、ZAT、UGMに配備された戦闘機・・・おや?MACのマッキーはどうした?そうか、MACにアライソがいたら辻褄が合わなくなってしまうからか。MACはゲンを残して全滅したはずだからその場にいたらおかしいからだろう。しかしいないのはちょっとさびしい気もする。
グロマイトは活動を開始していた。その様子を見つめるセリザワの上をガンフェニックスが飛んでいった。「マニューバモードだけは使うな」と念を押すアライソ。分離して戦うもののグロマイトには攻撃が通じない。グロマイトの体は石や岩石を圧縮し強靭な鎧となっているのだ。するとグロマイトは玉切れを起こし鉱物を吸収し始める。その時首の部分に赤く脈動する物体が現れる。それこそグロマイトの弱点だった。攻撃を避け首を狙うためリュウはアライソの忠告を無視し、補佐官の許可の下マニューバモードに突入。だが13秒経過したとき突如マニューバモードが停止してしまう。リュウをグロマイトの光弾が襲う。それを救ったのはウルトラマンヒカリだった。
ヒカリは発射された光弾を受け止め回転し、そのまま投げ返す。怒り狂って襲い掛かるグロマイト。そのパワーにヒカリは若干押されてしまう。なんとかグロマイトを投げ飛ばし、ナイトシュートを放とうとした時、グロマイトは自分の周囲に光弾を発射し噴煙に紛れて地中に潜ってしまう。戦いの後、ヒカリは異空間で息も荒く膝をついてしまう。そんな彼の地球名を呼ぶ人物。それは宇宙警備隊隊長ゾフィーだった。「もう十分だ」と光の国への帰還を命じるゾフィーに対しヒカリは「放ってはおけない」と拒む。ゾフィーは「弟たちと同じだな・・・・長くは待てないぞ」そう言って消え去っていった。
アライソは許可を出した補佐官を含めクルー一同に怒っていた。「マニューバモードさえ使えりゃあんな怪獣倒せたんだ」というリュウに対し「得体の知れないものに頼らなきゃ戦えないってのか」とアライソ。「だから墜落ばっかしてたんだろ!」リュウは触れてはならない所に触れてしまったようだ。一触即発状態になるリュウとアライソを引き止めるクルーたち。アライソはふと態度を変えサコミズに「意気の良いの一匹」貸してもらうよう頼む。選ばれたミライはアライソと共に歩いていた。「メテオールが嫌いなんですか」と尋ねるミライ。
「何故メテオールに時間制限があるのか」。リュウにそう問いかけるサコミズ。危険だったら1分と言わずに禁止してしまえば良い。メテオールは確かに危険だが、それで救える命もある。ガンフェニックスにメテオールの搭載を決めたのはアライソだったのだ。その彼の部屋にはジェットビートル、ウルトラホーク、マットアロー、タックファルコン、コンドル、スカイハイヤーと彼の子供のような機体の写真が飾られていた。確かに墜落もしたが、皆生きて帰還してきた。「メテオールだろうと何だろうと生身の人間を乗せるからには目的はひとつ」と語るアライソ。リュウはサコミズからセリザワがメテオール試験機のテストパイロットをしていた。始めは失敗続きだった。20年以上も怪獣は出ていないのにそこまでする理由。それはクルーの命を守るために他ならなかった。しかしガンクルセイダーには採用されなかった。
「ガンフェニックスに搭載が決められたのはガンクルセイダーが犠牲になったから」と皮肉を言うアライソは彼らを救えなかったことを悔やむ。「生きて帰ってこさせるために機体を完璧に整備する」と語る彼が開けたシャッターの向こうには一機の戦闘機が準備されていた。ミライとアライソはそれに乗りニューヨークの総本部へと向かった。リュウとテッペイはガンフェニックスの整備にあたっていた。それは自分の力で戦えると証明するためだった。
翌朝グロマイト出現の報を聞き気合が入るリュウ。マニューバモード無しでグロマイトの光弾を避け続けるリュウ。彼らの整備では機体がマニューバモードに耐えられないのだった。耐Gの限界を超えそうになりながらも飛び続けるリュウ。その時グロマイトは補給を始める、狙い打とうとするリュウだったが、グロマイトは即座に補給を終わらせ光弾を放ってきた。それを食い止めたのは最新鋭の高速追跡戦闘機新たなる翼・ガンブースターだった。それに乗ってきたのはミライとアライソ。リュウの掛け声で3つのガンスピーダーが分離する。ミライたちが乗るガンスピーダーEXは着陸、ジョージたちが乗るガンスピーダー2はガンウインガーと合体。残るはリュウが乗るガンスピーダーとガンブースターの合体のみ。「ガンブースターの機体感覚はガンウインガーほど甘くない!のぼせるな!」とサコミズの注意を受けリュウは合体を試みる。
グロマイトを止めるため、ミライはメビウスに変身する。メビウスが作ったチャンス。しかし風が変わり不安定となる。リュウの鼓動は早くなる。そしてコノミの指示の下、見事合体成功。マニューバモードを展開しスパイラルウォールで光弾を弾き、ガとリングデトネイダーで見事赤い部分を打ち抜く。立ち上がったグロマイトの腹部に、メビウスはライトニングカウンター・ゼロを食らわせ粉砕する。「命・・拾えたな」笑顔でそう呟くアライソ。飛び去るメビウスと3機の翼。その近くの丘の上にはセリザワが変身の構えをして立っていた。
フェニックスネストに戻りコノミとハイタッチを交わすリュウ。そこへアライソがやってきた。ガンフェニックスの半端な整備に怒っているのだった。またもや一触即発状態になった2人を見て「仲直りしたんじゃ・・・」と不思議がるミライ。クルーの制止を振りほどき、相撲の構えをとる2人。それを止めようとしたミライは2人の猫騙しを喰らうのだった・・・・
新たなる翼・ガンブースター初登場。回転しながら敵の攻撃を弾くという能力を有する最新鋭の高速追跡戦闘機。今後の活躍が期待される新鋭機だ。これがガンフェニックスと合体するとガンフェニックストライカーとなるのだった。
それはさておき今回の注目はなんと言っても宇宙警備隊隊長にしてウルトラ六兄弟の長兄であるゾフィーの登場。ヒカリに帰還を促すという至ってシンプルな役回りだったが、登場してくれただけでも嬉しい。ところで何で地球名である「ヒカリ」を知っているのだろう?やはり正体はあの人なのだろうか?
またアライソ整備長を演じたのは生物彗星WoOでゲンさんを演じた綿引勝彦さん。リュウに負けず劣らずの熱血漢な整備長。
そして今回は歴代戦闘機も写真だったが登場した。科学特捜隊、ウルトラ警備隊、MAT、TAC、ZAT、UGMに配備された戦闘機・・・おや?MACのマッキーはどうした?そうか、MACにアライソがいたら辻褄が合わなくなってしまうからか。MACはゲンを残して全滅したはずだからその場にいたらおかしいからだろう。しかしいないのはちょっとさびしい気もする。