ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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光の帰還

2006-11-20 18:39:43 | ウルトラシリーズ
光の国。青き戦士ウルトラマンヒカリの前に並び立つウルトラの母、ウルトラの父、ゾフィー。「傷は癒えましたか?」「はい、ウルトラの母」ヒカリはウルトラの母から授かった命は無駄にしないと誓う。「自ら命を落としてしまえば、かけがえの無い命を救うことも出来ません。そのことを忘れずに」その母の言葉に頷くヒカリ。

傍らにいたゾフィーの「地球に大いなる危機が迫っている」との報告を受け、ヒカリは宇宙警備隊大隊長であるウルトラの父に自分を地球に行かせてくれるように頼み込む。しかし父はそれを承知しない。ヒカリの心が戦士としてはあまりにも繊細すぎるために、地球に待ち受ける数々の試練に彼の心が耐えられるのかを問う父。確かにヒカリはかつて怒りに支配された。だが今は違うと強く答える。「私からもお願いします。彼は宇宙警備隊員に相応しい真のウルトラマンです」とゾフィー。「よかろう。ならばそれを証明してみせよ」と父はヒカリの旅立ちを認める。

父に礼を言い飛び去るヒカリ。「彼1人で大丈夫でしょうか」と心配するウルトラの母に「心配要りません。彼はもう1人ではありませんから」と言うゾフィー。その言葉に頷いた父は「これは彼にとってウルトラマンとしての最初の試練なのかもしれない・・・」と呟くのだった。

地球へと飛ぶヒカリの前に「惑星アーブで待つ」とメビウスからのウルトラサインが現れた。「何故メビウスがアーブに・・・」謎を抱きつつもヒカリはアーブの大地に再び降り立った。ボガールに滅ぼされた大地の砂を掬い上げ、手のひらからこぼすヒカリ。その砂は綺麗に輝いていた。次の瞬間。彼の手元に一筋の光線が放たれた。放たれた方向に振り返るヒカリが見たのはなんと地球にいるはずのメビウスだった。

無言のままヒカリに迫り来るメビウスは何かいつもと雰囲気が違っていた。そしてヒカリにいきなり拳を突きつける。「お前、メビウスではないな!誰だ!?」ヒカリの問いに答えることなく、再びメビウスは攻撃を繰り出す。ヒカリの拳により数歩下がったメビウス。すると今度はハンターナイトツルギの姿と化した。

「見ての通りさ。俺はかつてのお前だ」「メビウスはどこだ!」「地球にいるウルトラマンか?奴をやるのは後だ」「何!?」「まずは貴様に成変わり、地球へ向かう。そして人間どもの前で破壊の限りを尽くすのさ」「ではあのウルトラサインは!」ウルトラサインが偽物であることに気づくヒカリ。ニセツルギは紫に輝くナイトブレードを召喚した。

「鎧を捨てた貴様など敵ではない」と攻め立てるニセツルギは「思い知れ怒りこそ力の根源、復讐こそ生の原動力だ!」言い放つ。それは本当の力ではないと言うヒカリに対し、自分を倒してみろと挑発するニセツルギ。「負けを認め、俺様の僕になるか?」「断る!かけがえの無い命を守る・・・俺はそう決めたんだ!」そのヒカリの言葉を嘲笑したニセツルギはその本当の姿・暗黒星人ババルウ星人としての正体を現した。その様子を光の国から見つめるウルトラの父たち。かつて光の国からウルトラキーを盗んだ張本人が彼らの目の前に映っていた。

ババルウ星人の策略を阻止するために戦いを挑むヒカリだったが、敵の猛攻に圧倒されてしまう。そしてババルウ星人は口から冷凍ガスを放ちヒカリを氷付けにしてしまった。「かつて貴様が魅入られた惑星アーブ。その大地と一緒に死ねるんだ、本望だろ?命が惜しいか?ならば思い出せ、憎きボガールを、あの時抱いた復讐心を。その怒りを力に変えれば貴様はもっと強くなれる。最後の警告だ。ここで死ぬか?それとも俺様の僕になるか?」氷付けのヒカリに問いかけるババルウ星人。しかしヒカリは「俺は・・ウルトラマンだ」と答える。その言葉を聴き去っていくババルウ星人。

その時心の中で「ヒカリ・・・ウルトラマンヒカリ」と氷付けの彼を呼ぶ声がした。その声はアーブの声だった。「あなたはまだ戦えます。思い出すのです、我々と過ごした日々を。あの時の澄んだ心を・・・」その声に澄んだ心を思い出すヒカリ。それに呼応するかのように大地に結晶が蘇り始めた。その結晶群から放たれた暖かな光がヒカリへと集い始める。力を振り絞り氷から脱出したヒカリ。

そして彼のカラータイマーが光り輝き、彼の体に再びあの鎧が纏われた。「バカな!」驚愕するババルウ星人。その鎧から感じる汚れなき力は、かつて感じたものとは全く違う感覚だった。遠く離れた惑星トワールからヒカリに語りかけるウルトラマンキング。アーブの大地がヒカリの心に共鳴し、力を授けてくれたのだという。「それは復讐の鎧ではない、勇者の鎧だ!」そのキングの言葉にかつてアーブから聴いた伝説を思い出すヒカリ。「天空より舞い降りし勇者、アーブの大地とひとつにならん」彼は勇者となれたのだ。「さぁ戦えヒカリよ!」キングの声に強く答えるヒカリはババルウ星人に向き直る。

ババルウ星人の攻撃をものともせず、攻撃を加えるヒカリ。そのパワーと防御力は格段に上昇していた。左手から放たれた光線を避け、ババルウ星人を殴り飛ばすヒカリ。さらに光線を素手で弾き返した。そして「アーブよ!」と右手を天に掲げると力が宿り、腕を十字に組みナイトシュートを放つヒカリ。その攻撃を受け崩れ落ちるババルウ星人。

「ここまでだな、ババルウ星人」「この雪辱必ずはらす!覚悟していろ・・いずれメビウスも貴様も消えてなくなる・・・ハッハッハッ・・」そう言ってババルウ星人は拳を地面に叩きつけ煙を巻き起こし、それに紛れて消え去った。そしてヒカリの前にウルトラの父から「ババルウ星人が地球に向かっている。ただちに地球に急行せよ」とのウルトラサインが現れる。「メビウスと共に戦うのだ、宇宙警備隊員として・・」その言葉に礼を言ったヒカリはアーブの大地の結晶をみつめ、鎧にかけても授けてくれた力を決して無駄にはしないと誓い、飛び去るのだった。

「またこの宇宙に1人、勇者が誕生した。その心は汚れなく澄み渡り、その体は大地のごとく頑強な光の戦士・・ウルトラマンヒカリ」キングはそう思うのだった。

こうして彼は宇宙警備隊員として地球に向かうことになった。しかしこれは終わりではなく、新たな戦いの始まりだった。彼とメビウスの戦いはますます激しさを増すだろう。「そんな俺たちに光を、心に光を照らしてくれ!」ヒカリは地球へと向かっていった・・・・


いやー長い(笑)。本編より長いかもしれない。その理由は台詞を拾いまくったことだろう。というか台詞を拾わないとレビューが完成しない気がしたので拾ったのだが。

さて終幕を迎えたヒカリサーガ。やはりあのメビウスとツルギは偽者だった。レオのときより遥かに強くなっているババルウ星人(それともヒカリが弱いのか?)。今回は口から冷凍ガスまで放った。そういえばアストラも氷の中に閉じ込められていた。ひょっとしてこの能力は元々あったのか?レオのときに使えばよかったのに。

今回は晴れてヒカリが宇宙警備隊員として認められ、さらにアーブの勇者となった。あの氷を粉砕するシーンはネクサスがノアへと変わる時を彷彿させた。しかしあの鎧の名前は伝説どおり「光の鎧」でも良かったんじゃないかなぁとも思う。とりあえず以前のツルギ=ヒカリとは比べ物にならないほど強い。まさかずっとあのままでいるわけでもないと思うが。ナイトシュートは出せたが、ナイトブレードはどうなのだろう?というかナイトブレスの行方は如何に?

そんなこんなでヒカリサーガ3部作はこれにて完結。よい終わりかただとは思った。まさか本当にあのアーブの声が再来するとは思わなかったが(笑)。何度聴いてもどうも馴染めん・・・

ババルウ星人を倒しきれなかったので、今後本編でも登場は確実。未確定だがサブタイトルは「群青の光と影」だとか。詳しい情報が入り次第お伝えします。
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鉄板少女アカネ!第6話

2006-11-20 08:10:42 | テレビ・映画・ドラマ
またしても世界バレーの放送のため時間がずれたこのドラマ。安心してタイマー録画できないではないか。日本が1セットも取られなければよかったのに。


先週の予想通り心太帰還。開始15分そこそこで帰還。しかもいきなりアカネに告白未遂をし始める急展開。

今回は秋の味覚・松茸を使った対決。ところでナレーションの「襲い来る数多の試練を乗り越え~」の部分だが、どう考えても「アカネに襲い掛かる試練」ではなく「アカネが厄介ごとに自ら巻き込まれて、それに伴って発生する試練」気がするのだが。旅先で初めて出会った少女に店の命運たくしていいのか?黙って親父探せばもっとスムーズに進むんじゃないかこの旅。まぁそしたら非常に退屈なドラマになりそうだけど。

松茸のすき焼き対秋の3色餃子。松茸を使っているのはすき焼きの方で、餃子も使ってはいるが一品だけ。「松茸勝負」なら明らかに前者の勝ちなんだが。そういえば今週は特にこれといった特撮的シーンが見受けられなかった。そろそろネタ切れか?

次回は伊勢海老が送られてきたということで何故か横浜中華街。伊勢海老といったら・・・・伊勢?どこだったっけ・・・・とにかくまた来週
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