カードキャプターさくら 第9話「さくらとふしぎなブローチ」

カードキャプターさくら　第9話「さくらとふしぎなブローチ」

　
　「知世、桃矢→さくら→雪兎←小狼」・・・何だこの関係!?

　早くも波乱を巻き起こし始めた小狼。クロウカード集めだけかと思ったら、恋のライバルでした。しかも相手は雪兎さんとか、意外ってレベルじゃねーぞ!そりゃ確かに綺麗な顔立ちしてますけども。これ、雪兎さんが実は女でした!とか、小狼が性別勘違いしてました!とかじゃなくて、本気と書いてマジなんですかね?母親に雰囲気が似ているとか、そんな感じかなぁとは予想しつつも、こっちの恋の行方は、ある意味さくらと雪兎さんがどうなるかよりも気になります。
　そこにさくらを元気づけ、一緒にいたいと願う知世と、「さくらをいじめていいのは俺だけ」とシスコンっぷりが発揮されつつある桃矢が加わると・・・恋愛関係が複雑なアニメだなぁ（笑。

　小狼は日本の学校には不慣れなようで、クラスメイトの山崎くんから「日直というのは歌って踊るもの」と説明されると素直に信じていました。さくらに対する態度は厳しいものがありますが、素直に信じ込んでしまうあたり、悪い子ではないんだと感じます。結局あの後歌ったんだろうか・・・ところで山崎くん、女の子の顔の前に掃除用具突きつけるのはさすがにどうかと思うんだ。

　前回に引き続き、さくらの友人である利佳が登場。お嬢様の雰囲気漂う知世とはまた違った大人っぽさが感じられました。「剣」のカードに操られるというハプニングはあったものの、「幻」のカードで現われた「せんせい」の姿を見たことがきっかけとなり、何とか洗脳は解除されることに。さくらは教室で利佳が先生を見つめていたのを目撃していましたから、てっきりそれを知ったうえで「『幻』のカードで先生を呼び出せば!」と考えたのだと思ってましたが、利佳の「せんせい」という呟きに動揺していたことから、その線は無さそうですね。自分の恋には敏感だけれども、他人の恋にはまだまだ気づけないのかもしれません。
　
　今回結構好きだったのは、さくらが利佳を抱えながら封印を執行するシーンと、さくらが冷蔵庫を手を使わずに閉めたシーンです。前者はカッコよかったですし、後者は「怒る人がいないから、ちょっとお行儀悪くしても平気かな?」という子供っぽさを感じました。
　あと毎度思ってましたが、クロウカードを使用するシーンで、デジモンテイマーズのカードスラッシュのシーンを思い出してます（笑。

　ケロちゃんチェックに声優さんの凄さを感じたところで、次回は花の運動会。