ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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D-3 ver.15th(本宮大輔カラー)

2016-06-18 20:19:33 | デジモンシリーズ
 DIGIMON DETECT DISCOVER

 D-3ver.15thの大輔カラーを購入しました。

 デジヴァイスは太一、ヤマトカラーの両方を買いましたが、さすがに結構なお値段だと気づいたので、今回は賢とパイルドラモンカラーは購入していません。賢カラーは持ってるし。

 
 早速箱裏で色々とネタバレしてくれています(笑。やっぱりアルマジモンの究極体もヴァイクモンなんだなぁ・・・
 今回もブイドラモンがいますが、アルフォースブイドラモンへ進化するようで。
 


 箱の脇にはインペリアルドラモン・パラディンモードとアーマゲモンが描かれています。


 かつてのD-3との違いとして、ワンダースワンとの接続端子が省略されている点が挙げられます。過去のデジモンシリーズとの繋がりをもたせているver15thですが、さすがにここまでは再現しなかったか・・・


 とにかく振って進んで、敵を倒して次のエリアへ、という部分はデジヴァイスと同じですが、D-3では新たに「トレーニング」「サーチ」「デジメンタル」機能が追加されています。
 「トレーニング」機能はパートナーデジモンを強くしたり、属性を変化させる時に使用するコマンドです。属性がワクチン、データの場合はペンデュラムアクション、ウイルスの場合はデジヴァイス同様連打アクションが必要となるので、得意な方を選ぶのが良いでしょう。

 「サーチ」機能はバトルに役立つ「デジメンタル」のカケラを入手することができます。たまに味方デジモンや敵デジモンが出てくることがあるようですが、加えて「特別なアイテム」を手に入れることもあるとのこと。これを使うとブイモンが最終究極体になれるとのことですから、多分オメガブレードが手に入るんじゃないでしょうか。
 にしても、これまで「超究極体」という概念はありましたが「最終究極体」というのもいい響きですね・・・

 「デジメンタル」は入手したデジメンタルを確認可能。各3個までストック可能で、デジメンタルアップした状態でバトルに負けてしまうと、デジメンタルが壊れることもあるようなので要注意です。


 ・・・さて、私はディーターミナルを持ってます。電池を入れればちゃんと起動してくれます。そしてディーターミナルには「デジメンタルをD-3に移動できる」機能が備わっています。
 てなわけで、まだ3歩しか進んでいませんが、ディーターミナルから各デジメンタルを1個ずつ移動し、ひとまず全種揃いました(笑。ありがとう、昔の私。何でか知らないけど、各デジメンタルを10個近く作ってくれていて。

 ステータスとしては、奇跡のデジメンタルのアーマー体が一番優秀でHP13、攻撃力3とかなり高め。フレイドラモンはHP10にAP2と他のアーマー体よりかは強めですが、それでもこのHP13のマグナモンには及ばず。
 一覧からすると運命のデジメンタルは無いっぽいですね・・・まぁあったとしても、ブイドラモンとゴールドブイドラモンの見分けがつくのか、甚だ疑問ですが。





 特典として5枚のイラストシートが入っていました。繋げると一枚の絵が出来上がります。
 中央の、太一と大輔が描かれているイラストにはデジ文字で「みらいへつづく」と書かれています。



 デジメンタルと一緒に一枚。

 そんなわけでこちらのプレイもそのうち進めていきます。さすがにデジヴァイスもクリアしていないのに02の世界に進むわけにはいきませんからね(汗。ピエモンを倒したから、後もう少し・・・だと思います。



余談

 賢カラーとパイルドラモンカラーを買っていない詫び、というわけではないですが、最高にカッコいい進化シーンを見せてくれたこのデジモンをそのうち撮る予定です。



(2018年6月18日追記)
 電池切れのため、D-3関連の質問にはお答えできません。ご了承ください。
コメント (4)

「迷家-マヨイガ-」を見て

2016-06-18 07:29:49 | 2016年アニメ
 2016年春アニメ「迷家-マヨイガ-」を全話視聴しました。

 人生をやり直すべく、地図にも載っていない幻の村「納鳴村」へのツアーに参加した若者たちの物語。村には「ナナキ」という個人のトラウマが具現化した存在がおり、物語中盤から主人公である光宗たちの前に幾度となく立ちはだかってきました。当初は誰しもがそのナナキを恐れていたものの、ナナキもまた自分の心の一部であり、それを無くすことは自分を失ってしまうことだということ、村から出るにはナナキと向き合う必要があることが明かされました。
 ナナキを巡って様々なすったもんだがありましたが、最終的にはトラウマを受け入れて現実に戻る人、現実に耐え切れず村に残る人とに別れることに。全員帰還してハッピーエンド!かと思っていましたが、劇中で語られているように、誰しもが現実と対面できるわけではないでしょうから、これも一つの決着としてはアリだと思います。

 最終回のサブタイトル「ナナキは心の鏡」のとおり、ナナキも大切なその人の一部。その時に負った傷があるからこそ、今の自分がある。ナナキから逃げ、村を出ようとするのは自分を置いていくようなもの。だからこそ、出ようと思っても出られず、もう1人の自分であるナナキは自分に置いていかれないように必死にすがりついてくる・・・と。全話を見返したあとで振り返ると、見た目は恐ろしいナナキも、少し寂しい生き物のように感じられるから不思議です。


 キャラクターに関していうと、まず主人公の光宗は双子の兄・時宗が事故で死亡し、時宗を可愛がっていた母のためにと時宗を演じていたが、それに耐え切れず自分を取り戻すためにツアーに参加。序盤は惚れっぽい性格が描かれていたものの、真咲一筋になってからは彼女を守るために奮闘。当初は頼りない部分やら、簡単に人を信じすぎではとないかという印象がありましたが、真っすぐに人を信じられるというのも彼なりの良さだったのでしょう。最終回で真咲の力になると宣言したあたりはカッコよかったです。
 また、いつも自分を守ってくれていた友人・颯人が、家では家族の言いなりになっており、自分はそのはけ口とされていたことを知っても尚、彼とは対等な関係でいたいと言ったシーンからも、彼の成長が感じられます。

 ヒロインの真咲は、当初は不思議な感じのする女の子というだけで、光宗に好意を抱いていたマイマイがヒロインか?とも思いましたが、最終的にはヒロインに収まっていたと思います。いわれの無い非難を浴びて魔女扱いされ、磔にされたり皆から追い掛け回されたりと散々な目に遭うことに。
 幼い頃から作り上げていた架空の友人・レイジに出会うためにツアーに参加していたことが判明。何かとレイジに助けを求めていた彼女が、いつしかレイジではなく光宗の名前を呼ぶように。当初は光宗のことをあまり気にしていない様子でしたが、徐々に彼に魅かれていく様が良かったですね。

 リーダー級の人物として描かれていたヴァルカナと美影。対立することもありましたが、自分勝手にあれこれ物事を進めようとする美影に対し、口調は荒っぽいけれども実は仲間思いの一面をのぞかせていたヴァルカナには好印象を抱きました。まさか彼も村に残るとは思いませんでしたが。
 こはるんはまさかの黒幕だったけれども、行動の理由を知るとそんなに黒くも無いんじゃないかと思えました。まぁ人のトラウマを利用しようとしたり、人を言いくるめて味方につけたりと末恐ろしい部分もありますが(汗。何だかんだでヴァルカナとはいいところに落ち着きそうな感じがします。

 てっきり真咲の対抗馬になるかと思っていたマイマイとリオンでしたが、いつの間にやらナンコと3人で行動する機会が多く、徐々に生気を失っていく他の面々とは違って、常識人として頼れる面子になっていたかと。リオンが残ったのも意外だったなぁ。リオンとナンコの姉妹感が何か好きでした。

 序盤のうちに姿を消したよっつんは「よっつんの川流れ」という衝撃的なタイトルをつけられてしまいましたが、終盤にてまさかの生存。いち早くナナキと向き合い、現実世界でこはるんの父親に助けられたうえに、一度現実世界に戻ることが出来た光宗を救うというファインプレーも披露。チャラチャラしているだけかと思いきや、彼なりに真剣に悩み、進路を決めたことには好感がもてました。
 思えばよっつんが流れてから「あ、これは毎週誰か死んでいくのかな?」と思いましたが、結果的に誰も死んでないんですよね・・・

 ある意味一番衝撃的なキャラクターだったのが、処刑処刑と連呼するらぶぽんでした。見た目は可愛いのに、母が悪徳坊主に苦しめられていたのが原因で、何かあれば「処刑です!」と叫ぶと危険な子になってしまいました。こはるん共々、シリアスな場面で名前が呼ばれると、ちょっと気が抜けてしまうキャラクターでもあります(苦笑。
 
 その他、当初は悪態をついていたものの結果的には死に別れた娘との対話ができた運転手、いつの間にやらフラグらしきものが立っていた常識人の山内とソイラテ、果たして名前を分けた意味とサブタイトルの意味はあったのかと問いたいユウナ、ユウネ、ユウノの3人と、様々なキャラクターがいました。


 最初から最後まで、ナナキよりも人間関係であれこれ不安になる作品ではありましたが、何だかんだで興味深く見続けることが出来たと思います。ただ、最終回でナナキの謎を知った皆が思いのほかあっさりとトンネルを抜けて現実に帰れたのには拍子抜けしてしまいましたが。それまでの出来事は何だったのかと・・・

 誰しも心に傷を抱えている。自分が辛い時に他人が幸せそうに見えたとしても、決して自分1人が辛いわけではない。誰しも自分の中にナナキがおり、それが今の自分を作り上げている。辛い現実やトラウマから逃げ出したくなる気持ちも分かるけれども、時には向き合うことも大切。ナナキを受け入れて新しい自分になることだってできる。そんなことを感じた作品でした。ありがとうございました!
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