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ひびレビ

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相棒18 第13話「神の声」

2020-01-23 07:57:40 | 相棒シリーズ
相棒18 第13話「神の声」

 村人「(真柴は)困っている人がいれば助けずにはいられない、人格者でした」
 冠城「しかし、誰よりも困っていたはずの橋沼さんを助けようとはしなかったようですね」
 ここの冠城くん、最高に皮肉がきいていて素敵でした。その後「橋沼は犯罪者だから助ける理由が無い」と言われても、サラッと流すあたり対応がこなれているなぁと。

 さて今回はとある村で起こった殺人事件の話。殺人事件の容疑者が来たことでマスコミが騒ぎ立て、自分たちの平穏な暮らしが脅かされる・・・という恐怖に駆られる感情は分からなくもないですが、かといって容疑が確定したわけでもなく、慎ましく木工細工に勤しんでいる人物を一方的に邪魔者扱いし、遂には死に至らしめるというのは何とも恐ろしい話で。
 彼らにしてみれば自分たちの暮らしを守ったつもりなんでしょうけども、殺人事件の容疑をかけられた人間が暮らしていることより、人を殺しておいて「これでよかったんだ」とのたまい、その目撃者の息の根をも止めた後に何食わぬ顔で暮らしている人の方がよっぽど怖いですね・・・
 殺しに限らず、人の家にさも当然の権利のように罵詈雑言を書きなぐる精神もまた怖かったですね。

 一時は犯人扱いされた皆川については・・・まぁ他人に迷惑をかけない範囲であれば、何を考えて行動しようとも自由でしょうし・・・その理由を話しても万人に理解されるものではないかもしれませんが、何も話さなければ誤解が誤解を招くだけですし、橋沼のようになっていた可能性も否定しきれず。かといって、話せば話したで同じ目にあいそうですし・・・今回の犯人たちが捕まった、亡くなったことで、あの村は何か変わるのでしょうか。

 てっきり今回も警察官が犯人かと思いましたが、そうではなくて安心したところで、また次回。次回は南井再び。2週連続で決着がつくかどうか・・・
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