ウルトラマンG 第13話(最終回)「永遠(とわ)なる勇者-伝説2大怪獣登場-(nemesis)」
ウルトラマンGの配信も遂に最終回を迎えることに。「nemesis」を「永遠なる勇者」と訳せるセンスはどこで買えますか?
さて前回に引き続き海底からはコダラー、宇宙からはシラリーというかつてない脅威を前にして、人々は三者三様の反応を見せていました。
滅亡を良しとする人間の演説を見た将軍は「イカれてる」と発言していましたが、対するアーサー隊長の「では誰が正気なんです?」という返しが印象的でした。希望があるかどうかもしれない円盤にすがるアーサー隊長、危険を顧みずに攻撃に打って出ようとする将軍、そして滅亡を受け入れる人。このような状況下において果たして誰が正気なのか…
きっと誰もが自分こそが正気であり、相手が狂っている、おかしいと感じているんでしょうね。正気と正気のぶつかり合いだからこそ、いつまで経っても話が平行線のままなんだろうなと。最後まで将軍は将軍だったな…
そして第三の者も目覚めてますます危機に陥る中、ジャックとグレートが共に戦える機会は残り一度きり。その最後の1回が、よりにもよってコダラーとシラリーの同時襲撃という悪夢極まりない状況でした。てっきり片方ずつ倒すものだとばかり思っていたので…
しかしここで生きてきたのがあの円盤。アレが無かったらグレートはおろかUMAや人類も成すすべが無かったでしょう。結果論ではありますが、最後まで円盤にこだわり続けたUMAは正しかったわけですね。にしても、円盤は誰が作ったのか…古代の人々だとすれば、現代の科学技術を想定したうえでアレを作っていたのでしょうか…
最後はシラリーとの決戦!残りのエネルギーもあと僅か。変身もこれっきり。絶体絶命の状況下で放たれる渾身の連続攻撃が最高にカッコよかったです!あれで消滅しないシラリーの耐久性も恐ろしいですね…あるいは、致命傷を与えるに至っただけで死んでおらず、目覚める前にグレートが宇宙のかなたに運んでくれたのかな。
コダラーとシラリーは消え、第三の者も眠りに着き、ウルトラマンも去った今、訪れたのは新しい世界。これから何があってもウルトラマンが助けてくれることはなく、人類が犯してはいけない領域に踏み込んだとしても、コダラーとシラリーのような滅亡をもたらす、人間に過ちを気づかせる存在は現れず、人類は何も気づかないまま地球と共に滅亡の一途を歩むことになるのかもしれません。
だからこそ、今一度人類は地球で暮らしていくために何をしなければならないのか、どこまで踏み込んで良いのかなどを考える時期を迎えた。それが新しい世界なのかなと。
さてゴーデスを倒してからも地球環境の問題などに直面してきたウルトラマンGの物語はここで幕を閉じることとなりました。思えばグレートって、元々はゴーデスを追って火星に飛来し、その後ジャックと一体化して地球でゴーデス退治をしていたわけですから、コダラーとシラリーと戦う理由って無いどころか、ゴーデス撃破以降地球に留まる理由って無かったのでは…?それでも命がけで戦ってくれたグレートは、まさしく人類にとって永遠なる勇者として語り継がれることでしょう。あるいは、以前の壁画のことも考えると、これ以前からずっと勇者だったのかもしれませんね。
今回初めてウルトラマンGの視聴にあたりましたが、短い話数ながらもジャックと隊員たちの関係性の変化や、バリエーション豊かな怪獣たち、センスの良いセリフ回しなど、毎回楽しませてもらいました。幼い頃に怪獣図鑑で見た怪獣たちが実際にどんな活躍をしていたのか、この目で確かめられて嬉しかったです。
といったところで、ウルトラマンGの視聴は終わったわけですが…この流れで次はパワードの配信とか…無いんですかね…?
ウルトラマンGの配信も遂に最終回を迎えることに。「nemesis」を「永遠なる勇者」と訳せるセンスはどこで買えますか?
さて前回に引き続き海底からはコダラー、宇宙からはシラリーというかつてない脅威を前にして、人々は三者三様の反応を見せていました。
滅亡を良しとする人間の演説を見た将軍は「イカれてる」と発言していましたが、対するアーサー隊長の「では誰が正気なんです?」という返しが印象的でした。希望があるかどうかもしれない円盤にすがるアーサー隊長、危険を顧みずに攻撃に打って出ようとする将軍、そして滅亡を受け入れる人。このような状況下において果たして誰が正気なのか…
きっと誰もが自分こそが正気であり、相手が狂っている、おかしいと感じているんでしょうね。正気と正気のぶつかり合いだからこそ、いつまで経っても話が平行線のままなんだろうなと。最後まで将軍は将軍だったな…
そして第三の者も目覚めてますます危機に陥る中、ジャックとグレートが共に戦える機会は残り一度きり。その最後の1回が、よりにもよってコダラーとシラリーの同時襲撃という悪夢極まりない状況でした。てっきり片方ずつ倒すものだとばかり思っていたので…
しかしここで生きてきたのがあの円盤。アレが無かったらグレートはおろかUMAや人類も成すすべが無かったでしょう。結果論ではありますが、最後まで円盤にこだわり続けたUMAは正しかったわけですね。にしても、円盤は誰が作ったのか…古代の人々だとすれば、現代の科学技術を想定したうえでアレを作っていたのでしょうか…
最後はシラリーとの決戦!残りのエネルギーもあと僅か。変身もこれっきり。絶体絶命の状況下で放たれる渾身の連続攻撃が最高にカッコよかったです!あれで消滅しないシラリーの耐久性も恐ろしいですね…あるいは、致命傷を与えるに至っただけで死んでおらず、目覚める前にグレートが宇宙のかなたに運んでくれたのかな。
コダラーとシラリーは消え、第三の者も眠りに着き、ウルトラマンも去った今、訪れたのは新しい世界。これから何があってもウルトラマンが助けてくれることはなく、人類が犯してはいけない領域に踏み込んだとしても、コダラーとシラリーのような滅亡をもたらす、人間に過ちを気づかせる存在は現れず、人類は何も気づかないまま地球と共に滅亡の一途を歩むことになるのかもしれません。
だからこそ、今一度人類は地球で暮らしていくために何をしなければならないのか、どこまで踏み込んで良いのかなどを考える時期を迎えた。それが新しい世界なのかなと。
さてゴーデスを倒してからも地球環境の問題などに直面してきたウルトラマンGの物語はここで幕を閉じることとなりました。思えばグレートって、元々はゴーデスを追って火星に飛来し、その後ジャックと一体化して地球でゴーデス退治をしていたわけですから、コダラーとシラリーと戦う理由って無いどころか、ゴーデス撃破以降地球に留まる理由って無かったのでは…?それでも命がけで戦ってくれたグレートは、まさしく人類にとって永遠なる勇者として語り継がれることでしょう。あるいは、以前の壁画のことも考えると、これ以前からずっと勇者だったのかもしれませんね。
今回初めてウルトラマンGの視聴にあたりましたが、短い話数ながらもジャックと隊員たちの関係性の変化や、バリエーション豊かな怪獣たち、センスの良いセリフ回しなど、毎回楽しませてもらいました。幼い頃に怪獣図鑑で見た怪獣たちが実際にどんな活躍をしていたのか、この目で確かめられて嬉しかったです。
といったところで、ウルトラマンGの視聴は終わったわけですが…この流れで次はパワードの配信とか…無いんですかね…?