ひびレビ

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ウルトラマン80 第43話「ウルトラの星から飛んで来た女戦士」

2021-01-29 07:47:33 | ウルトラシリーズ
ウルトラマン80 第43話「ウルトラの星から飛んで来た女戦士」

 剣を地面に突き刺して爆発を起こす…剣を頭上で振り回す…剣からビームを出す…ガルタン大王はオーブオリジンだった…?

 さて遂にやって来た第43話は、ウルトラの星の女王ユリアン=星涼子の登場と城野エミの殉職が描かれることに。城野エミとして最後の出演だからか、いつも以上に出番も口数も多かったですね、城野隊員…

 突如飛来した未確認生物群。現場に駆け付けたUGMが見たのは、1機の円盤が複数の円盤に追われている光景。それがウルトラの星の女王ユリアンが、ガルタン大王率いるガラガラ星人に追われていたと判明するのは後の話。ウルトラの星に攻め込んだものの敗北し、王子を失ったガルタン大王は、その復讐として80を殺すべく地球に襲来。ユリアンはそれを伝えるためにやって来たと…あの…わざわざ王女が出向かなくても、この時代既にウルトラサインがあったわけですし…(汗。もしかすると先日の「ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀」のように、王女の他にも護衛のウルトラ戦士が乗っていたのかもしれませんが。
 ウルトラの星では勝てなかったからと地球で単身戦っている80を殺そうと企むあたり、ウルトラの星にいるウルトラマンたちを相手にしては復讐を遂げられないと判断したんでしょうね。
 
 そんな事情があるとは露知らず、UGMは不時着して記憶を無くした彼女に「星涼子」と命名し、様子を見守ることに。命名はオオヤマキャップによるものでしたが、何でそんなサラッと素敵な名前思い浮かぶのこの人…
 甲斐甲斐しく涼子の世話をするエミに涼子も心を開き、ブレスレットを渡すわけですがこれが悲劇の始まりになろうとは…やっぱりブレスレットって、その人物の象徴みたいなものなんだなと、このシーンを見ていて改めて思いました。ほら、帰マン兄さんもエースキラーからブレスレット取られてたし(苦笑。

 勘違いからさらわれ、拷問を受け、そして哀しい末路をたどることになった城野隊員。最後に「猛危ない!」「エミ!」と下の名前で呼ぶあたり、プライベートでも仲が良かったのかな…テツオン回でも2人きりで少年の様子見に行ってたし。
 また、ガルタン大王が巨大化するより先に、猛は80に変身していました。普段であれば宇宙人の巨大化が先なので、こういうウルトラマンが先に巨大化するケースって珍しいように思えます。それだけ猛が怒りに燃えていたということなのかなと。

 城野隊員の愛の行動はUGM隊員とユリアンの胸に深く刻まれることに…
 といった感じで締めくくられましたが、いつかこの日が来ると知っていても、突然の殉職という印象はありますね。まぁレオのMAC全滅、帰マンの坂田兄妹死亡という前例があるにしろ、まさか最終回まであと少しというところ、しかも最近はわりとほのぼのとした話が続いていた後のこの展開は…最終回であんな形で再登場するのであれば、転勤とか出張とか、そういう形にしても良かったんじゃないかと思わなくもなく。作品を作るうえで色々なことはあるんでしょうけども、そこら辺の事情は知ろうとは思わないのでスルーで。

 そういえば次回予告の時点では、城野隊員を抱きかかえる猛とUGMの制服に身を包んだ涼子が映っていましたが、本編にはそういった映像は見当たりませんでした。メビウスのメビウス&レオ同時変身もそうですけど、予告だけのシーンって探せば結構あるのかな…
 そんなこんなで次回は妄想ウルトラセブン!
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