ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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ウチの娘は、彼氏が出来ない!! 第8話

2021-03-04 08:06:09 | テレビ・映画・ドラマ
ウチの娘は、彼氏が出来ない!! 第8話

 だーかーらー!本編映像に提供画面かぶせるなって言ってるでしょ!?しかも演技している最中ですよ!?「提供を被せてもいいシーン」みたいに思われている気がして凄く嫌な気持ちになります。

 それはそれとして、碧と空は、空の実の父親である一ノ瀬風雅に会いに行き、漱石はサリーの幸せを願いつつゴンちゃんの碧に対する気持ちを確かめ、渉先生は光にライバル宣言をするもイマイチ格好がつかない…といった感じの第8話。
 前回まで空の出自を巡ってドタバタしていましたが、今回はちょっと落ち着いた感じで、登場人物たちが互いの関係性を見つめ直す話になっていたように思えます。恋愛関係には無いけども親密だったり、恋愛関係にあるはずなのに遠くに感じてしまったり、初対面なのに仲睦まじかったり、長年連れ添ったのに置いてけぼりを喰らっていたり…といったところ。こんがらがっていた糸の結び目を一つ一つほどきながら、改めて結び直しているかのような、心の整理をしている話だったと感じました。

 渉先生がボーイフレンドであることは認識しつつも、嬉しいことがあったら真っ先に話すのは光。彼氏よりも近い位置にいる友達というのも不思議な感じですが、彼氏だからこそ心配を掛けたくないこともある…のか?この流れだと結局渉先生と光のどっちつかずで迷いまくった結果「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」という感じの締めになるんですかね。

 雰囲気的には嫌いじゃない話の流れですが、「雰囲気は好き」で感想が止まってしまう話でもあったなーと。結局渉先生に挽回の機会はありませんでしたし。あと、ラストの夢は正直雰囲気ぶち壊しだったと思います。しみじみとしていたところでアレは、さすがに夢オチでもちょっと…

 そんなこんなでまた次回。
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相棒19 第18話「選ばれし者」

2021-03-04 07:48:46 | 相棒シリーズ
相棒19 第18話「選ばれし者」

 今回ラストで流れてたBGM好き。

 さて今回は小説「魔銃録」の作者が銃で殺される事件が発生。これ以前にも小説を真似て代議士を襲っていた人物がおり、今回使用された銃と同じ線条痕、人間でいう指紋のようなものが一致していたとのこと。その真相を確かめるべく、右京さんと冠城くんは科学警察研究所へ赴くことに。
 代議士襲撃の際には拳銃が送られてきたこと、犯罪に対する見解を述べた論文があること、あとは先週の次回予告のセリフを思い出しながら、大体の流れは掴めていましたが、犯人だと思っていた人物が途中で命を落としたので、やっぱり私は特命係にはなれそうにもないです(苦笑。

 今回の事件で印象に残ったのは、出雲の説得と犯人の信念の二点。
 出雲に関しては直近で銃撃されたことがあるという経験から、その痛みや辛さを相手に訴え、その手を降ろさせることに成功していました。身元を示すものを一切持っていなかった「魔銃録」の作者の遺体を見て、すぐに作者だと気が付けたのも、銃撃された経験から彼の小説を読んでいたのかもしれません。こうした出雲ならではの活躍があるのは嬉しいですね…え?芹沢も「ピエロ」で撃たれてた?…シ、シーズン10の話だし、9年前だし…(汗。

 あとは犯人の信念ですね。特命係に真相を暴かれ、右京さんに「愚行」と告げられてなお自身の「実験」の非を認めず、右京さんを睨みつけたまま終わるという後味の悪さが残りました。「突発的で理不尽な暴力は誰にとっても無関係じゃない」という部分だけを切り取れば綺麗なことを言っていますが、実験を遂行するためには殺害すらも「ノーペイン、ノーゲイン」だと言ってのける姿勢には狂気すら感じました。
 この後伊丹さんたちに逮捕されることにはなるんでしょうけども、刑務所内ですら何かしらの実験を続けそうな気がしてなりません。「突発的で理不尽な暴力」を受けた犯人自身が、今度は銃を送りつけたり実験のために人を殺したりと、周囲に「突発的で理不尽な暴力」を振りまいているように感じました。

 次回はVRの話再び。これまた前後編なのか、はたまた次週で決着がつくのか。
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