機界戦隊ゼンカイジャー 第5話「握り握られスシ大会！」

機界戦隊ゼンカイジャー　第5話「握り握られスシ大会！」

　さてブルーンにより、介人の両親と思しき人物がイジルデの研究室にいた可能性が判明すると、介人は冷静さを欠き、何とかしてトジテンドに行こうと躍起になっていました。
　それが原因となり、介人とジュラン、そしてベンチは一緒に握られてしまう羽目に…スシトピアの力を宿したスシワルド…もしかしてこれが30分前の世界でマスターロゴスが創ろうとしている世界…？（汗。

　介人は両親のことよりもスシワルド撃破を優先するべきだったと後悔していましたが、ジュランは全部大事で当然だと諭していました。人間とキカイノイドとベンチが一緒になって握られているという、シリアスさの欠片も無い状況ですが、話していることは至ってシリアスなのがまた…（笑。でも「一人でやらずにちゃんと巻き込めよ」というジュランの発言は、酢飯だけでも、ネタだけでも寿司は成り立たないから、一緒にやろうぜ！という、寿司にかけた話だった気がしなくもないですし、「大事なものは全部握る」という言葉も寿司にかけた熱い言葉でしたね。
　また「家族がいなくなることはキカイトピアの庶民には珍しくない」とジュランが言っていましたが、それにも何か理由があるのでしょうか。キカイトピアの庶民はトジテンドの実験材料にされていたり、強制労働させられているのかな…

　一方無事なガオーンたちは「スシワルドだから酢飯とネタで握りたいはず！」という突拍子もない作戦が功を奏して、スシワルドのおびき出しに成功。今回はちゃんと手を合わせているあたり、ガオーンにも仲間意識があるようで何よりです。まぁ介人を救うという状況だから、という理由もありそうですが。

　絶体絶命の状況を救ったのはキュウレンジャー…というかシシレッド＝ラッキーの力でした。最後に風船を割ったのがキツツキだったら、ルパンレンジャーの力も使っていたことになるんでしょう（笑。
　スシワルドとの戦いでは「2人合わせてゼンカイジャーの握り！ヘイお待ち！」「はいおあいそ！」など戦闘でも寿司ネタが使われていて面白かったです。ベンチも有効活用されていましたね（笑。

　巨大戦ではジュランたちが握られてしまい、またも絶体絶命の状況でしたが、リュウソウジャーの力でリュウソウケン召喚！からのケボーン！…ダイレンジャーの力でもダイレンロッドが使われていましたが、リュウソウケンも使えるのか…しかしここで何故リュウソウジャーだったんですかね？…ジュランたちの寿司はまずそう…リュウソウジャーといえばリュウソウジャーソーセージの「おいしいぞ！」…つまり、リュウソウジャーの力はまずい料理に対して特攻を発揮する…？（笑。

　同時攻撃でエンブレムを描く演出もカッコよかったところで、寿司尽くしの回は終わり。並行世界間ゲートを行き来する手立ては次回登場する少年が握っているのでしょうか…

仮面ライダーセイバー 第29話「その時、剣士が動いた。」

仮面ライダーセイバー　第29話「その時、剣士が動いた。」

　マスターロゴスの話や玲花の兄・凌牙の登場シーンの上で「仮面ライダーゲンムズ」の情報が流れるもんだから、どっちに集中すればいいのか分からなくなった第29話。

　さて今回は倫太郎が紆余曲折を経て飛羽真たちと共に戦う決意をし、その前にけじめとして組織内の裏切り者が誰か見極めようとしていました。その過程で玲花がソフィアを監禁し、「人間を創造出来る秘術」が記された本を手にしようと目論んでいることが判明。玲花の目的にも驚きですが、ガトライクフォンが盗み聞きに使えることにも驚きでした（笑。
　しかし「人間を創造できる秘術」を知って、どうするつもりなんですかね。マスターロゴスにより世界が再構成された後に、マスターロゴスに都合の良い人間を創り出すつもりでしょうか。

　そして「組織」を信じる倫太郎と「マスター」に仕える凌牙＝仮面ライダーデュランダルの戦いが繰り広げられることになったものの、「界時抹消」「再界時」の繰り返しで倫太郎の攻撃は全く通じず、一方的に攻め立てられて敗北。こういう時間関係の攻撃だとついつい「ジョジョの奇妙な冒険」を連想しますが、それで例えるとキング・クリムゾン的な「時を飛ばす」能力の持ち主ですかね。ただ、時間を飛ばしている間は物体に干渉できない、といった制約もありそうです。そうした制約が無ければ、一方的に倫太郎を攻撃したり、聖剣やライドブックを回収できたはずですから。でも倫太郎を人質に取れていたのを見ると…時間干渉中は聖剣では攻撃出来ないのかな？
　倫太郎は一方的にやられたものの、エレメントの力で不意打ちされても炎や水、風、土になって攻撃を回避できるエレメンタルプリミティブドラゴンならば対処可能。デュランダルの強さを見せつけつつも、エレメンタルプリミティブドラゴンの格も下げない、良い演出だったと思います。
　デュランダルも三叉槍かと思ったら刀身を逆転させて剣になるのカッコいい…
　
　組織に裏切られたことに絶望する倫太郎に手を差し伸べる飛羽真。「組織が無くても俺たちがいる」ではなくて「倫太郎が信じた組織を俺たちで正そう」と告げるのがチョーイイネ！倫太郎の想いを正しく理解しているのが素敵です。
　聖剣を奪われそうになるものの、ユーリの活躍もあって、今回は撤退に成功！…となるかと思いきや、ここでもデュランダルの時間に干渉する力に阻まれることに。正直ユーリが犠牲になる可能性はあるかなーと思ってましたが、あのタイミングで飛羽真が斬られることになるとは思いませんでした。

　更に今回は絶体絶命な状況下で終わりかと思いきや、エレメンタルドラゴンの力を使った倫太郎が一矢報いて撤退に成功！という流れも熱かったですね。次回予告を見る限り飛羽真も無事なようですし、状況が少し好転したように思えます。しかし敵は煙になって攻撃を逃れるサーベラに、時間に干渉するデュランダルが健在。さてどう攻略するのか、楽しみです。　

　4人の賢神（の設定）が出てきてからまさか1週間で消えるとは思いもしなかったところで、また次回。そういえばソフィアさん、上條さんが消えたことも知らないんでしたっけ…


　さて、仮面ライダー関連の話題ですと冒頭のゲンムズもそうですが、「風都探偵」のアニメ化や「シン・仮面ライダー」の公開なども発表されました。風都探偵は実写では再現が困難なドーパントたちが続々登場していますから、アニメ化という判断は正しいと思います。キャストは…出来るならオリジナルで、一人でも難しければ全員アニメオリジナルのキャストでも良いかなと。
　「シン・仮面ライダー」は見てみたいけれども、何というか、こう、作品を誰が作っているかをあまり気にしてこなかった身としては、「シン○○」シリーズで否応なしに制作者を思い浮かべることになるってのは…うーん…

トロピカル～ジュ！プリキュア 第6話「今はじまる！その名は、トロピカる部！」

トロピカル～ジュ！プリキュア　第6話「今はじまる！その名は、トロピカる部！」

　「毎週日曜の朝はプリキュアで！」かれこれ10年以上日曜の朝はプリキュアです。

　さて、あすか先輩がサラッと「ローラ」「まなつ」呼びになっていた第6話。部室は掃除し、顧問は担任の桜川先生、部長はあすか先輩と…決まったものの、やりたいことを何でもやる！という部で申請しようとしたものの、白鳥百合子生徒会長によりあっさり却下。百合子の前から「ダメだった…」と後ずさるまなつが、そのまま部室に戻るという演出は面白かったですね。
　　
　で、その後一つに絞ろうともしたものの難航。その過程で「あすか先輩は可愛いキャラクターが出てくるゲームが好き」というのも明かされましたが、読書や女王様レッスンは制服でしたが、ゲームをしている時は私服。みのりん先輩が「学校でゲームはダメだと思う」と発言していましたから、ゲーム中は放課後ないし休日だったんでしょうね。良い描写だと思います。
　
　そうこうしているうちに申請期限が近づく中、部室を掃除した際に片付けてしまったペンギンの置物を探して、春夏秋冬の名前を持つ先輩たちとバッタリ。さんごの母親と出会った時もそうですが、今回もまなつは相手の名前を尋ねていました。本当、一人一人との出会いを大事にしている子なんだなぁと感じます。先輩たちも置物の中にある宝物を回収して終わり、ではなくて部活結成に一役買ってくれるのが良いですね。春夏秋冬先輩たちは、まなつたちが喧嘩した時なんかにまた出てきそうな気がします。
　そんな置物を媒介に出現したヤラネーダを相手に、遂に4人揃って変身！まなつはリップ、さんごはチーク、みのりん先輩はアイズ、あすか先輩はヘアーと、それぞれメイクで強調しているポイントが別々でした。ドレスは全員でしたが、仮にここに5人目が来てもドレス部分が全員なのは変わら無い気がする。となると、他にメイクする箇所って…あるんですかね？

　最終的に「今一番大事なことをやる部」という、あやふやな部で申請。しかし「今一番大事なこと」は常に変わるものだから、一つに決められない。百合子にもそうした想いがあるのか、部はとりあえず様子見ということで許可が下りることに。生徒会長もまだまだ出番がありそうなので活躍が楽しみなキャラクターです。


　ジト目あすか先輩や、みのりん先輩のツッコミ、女王っぽく振舞うローラのアップが可愛かったり、メガネを外してもみのりん先輩が可愛かったりしたところで、次回はようやく妖精くるるん登場！…なのですが、正直大砲を用いた合体技が全部かっさらっていく気がしないでも無いです（汗。プリキュアボンバー！とか言いながら敵の弱点を的確につく必殺技でも出すんですかね…？