無敵超人ザンボット3 第6話「父が帰ってきた日」
ザンボット3なら父親帰還回を父親死亡回にしかねないと思ってましたが、とりあえずそんなことにはならなくて一安心だったけれども次回予告でまた不安になった第6話は、勝平の父が漁から帰ってくることに。
そんな父をザンボエースで迎えに行った勝平でしたが、タイミングを見計らったかのようにメカブースト・エレギンが出現。勝平は父と乗組員2名を救助したものの、港に集まった人々の神ファミリーに対する反応を見て乗組員2名は手のひら返し。更に集まった人々は鎌や棒を持って勝平と父に襲い掛かる始末。これまでの石や罵倒を浴びせるという、神ファミリーを遠ざけようとする行動とは違い、神ファミリーに対する怒りや殺意を感じる行動がメカブースト以上に恐ろしいです。
守ろうとしている人々から謂れの無い非難を浴びせられ、命の危険にさらされ。それでも尚、勝平の父は必死に人々と話し合いをもって解決しようとしていました。今の自分に香月らの誤解を解くほどの力はないと知りつつも、それでもいつか分かってくれると信じている…けんかっ早い勝平の父とは思えないほどに冷静な人物ですね。
そんな勝平の父が前だと、さすがの香月も耳を貸していました。単に「助けてくれ」ではなく「縄で縛ったままの私を見殺しにすれば後悔する」「人を見殺しにできるような人間では無い」と、香月の性格を見抜いたうえで説得しているのが効いたのでしょう。こうなる前の香月を、家族を大事に思う香月を知っているからこその発言だったと思います。
香月のように、一人一人と落ち着いて話せる時間や心の余裕があれば良いんでしょうけども、怒り狂った人々と相次ぐメカブーストの襲撃の前にはそんな余裕無いでしょうしね…
メカブースト・エレギンはクラゲのようなメカブーストかと思いきや、エリマキトカゲのような体からクラゲのような触手が生えているメカブーストでした。以前はタコを参考にしていましたから、地球の生物をモチーフにしたメカブーストを作成しているんですかね?
戦闘においては勝平がザンボットの運転、宇宙太が作戦指揮、恵子がメカブーストの調査といった役割分担がなされているように感じました。宇宙太は勝平に「弱点が嘘っぱち」だと非難された際に「なんだと!?」と怒るのではなく、すぐさま恵子に弱点の再調査を、勝平には父の収容を命じるという冷静さを持ち合わせていたのが印象的です。てっきり彼と勝平の仲を取り持つのが恵子だと思っていたので。
どうにかメカブーストを倒しても、人々の誤解は解けぬまま。勝平も香月のしたことが許せず、話しているうちにこれまでの強気な態度から一転、父をいじめられて辛かった気持ちや、ザンボットの運転の大変さなどを吐露。そんな勝平の想いや努力を温かく受け止める父…
戦うほどに誤解され、孤独になっていく中で、ようやく理解者が増えたという安心感に溢れていました。息子の拳を大きな掌で受け止める父という構図を見ていると、勝平には弱音を吐ける相手が必要だったのだと感じます。仮に兄や母に今回の気持ちをぶつけたら、弟や息子に大変な想いをさせてしまっている…と心配させてしまうかもしれないから、敢えて本音をぶつけるのを避けていたのかもしれません。
時に厳しく、時に優しく勝平を諭し、受け止めてくれる父の存在が今後の戦いにどう影響してくるか気になるところで、次回は「さらば!我が友よ」…いやいや、まさか、そんな…7話だよ?これから紆余曲折を経て理解者になっていくんじゃないの…?
ザンボット3なら父親帰還回を父親死亡回にしかねないと思ってましたが、とりあえずそんなことにはならなくて一安心だったけれども次回予告でまた不安になった第6話は、勝平の父が漁から帰ってくることに。
そんな父をザンボエースで迎えに行った勝平でしたが、タイミングを見計らったかのようにメカブースト・エレギンが出現。勝平は父と乗組員2名を救助したものの、港に集まった人々の神ファミリーに対する反応を見て乗組員2名は手のひら返し。更に集まった人々は鎌や棒を持って勝平と父に襲い掛かる始末。これまでの石や罵倒を浴びせるという、神ファミリーを遠ざけようとする行動とは違い、神ファミリーに対する怒りや殺意を感じる行動がメカブースト以上に恐ろしいです。
守ろうとしている人々から謂れの無い非難を浴びせられ、命の危険にさらされ。それでも尚、勝平の父は必死に人々と話し合いをもって解決しようとしていました。今の自分に香月らの誤解を解くほどの力はないと知りつつも、それでもいつか分かってくれると信じている…けんかっ早い勝平の父とは思えないほどに冷静な人物ですね。
そんな勝平の父が前だと、さすがの香月も耳を貸していました。単に「助けてくれ」ではなく「縄で縛ったままの私を見殺しにすれば後悔する」「人を見殺しにできるような人間では無い」と、香月の性格を見抜いたうえで説得しているのが効いたのでしょう。こうなる前の香月を、家族を大事に思う香月を知っているからこその発言だったと思います。
香月のように、一人一人と落ち着いて話せる時間や心の余裕があれば良いんでしょうけども、怒り狂った人々と相次ぐメカブーストの襲撃の前にはそんな余裕無いでしょうしね…
メカブースト・エレギンはクラゲのようなメカブーストかと思いきや、エリマキトカゲのような体からクラゲのような触手が生えているメカブーストでした。以前はタコを参考にしていましたから、地球の生物をモチーフにしたメカブーストを作成しているんですかね?
戦闘においては勝平がザンボットの運転、宇宙太が作戦指揮、恵子がメカブーストの調査といった役割分担がなされているように感じました。宇宙太は勝平に「弱点が嘘っぱち」だと非難された際に「なんだと!?」と怒るのではなく、すぐさま恵子に弱点の再調査を、勝平には父の収容を命じるという冷静さを持ち合わせていたのが印象的です。てっきり彼と勝平の仲を取り持つのが恵子だと思っていたので。
どうにかメカブーストを倒しても、人々の誤解は解けぬまま。勝平も香月のしたことが許せず、話しているうちにこれまでの強気な態度から一転、父をいじめられて辛かった気持ちや、ザンボットの運転の大変さなどを吐露。そんな勝平の想いや努力を温かく受け止める父…
戦うほどに誤解され、孤独になっていく中で、ようやく理解者が増えたという安心感に溢れていました。息子の拳を大きな掌で受け止める父という構図を見ていると、勝平には弱音を吐ける相手が必要だったのだと感じます。仮に兄や母に今回の気持ちをぶつけたら、弟や息子に大変な想いをさせてしまっている…と心配させてしまうかもしれないから、敢えて本音をぶつけるのを避けていたのかもしれません。
時に厳しく、時に優しく勝平を諭し、受け止めてくれる父の存在が今後の戦いにどう影響してくるか気になるところで、次回は「さらば!我が友よ」…いやいや、まさか、そんな…7話だよ?これから紆余曲折を経て理解者になっていくんじゃないの…?