ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ 第15話「超時空の大決戦・後編」
3週に渡った超時空の大決戦も遂にクライマックス!
まずは優木を出して浩たちを正気に戻した勉でしたが、思いもよらない人物が世界を更に破滅へと導くことに。正直彼が状況を悪化させるとは思ってもみませんでした。語られていないだけで、彼も色々と辛かったのでしょう。こうした一見穏やかな日常を過ごしているように見えても、心の中に闇を抱えている可能性もあるからこそ、勉は赤い球の力に頼り続けると世界を滅ぼすと感じたのかもしれません。
キングオブモンスから巨大顎海獣スキューラ、骨翼超獣バジリスが分離して、ガイアは更に窮地に追い込まれる…あ、バジリスって超獣だったんですね…
勉たちがいる校舎も破壊され、頼みの綱でもある赤い球は今にも瓦礫の中に落ちてしまいそうな位置に…という状況で「この世界は滅んだりしない」と、テレビで見た我夢がエスプレンダーを手にしたように、勇気を出して赤い球を手にする勉。
このシーンが、本作冒頭の我夢の状況とシンクロしていたことは今回初めて気がつきました。初見時は…確か修学旅行直前で、慌てて見ていたり、とにかくウルトラマンの活躍に目がいっていたかもなぁ…(汗。今見直すと新しい発見があって面白いですね。
そして現れるウルトラマンティガ&ダイナ!ガイアと並び立つと、超ウルトラ8兄弟の影響もあってか「兄弟」や「先輩・後輩」ではなく「同級生」という感じが強い3人です。
ティガは水中でスキューラを、ダイナは宇宙でバジリスを、そしてガイアは地上でキングオブモンスとそれぞれ対峙するのですが…ティガとガタノゾーアとの最終決戦は海でしたし、ダイナも最後は宇宙に…そしてガイアは大地の巨人といった具合に、それぞれ関連性がある場所で戦っていたんだなーと。
人間もウルトラマンも一人ではない。ティガ、ダイナ、そして今の我夢にはアグル=藤宮の光もある!ということを体現するかのように、最後はV2からスプリーム・ヴァージョンへと変化。本作の公開日が3月6日で、ガイアがテレビ本編で藤宮の光を継いだのも3月6日放送の第26話「決着の日」。放送時間を考えると、V2およびSVの登場を劇場版で先に知った子もいるんでしょうね。
怪獣を倒した後、赤い球の行方は勉に委ねられることに。一度は赤い球を消す決意をしながらも、赤い球とリサが関係していると知り、迷う勉に「もう勉は、自分自身で決められるはずだ」と声をかける我夢。「勉くん」から「勉」呼びになっているあたり、彼を子供ではなく世界の行く末を背負う一人の人間として認めている感じがして良いですね…
平和な日常に戻った勉は「ウルトラマンも好きだけど、お母さんも大好きだよ」と告げていました。お母さんが自分のことを思って、ウルトラマンばかり見ている自分のことを叱ってくれたのを理解している、ということを伝えたかったのでしょう。自分を大事に思ってくれる人に感謝を告げることも大事なんでしょうね。
「この世界は滅んだりしない。絶対に」本作を締めくくる我夢の言葉は今でもとても印象に残っています。
「滅ぼさせやしない」ではなく「滅んだりしない」。世界を滅ぼさせまいとしているのは自分1人ではないと知っている、信じているからこその「滅んだりしない」なんでしょうね。
…といった感じの超時空の大決戦。いやーやっぱり面白いですね!ウルトラシリーズに再び興味を持ち始めた頃に見た作品にまた触れることが出来て嬉しかったです…あれ、そういえば私、この映画の宣伝番組を見たことがあるような…ハネジロー出てきてませんでしたっけ…あれ、じゃあダイナの方…?でも別の局で同じ時間帯に放送されていた作品の年代的にはガイアだよな…?
ともあれ、次回は偽者との戦い。最後には7月に登場するウルトラマントリガーの姿も映っていました。ティガとの関係性や如何に…
3週に渡った超時空の大決戦も遂にクライマックス!
まずは優木を出して浩たちを正気に戻した勉でしたが、思いもよらない人物が世界を更に破滅へと導くことに。正直彼が状況を悪化させるとは思ってもみませんでした。語られていないだけで、彼も色々と辛かったのでしょう。こうした一見穏やかな日常を過ごしているように見えても、心の中に闇を抱えている可能性もあるからこそ、勉は赤い球の力に頼り続けると世界を滅ぼすと感じたのかもしれません。
キングオブモンスから巨大顎海獣スキューラ、骨翼超獣バジリスが分離して、ガイアは更に窮地に追い込まれる…あ、バジリスって超獣だったんですね…
勉たちがいる校舎も破壊され、頼みの綱でもある赤い球は今にも瓦礫の中に落ちてしまいそうな位置に…という状況で「この世界は滅んだりしない」と、テレビで見た我夢がエスプレンダーを手にしたように、勇気を出して赤い球を手にする勉。
このシーンが、本作冒頭の我夢の状況とシンクロしていたことは今回初めて気がつきました。初見時は…確か修学旅行直前で、慌てて見ていたり、とにかくウルトラマンの活躍に目がいっていたかもなぁ…(汗。今見直すと新しい発見があって面白いですね。
そして現れるウルトラマンティガ&ダイナ!ガイアと並び立つと、超ウルトラ8兄弟の影響もあってか「兄弟」や「先輩・後輩」ではなく「同級生」という感じが強い3人です。
ティガは水中でスキューラを、ダイナは宇宙でバジリスを、そしてガイアは地上でキングオブモンスとそれぞれ対峙するのですが…ティガとガタノゾーアとの最終決戦は海でしたし、ダイナも最後は宇宙に…そしてガイアは大地の巨人といった具合に、それぞれ関連性がある場所で戦っていたんだなーと。
人間もウルトラマンも一人ではない。ティガ、ダイナ、そして今の我夢にはアグル=藤宮の光もある!ということを体現するかのように、最後はV2からスプリーム・ヴァージョンへと変化。本作の公開日が3月6日で、ガイアがテレビ本編で藤宮の光を継いだのも3月6日放送の第26話「決着の日」。放送時間を考えると、V2およびSVの登場を劇場版で先に知った子もいるんでしょうね。
怪獣を倒した後、赤い球の行方は勉に委ねられることに。一度は赤い球を消す決意をしながらも、赤い球とリサが関係していると知り、迷う勉に「もう勉は、自分自身で決められるはずだ」と声をかける我夢。「勉くん」から「勉」呼びになっているあたり、彼を子供ではなく世界の行く末を背負う一人の人間として認めている感じがして良いですね…
平和な日常に戻った勉は「ウルトラマンも好きだけど、お母さんも大好きだよ」と告げていました。お母さんが自分のことを思って、ウルトラマンばかり見ている自分のことを叱ってくれたのを理解している、ということを伝えたかったのでしょう。自分を大事に思ってくれる人に感謝を告げることも大事なんでしょうね。
「この世界は滅んだりしない。絶対に」本作を締めくくる我夢の言葉は今でもとても印象に残っています。
「滅ぼさせやしない」ではなく「滅んだりしない」。世界を滅ぼさせまいとしているのは自分1人ではないと知っている、信じているからこその「滅んだりしない」なんでしょうね。
…といった感じの超時空の大決戦。いやーやっぱり面白いですね!ウルトラシリーズに再び興味を持ち始めた頃に見た作品にまた触れることが出来て嬉しかったです…あれ、そういえば私、この映画の宣伝番組を見たことがあるような…ハネジロー出てきてませんでしたっけ…あれ、じゃあダイナの方…?でも別の局で同じ時間帯に放送されていた作品の年代的にはガイアだよな…?
ともあれ、次回は偽者との戦い。最後には7月に登場するウルトラマントリガーの姿も映っていました。ティガとの関係性や如何に…