ひびレビ

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「白い巨塔(1966年版)」を見て

2021-04-14 07:51:17 | テレビ・映画・ドラマ
 WOWOWで1966年の映画「白い巨塔」を見ました。冒頭の開腹シーンはかなりビビった。

 卓越した手術の腕を持つものの出世欲が強く性格に難のある財前。日夜患者のために研究を重ね出世に興味がない里見を中心とした、財前の教授選や裁判を主に描いた医療ドラマである「白い巨塔」。唐沢寿明さん、岡田准一さんがそれぞれ財前を演じられたテレビドラマ「白い巨塔」は見ていたので、大筋は把握していたつもりだったのですが…まさか元々の小説「白い巨塔」が2部構成で、本作が1部を描いた作品だとは思いませんでした(汗。
 
 放送時間が夜だったので、時計を気にしながら見ていたのですが、残り放送時間があと僅かになっても、裁判は一区切りを迎えたところ。はてここからどうまとめるんだろうかと思っていたら、画面に「完」の文字が映し出されて心底驚きました。
 あそこで終わってしまうと、財前大勝利!とまではいかないまでも、遺族も里見も報われない何とも後味の悪い終わり方になっています。これはこれで「こんなことを許してはならない」という問題提起をする分には良いと思います。ですが、続編の展開があった方がスッキリはしますし、そちらの展開を描いた「白い巨塔」を先に見てしまっているので、何とも不完全燃焼な感じがしてしまいますね。

 ですが、決して本作がつまらないというわけではなく、およそ2時間30分の間、終始テンポよく話が進んでいくので、展開を知っていても全くダレることなく最後まで楽しめました。
 特にラスト、財前が里見の前で見せた「私の…私の勝ちです」という勝ち誇った笑みが非常に印象的です。里見を見ながらの「私の…」という時の表情がまさしく「財前五郎」という人物を表しているように感じました。その後の総回診の時に流れるBGMも、とても主人公が栄光をつかみ取った時に流れるBGMとは思えないほどに暗くドロドロしていて好き。

 そんな感じの1966年の映画「白い巨塔」でした。唐沢さんの財前ももう一回見てみたいなぁ…
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アイドルマスターシンデレラガールズ劇場 Extra Stage 第48話(最終回)「クランクアップ!」

2021-04-14 06:51:22 | 2020年アニメ
アイドルマスターシンデレラガールズ劇場 Extra Stage 第48話(最終回)「クランクアップ!」

 1年以上に渡り配信され続けた本作も今回が最終回。最後はこれまでEDを彩ってきた脇山珠美、堀裕子、速水奏、諸星きらりらがインタビューに答えつつ撮影を振り返る…というもの。今まで全く気付いていませんでしたが、EDで描写されていた学校ってずっと同じだったんですね…てっきり別の学校の物語だとばかり…(汗。

 さて昨年3月末に始まり、気づけばあっという間の1年でした。内容は…基本的に「○○かわいい」しか言ってなかった気がしますが、短編アニメですからそれで十分な気がします。個人的なお気に入りは久川颯、久川凪、城ヶ崎莉嘉がメインとなった「アイドルお財布事情」が一番のお気に入りでした。あとは黒埼ちとせと北条加蓮の「ベッドの上にある未来」は、ほのぼのとした本作の中では珍しく大真面目な話だったなーと。
 4つのEDをメインとしつつも、新たにソロ曲も数多く実装されて、デレステの方でも楽曲実装から時を経て少しずつ3Dモードが実装されて…と、アニメ以外でも楽しませてくれました。これでもまだボイス付きアイドル全員がソロ曲持ちではないというのだから、改めてボイス付きアイドルも増えたなーと感じます。

 そんなボイス付きアイドルが更に増えるボイスアイドルオーディションの2回目や、10回目のシンデレラガール総選挙、更にはドリームユニット決定戦と、今年もあれこれ企画が催されるとのこと。総選挙については10回目というのを一区切りにしそうな気がしますが、どこまで続いてくれるのか、今後とも見守り続けたいと思います。
 ともあれ一年間、ありがとうございました!
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