ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ 第16話「ULTRA HIGH」

2021-04-24 18:57:16 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ 第16話「ULTRA HIGH」

 今回はダイナやアグル、そしてガイアがそれぞれの偽者と戦った「死闘!ダイナVSダイナ」「アグル誕生」「新たなる戦い~ヴァージョンアップファイト~」をお届け。

 まずはダイナと宇宙格闘士グレゴール人が戦った話ですが…あれ、普通にアスカ出てるじゃん…ティガ&ダイナの映画やダイナ1話も配信してるし、1クール目のアスカ無しダイナは一体何だったんですかね?
 ともあれ、ダイナと戦うために地球を訪れたグレゴール人。宇宙を渡り歩き、モンスアーガーⅡを倒すグレゴール人に勝てるか悩んでいたアスカですが、自分の戦いを貫くことを決意。そしていざ戦いが始まると、時折余裕の素振りを見せるグレゴール人に対し、常に気を抜かないダイナの対比が見て取れます。構えもどこか相手を誘っているようなポーズですね。
 ダイナの強さはダイナだけの強さではなく、共に戦う仲間、応援してくれる人々がいるからこその強さ。OPの「何のために、誰のために、あの力はあるのだろう」という歌詞も状況にベストマッチしていますね。自分自身のために力を振るうグレゴール人と、みんなのために精一杯戦うダイナ。力を誇示せず、むやみやたらに命を奪ったりはしないダイナだからこそ、みんなも応援してくれるのでしょう。スーパーGUTSもダイナと同じ気持ちであり、グレゴール人にトドメを刺そうとしないのも良いですね。最後のピースサインもダイナらしくて素敵です。
 この話は昔見た記憶があるなぁ…昔はウルトラマン画報で気になった作品をレンタルしていたっけ。

 続いてアグルVSアルギュロス=ニセウルトラマンアグル。アルギュロスもまたアグルの技をコピーしたものの、本家本元フォトンクラッシャーに敗北。リキデイターを喰らってもカラータイマーが鳴ることはなく、悠然と立ち上がり、偽者のフォトンクラッシャーを全く寄せ付けない強さを見せるアグルがめちゃくちゃカッコよかったです。

 そして最後はガイアVS金属生命体ミーモス=ニセウルトラマンガイア!偽者だと知りながらも共に戦ってきた「ウルトラマンガイア」を攻撃できない…というのが良いですねぇ…そんな仲間を救うために変身する我夢=ウルトラマンガイア!なのですが、今回の戦いは既にアグルの光を託された後の話。なので、どこかアグルを彷彿とさせるような構えも見せていました。放つ技もリキデイターにフォトンクラッシャーですし、石室コマンダーの「命あるものは、常に前に進みます。昨日までのデータなど!」という言葉を体現する戦いっぷりです。
 また、石室コマンダーは偽者の出現にいてもたってもいられなさそうな我夢の心境を察して、前線でサポートを命じたりと、さりげないフォローも光ります。こういうの見てると、またガイアを全編通して見たくなってきます。

 そこからの、名曲「ガイアノチカラ」と共にガイアSVとミーモスの戦い!…いやー、改めて見ると一方的ってレベルじゃないですね。とにもかくにも投げる投げる。もういっそ一思いにフォトン・ストリームで倒された方がマシだったんじゃないかと思ってしまうくらいに痛めつけられていました。


 といった感じで、姿かたちだけを真似てもウルトラマンになれるわけではない。そこに平和を愛する心と、誰かを守ろうとする強い意思、そしてかけがえのない仲間がいてこそだということが伝わってくるお話でした。
 次回はティガ先輩!光の力、お借りします!ということでオーブ登場。

 そういえば配信ではグリージョダークネスが宣伝担当していたので驚きました。これはこれで。
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絶対無敵ライジンオー 第9話「心のカビを吹き飛ばせ」

2021-04-24 07:59:31 | アニメ・ゲーム
絶対無敵ライジンオー 第9話「心のカビを吹き飛ばせ」

 今回は20人分のおにぎりをつまみ食いしたのは誰か?で男女の喧嘩に発展。最初は仁を疑っていたマリアでしたが、落ち着きを取り戻すと「つまみ食いの犯人は邪悪獣ではないか」と思い至り、姫木先生の助言も受けつつ男女を仲直りさせようと一芝居打つ様が描かれていました。カッとなることもあるけれども、こうして冷静な判断をくだせる。こういった性格が女子の委員に、指令室のまとめ役として選ばれた理由だと感じました。
 姫木先生から「相手を信じる勇気」「自分を信じる勇気」の大事さを教わったマリア。その思いは仁にも伝わったようで、カビで前が見えない状況下において、仁はマリアを信じて行動していました。相手を、自分を信じる勇気の大事さが描かれていた話でした。

 また、喧嘩をしていた生徒たちも、ライジンオーのピンチには喧嘩していたことを言っている場合じゃない!と一致団結したのも良かったですね。マリアの説得で和解するという流れもアリだとは思いますが、誰に言われるまでもなく、自ら今一番大事なことは何か、しなければならないことは何かを考えて行動しているのが伝わってきます。姫木先生の言うとおり、先生が思っている以上にしっかりしている子供たちですね。
 仁も喧嘩していたかと思えば、邪悪獣の出現(マリアの芝居)に際しては女子を守ろうとする一面を見せており、ただ単に喧嘩っ早いだけではないことも描かれていたのが好印象です。

 邪悪獣カビリアン…カビとエイリアンを合体させたみたいな名前ですが、そのカビリアン対策もまた面白かったですね。失敗作だと思われたアレが、あんな風に使われるとは思いもしませんでした。マリアが仁たちのフォローをし、その一方で別の作戦も進める…毎回「みんなで力を合わせて戦っている」というのが伝わってくる良い作品だなぁ…

 芝居がバレた時のマリアが可愛かったところで、また次回。普段は髪を結ってますが、下ろした時のギャップも見てみたいですね。
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