ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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ウルトラマンコスモス 第19話&第20話

2021-07-24 08:09:38 | ウルトラシリーズ
 ウルトラマンコスモス 第19話「星の恋人」と第20話「ムサシの空」の感想です。

 まずは第19話「星の恋人」。宇宙に廃棄されていた軍事衛星アンジェリカによる攻撃事故。その事故で恋人を失ったミゲロン星人のレダがアヤノを操ってトレジャーベースに潜入する…というお話。
 多くの軍事衛星は「地球平和宣言」が採択された際に廃棄処分となったものの、中にはコントロール圏外のものもあり、アンジェリカなどは「宇宙の地雷」とのこと。人間も宇宙のルールを守るべきだと主張するムサシですが、軍事衛星の破壊やら宇宙のゴミ・スペースデブリの撤去などはそう簡単に出来ることでもなく、お金の問題にもなってくるようで。地球に持ち帰ることが出来たとしても、その破片などをどこにどう処分するかは簡単な話では無いでしょうしね…理想を掲げるのは簡単でも、実現には多くの壁があることを感じます。

 そんな中、アヤノは危ないところをレダに助けられたことで、すっかり彼に夢中。それが彼の作戦とも知らず…アヤノの恋愛絡みの話はインキュラスに続き2回目ですが、ヒウラキャップの大人の恋愛、シノブリーダーのけじめに対して、アヤノの場合はまたも悲恋。彼女の想いが実る日はいつ来るのか…と思っていたら、続く第20話で怪獣たちだけじゃなくて自分にもムサシが必要、といった趣旨の発言がありましたから、既に意識はしているのかな?

 恋人レカを喪ったレダの破壊と復讐劇。それでは何も生まないと、手持ちの武器を捨てて必死に説得するムサシ。今回はとある人物の言葉もあって、更なる復讐の連鎖を生むことにはなりませんでしたが、一歩間違えれば個人間の復讐の連鎖に留まらず、星同士の争いにもなりかねない事態でした。地球の平和のみならず、宇宙の平和も守れるよう、より広い視点で物事を捉える必要があるのでしょうね。

 ところで今回コスモス・コロナモードが披露したのは「メルティングウェーブ」という技だそうで。超全集にも載っていない技があるとか、本当に技のデパートですね、コスモス…


 続く第20話は「ムサシの空」。ムサシはオーバーワークで倒れてしまい、ヒウラキャップから宇宙開発センター行きを命じられることに。そんな中出現した電撃怪獣ボルギルスを保護する作戦中、またもムサシは体長を崩し…というお話。
 
 昼夜問わず出現する怪獣。その保護に誰よりも意欲を燃やすムサシでしたが、自己管理が出来ていなければムサシのみならず、他の隊員たちを危険にさらすことに繋がり、更にその失敗はチームEYESの失敗として受け止められ、防衛軍による怪獣排除に繋がりかねない…という負の連鎖を生み出しかねない。ムサシを心配するからこそ、ヒウラキャップは厳しい判断を下し、フブキも辛らつな言葉を投げかけたのでしょう。表面上は厳しく接しつつも、フブキもムサシを大事な仲間だと思っているのが伝わってきます。最後の写真撮影の際も、最初の頃なら嫌々だったでしょうに、今じゃすっかりノリノリで…関係性の進展がみられて良いですね。

 一度は宇宙開発センターに向かったムサシでしたが、ボルギルス再出現をきっかけに怪獣保護の道に戻ることを決意。幼い頃からの知り合いである木本博士の優しい言葉が心にしみます。
 「君が正しいと思うのならそうしなさい。後悔しないように、君の道を進みなさい」はムサシ個人に、「怪獣を保護してテックブースターを守ってください」はチームEYESのムサシ隊員に対しての言葉、といった風に感じられるのもまた良い…

 ボルギルスの保護に際してムサシもコスモスに変身するのですが、その主目的はあくまでもフブキとアヤノが乗ったテックサンダーを助けるためというのが印象的です。仮にテックサンダーが攻撃を受けなかったら、コスモスに変身することなくボルギルスの保護に努めていたことでしょう。最初からコスモスの力に頼ろうとしないのも、成長を感じられます。
 また、コスモスがボルギルスに光線を放とうとした際、フルムーンレクトとモーションが違うことから「排除するのか?」と心配する様も印象的でした。


 次回は完成したテックブースターに乗って宇宙へ!
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小林さんちのメイドラゴンS 第3話「課外活動(もちろん普通じゃありません)」

2021-07-23 07:22:51 | 2021年アニメ
小林さんちのメイドラゴンS 第3話「課外活動(もちろん普通じゃありません)」

 何気にイルルが手をちゃんと作れている第3話は原作5巻の「イルルと才川」、原作6巻の「小林さんとメイド服」、原作7巻の「トールと趣味」で構成されていました。

 まずはイルルと才川の話。今回から本格的に登場し始めた才川リコ。1期はカンナにぼへってる印象が強かった彼女ですが、2期OPではめちゃくちゃ可愛く踊っている姿に驚かされました。2期でも大いにぼへってくれることを期待しています。とりあえず相変わらずのカンナ大好きっぷりが見られたので満足です(笑。

 そんな才川とカンナの輪の中に混ざりたいけど混ざれないイルル…そこへルコアもやってきて、イルルのために一肌脱いでくれることに。「近くに寄った」というのは建前で、イルルの様子を見に来たのでしょうね。周囲の記憶を操作したり時間を戻す魔法を使えるルコアですが、小林さんに出来たことが出来なかったり、才川を通して伝えたかったことを直接口にしていたところで伝わるかどうか…というのが面白いなと。
 最初はどこか緊張していたイルルが見せた満面の笑み、幸せそうに眠る姿がとても素敵な話でした。何というか、イルルが楽しそうにしているのを見るのって嬉しいよね…


 続いて小林さんとメイド服の話。小林さんが過去にメイド服を着たら似合わないと言われたことを知ったトールがみんなを呼んで、小林さんに似合うメイド服を考えてもらうことに。みんなが次々とアイディアを出していく中、何故か最後に残ったトール。普段なら我先にと自分の願望を口にしそうなものですが、今回は照れくさそうにしていたのが最高に可愛かったです。
 そして一息ついた後は、付き合いが深まってきたからこその会話が繰り広げられることに…ここがまた良いシーンなんですよ…「コスプレがしたかったんだよ」「面倒くさいメイドオタクになっちゃった」と口にする小林さんからは、今更後には引き返せない、性分は変えられないといった寂しさも感じられました。似合う、似合わないじゃなくて、自分の好きな格好をしたい。子供の頃ならそれが出来たかもしれないけれども、なまじ大人になっていた分、周囲の目を気にしてしまって出来なかった…それでもしたいことをする信念を抱くことは難しいということを感じさせられます。
 余談ですが、何気に水仕事を終えたばかりだから、トールが手袋をしていないっていうのも個人的にポイント高い。
 

 最後はトールが趣味を模索するお話。ここからまさかの特殊EDに繋がったわけですが、出だしはまともなのにサビ?から急に「ラブチューベロチュー」と頭の悪い歌詞になっていく落差が凄かったですね(笑。
 この話の中だと曽根さんの「興味や感情が伴わないと、趣味で満足感は得られない」という言葉が印象的です。私の趣味の一つはこのブログです。「今回のは良かったんじゃないか」と満足感を得られる時もあれば、「今回はイマイチだった…」と自分の語彙力や表現力の乏しさに落ち込むときもあります。どちらかといえば後者の方が多いですね(苦笑。その分、自分の伝えたいことを文章に出来た時は「嬉しい」という感情が湧いてきます。


 好きなことをする時間に、大人にならざるを得ず、好きなことから遠ざかってしまったイルル。
 好きなことを周囲から否定されて続けることは出来ず、好きの方向性が触れてしまった小林さん。
 好きなことを周囲に迷惑をかけつつも思う存分に堪能するトール。
 好きなことを出来る時間の大切さ、好きなことを貫く大変さ、趣味を見つけることの難しさ。今回は三者三様の「好き」や「趣味」について描かれていた話だったなーと。


 才川がカンナのお腹を触った時の柔らかさの表現や、ルコアからお菓子をもらってはしゃぐカンナ&才川の可愛らしさ、やはり「青空のラプソディ」は名曲だと実感出来たりもした第3話でした。「青空のラプソディ」はスーパーちょろゴンずverも良いぞ…でも、あっちはなんか泣けてくるぞ…
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「スーパーヒーロー戦記」を見て

2021-07-22 16:47:38 | 特撮
 映画「スーパーヒーロー戦記」を鑑賞しました。

 本作は全てのスーパー戦隊と仮面ライダーの記録が綴られた「禁書」がある書庫「アガスティアベース」の衛士であるはずのアスモデウスが突如反乱を起こし、現実と物語世界の境界が曖昧となっていく…という物語。


 ものすごく雑に、個人的感想も含めて一言でまとめてしまうと「セイバーを軸に春映画と平ジェネFOREVER混ぜたらこうなった」感じの映画でした。見たいものを見せてくれるんだけど、物足りなさも覚えてしまう。そんな感じ。
 「物語」という題材を扱っているために飛羽真、倫太郎、芽依ら「仮面ライダーセイバー」の登場人物が本題を進めつつ、そこに介人やジュランら「機界戦隊ゼンカイジャー」が絡んでいった印象。「物語」や「ヒーロー」にまつわる真面目な話が軸ではあるものの、終盤のとある人物のある発言で若干陳腐化したような気がしないでもなく…(汗。あのセリフは結構平成感あったと思います。

 CM等で公開されているとおり、本作には戦隊、ライダー共にオリジナルキャストの出演もあります。
 久々の「一筆奏上」がめっちゃカッコいいシンケングリーン=谷千明、自分で自分のトラウマを掘り返すキラメイブルー=押切時雨、僅かな出番で想像以上の「飛電或人」を見せつけてくれた仮面ライダーゼロワン=飛電或人などなど…中盤あたりのゲストラッシュは割と面白かったです。別々の世界に迷い込んでいたジオウとゼロワンの再会シーンも注目かと。
 ちなみにその他のゲストですが………存在自体は把握していましたが、ここで来るか!と思わされました。お祭り映画ならではの登場ですね。搭乗時間は僅かではあるものの、何とも「らしい」一面を見せてくれました。それにしてもあの姿で来るとは思わなんだ。

 そして終盤は…正直微妙だったかな…と。「こういう繋がりかな?」と考えるのは楽しいものの、代わりの方をあててまで喋らせる必要はあったのか?と思ってしまいました。あとは敵がね…そりゃ全部のスーパー戦隊とライダーに喧嘩売ったらこうなるって…可哀想に…(汗。


 とまぁ、そんな感じで楽しめる箇所もあるものの、どこか物足りなさも覚えてしまう映画でした。もっと色んな世界と交わっても良かったんじゃないかと。
 あと、エンドロール後まで見ることをお勧めします。
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「ウルトラマンZ 完全超全集」を買った話

2021-07-22 06:50:42 | ウルトラマンZ
 「ウルトラマンZ 完全超全集」を買いました。買った後に「そういえば特別版があった気がする…」と思い至りましたが、割と良いお値段したので通常版で良いかなと…

 まず表紙をめくるとそこには!アブソリュートタルタロスの姿がありました(笑。「ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀」の超全集が、本書よりやや小さめのページに掲載されています。へー、あのマガオロチって、ゴーデスマガオロチっていうんだ…

 さて改めて「ウルトラマンZ」の完全超全集を見ていきますと、ゼットさんやハルキたちストレイジの面々のプロフィール、セブンガーら特空機や各種装備の紹介、各話ダイジェスト、セブンガーがナメゴンと戦った時の新聞記事、キャストや監督インタビュー、ハルキたちの履歴書(年表)、ジャグラスジャグラーのこれまでと、ヘビクラ隊長になるまでの経緯、そして最後にはハルキとヘビクラ隊長のなりきりフェイスマスク…と、内容盛りだくさんの一冊になっています。

 私はウルトラマンや怪獣、装備の写真を眺めているだけで大満足なのですが、今回のお気に入りはハルキたちの履歴書です。ハルキの「チェストー!」の由来や、ユカとハルキの意外な接点、ジャグラーがヘビクラ隊長になった経緯などが記されており、興味深かったです。ユウキ・マイの履歴まで載っているのは意外でした。
 また、セブンガー展示祭のグッズや看板等も、見ているだけでワクワクしてくる楽しいグッズがいっぱいでした。セブンガーカレーのパッケージのセブンガー、思いのほかアレが似合ってて可愛かったです。
 普段は写真とか資料を読むだけで満足してしまいがちでインタビューは読まないのですが、今回は少しずつ読み進めていこうかなと。

 「あの技ってこういう名前だったんだ!」とか「ブルトンのアンテナって種類と役割あったのか!」などなど、まだ全部を読み切れていませんが、新しく知ることが出来た情報もあって、何度でも読み返したくなる一冊になりそうです。


 そういえば、ウルトラマンZが「星雲賞」なる賞を受賞されたとのこと。大変失礼な話をしますと、この賞の存在を今回初めて知りまして…(汗。なので、この受賞がどれほど凄いことなのかはイマイチピンと来ないところですが、これをきっかけに1人でも多くの方が「ウルトラマンZ」、ひいては円谷プロ作品に興味を持っていただければ良いなと思う今日この頃でした。
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こんばんは、久しぶり

2021-07-21 06:55:03 | アニメ・ゲーム
 先日までアニメ「新あたしンち」の再放送を見てました。

 「あたしンち」は元々新聞連載を読んでいて、単行本を3巻ぐらいからリアルタイムで買い始め、金曜の夜に放送されていたアニメも見て、原作も最終巻まで読んで…と、割と長い付き合いの作品ですが「新あたしンち」は初めての視聴。漫画でも十二分にインパクトのある母ですが、声や動きがつくとより一層面白いですね。

 最近は番組表から見なくなって寂しかったのですが、YouTubeにてムービーコミックなるものが公式配信されていることを知りまして。動画の概要欄によると「漫画に声と音と撮影効果を加えたもの」とのこと。
 そちらを楽しんだ後、チャンネル名を見ると「あたしンち公式チャンネル」とのこと。ムービーコミックのために開設したのかな?と思って動画一覧を見てみると…え、あの、なんかめっちゃ沢山話あるんですけど…去年の4月にチャンネル開設して、新旧あたしンちを期間限定で公開されているとのことで…

 …ということで、しばらくは新旧アニメのあたしンちに浸りそうです(笑。
 今のところのお気に入りは、実家でハッサクを食べる時にいつも思い出す第262話「父、ハッサクむかない」、父のでかいクシャミがひたすら面白い第322話「父、クシャミでかいっ」、いつも元気な母の珍しい一面が見られる第352話「母、風邪で寝込む」、母の絶叫が面白すぎる第360話「母、水に流せないっ」の4本です。笑いあり、感動ありの面白い作品だなと改めて実感します。
 夏といえば、エアコンかクーラーの冷気を何とか家中に広げようとする話も見たいなぁ…ベア研のすき焼き回とかも見たい…原作も読みたくなってくる今日この頃でした。


 なお、タイトルに「ENG sub」とあったので、当初「全編英語はちょっと…」と勘違いした模様。あたしンちの海外吹替版…それはそれで聴いてみたい気もしますが。
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ミラーマン 第7話「打倒!人体侵略作戦」

2021-07-20 07:11:47 | 特撮
ミラーマン 第7話「打倒!人体侵略作戦」

 これまで遺体に憑依してきたインベーダーですが、今回は京太郎の知人であり、新兵器ソル・ガンの開発者の一人でもある岡山俊夫に生きたまま憑依。これによりインベーダーの弱点であった光に対してある程度抵抗出来るようになったようです。一方で憑依された人間をよく知る家族からは違和感をもたれてしまうというデメリットもあるため、必ずしも有利というわけではない模様。もしかしたら生きた人間に憑依しているから、壁を抜けたりすることは出来ないのかもしれませんね。
 とはいえ、これでますますいつ、どこで、誰がインベーダーとして侵略活動をしているか分からなくなってしまいますね…日常に溶け込むインベーダーの恐ろしさたるや。

 そしてインベーダーに憑依された俊夫は黄金怪人ゴールドサタンに変貌させられることに。元が人間であることをことさら強調するかのような頭部のデザインが良いですね。研究所内でのSGM隊員とのアクションはなかなか見ごたえがありました。続くミラーマンとのバトルにおいても、光と影の切り替わりが面白かったです。てっきりミラーハレーションで分離したのかと思いましたが、そういった効果はない模様。もしかして京太郎にとってもかなりギリギリの賭けだったのでは…

 個人的に今回のお気に入りは「鏡の無い屋上で京太郎が如何にミラーマンに変身するか」でした。小道具の使い方が見事過ぎて、惚れ惚れするくらいカッコいい変身でしたね…

 次回はこれまた二代目登場鋼鉄竜アイアン。
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ウマ娘 プリティーダービー 第3話「初めての大一番」

2021-07-19 07:02:45 | ウマ娘 プリティーダービー
ウマ娘 プリティーダービー 第3話「初めての大一番」

 セイウンスカイはいいぞ…

 さて今回はトウカイテイオーによるチームスピカへのダンス指導、スペシャルウィークの弥生賞&皐月賞が描かれていました。

 チーム全体が好調なチームスピカですが、レース結果は良いのにウイニングライブが散々とのことで、トウカイテイオーから指導してもらうことに。いやぁ…まさかこの頃は2期でテイオーのソロ曲「恋はダービー☆」があんな哀しい使われ方をするとは夢にも思わなかったよね…会長に笑顔で無敗の三冠ウマ娘になる夢を告げるシーンや、会長がテイオーの門出を厳しくも温かく見守る様とか、今見ると心が痛くなってくる…

 続いてはスペシャルウィークの弥生賞。同世代のセイウンスカイ、キングヘイローも出走してはいたものの、注目されるのはセイウンスカイのみ。キングヘイローはセリフこそあるものの、レース後のやり取りも無く、ちょっと寂しい扱いでした。キングヘイローに限った話では無いですが、どのウマ娘も主人公になれるだけに、ちょっと勿体なくも感じてしまいますね。

 弥生賞では驚異的な末脚でセイウンスカイに勝利したスペシャルウィークでしたが…その後の皐月賞における展開はセイウンスカイの作戦勝ちといったところ。初見時は順当にレースに勝利して三冠ウマ娘になるものだと思っていただけに、ここでスペシャルウィークが敗れたのは意外でした。トウカイテイオーが目指す三冠ウマ娘も並大抵の道ではないと、ここで描写していたんだなーと改めて感じる話でもありましたね。
 負けを知ったスペシャルウィークは、トレーナーと共に再び立ち上がり、次に目指すは日本ダービー!


 さてここからはセイウンスカイの話をしますと…ゲームを始めた当初はサイレンススズカ推しだったのですが、セイウンスカイをお迎え出来てからはあれよあれよという間にファン数2位にまで躍り出ています。脚質は逃げ、中長距離の適性があるのでファン数も稼ぎやすい、のんびりしてつかみどころが無いように見えて、その実策士としての一面もありつつ、直球で攻められると可愛い一面を見せる…と、育てれば育てるほどめっちゃ愛しくなってくるウマ娘であることに気づかされまして…
 今回皐月賞で披露した勝負服も、ゆったりとした感じが彼女にとても良く似合っていますし、青空に浮かぶ白い雲をバックにしたセイウンスカイがとても印象的な話でもありました。主人公はスペシャルウィークなのに、セイウンスカイが勝つとつい喜んでしまいます(苦笑。

 そんなこんなでまた次回。
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ラブライブ!スーパースター!! 第2話「スクールアイドル禁止!?」

2021-07-18 20:18:54 | 2021年アニメ
ラブライブ!スーパースター!! 第2話「スクールアイドル禁止!?」

 開始1秒でめっちゃ可愛い笑顔を見せてくれるかのんちゃんと、OP終了直後に唖然とする顔を見せる可可。どっちも好き。

 さて前回人前で歌えたことに歓喜するかのんちゃんですが、案の定スクールアイドル部の申請は恋により却下される羽目に。恋の言い分に理が無いとは言いませんが、一生徒の独断過ぎる気もするので、後々理事長から厳しくも公平な裁定がくだされたのは好印象でした。

 ここからの退学届の件や署名活動でどでかいリヤカーを引く件は凄くインパクトがありました。1話から分かっていたことではありますが、想像以上に可可が行動力の化身過ぎて面白すぎます。特に「家はどこら辺デスカ?」のやり取りめっちゃ好き。
 一方でかのんちゃんも「私たちが有利になる」ために恋の弱点を千砂都経由で探ろうとしたりと、なかなかに策士…かと思いきや、スクールアイドルが部として認められないことに憤慨しているのではなく、恋が好きに出来る環境を快く思っていないというのが良いですね。滲み出る良い子感、大好き。

 そして理事長から出された難題をクリアするべく、歌はかのんちゃん、歌詞は可可が担当し、ダンスは千砂都から教わることに。ここで可可の思わぬ弱点が判明するのですが、それでもスクールアイドルへの熱い想いでどうにか乗り切り、どんどん成長していく過程が良い。
 ところで可可の部屋、スクールアイドルのポスター?と寝袋以外段ボールだらけなんですけども、荷物を開封する時間を惜しんでスクールアイドル活動に専念してるってことなのかな。

 かのんちゃんも可可から渡された一部中国語の歌詞ノートを、翻訳家の父からノートを借りて解読。
 ここ、可可に聞けば早いのでは?と思いましたが、彼女のノートを見ると「翻訳むずか(しい?)」と書かれています。自分の想いの丈を綴るのには、やはり使い慣れた言葉が一番。無理に日本語で歌詞を書かせたり、翻訳させたりすると、歌詞ではなく文章になってしまいかねないのでしょう。だから可可の想いの丈は中国語で綴ってもらい、彼女の気持ちを踏まえたうえでかのんちゃんが辞書を片手に翻訳して歌にする…良いなぁ、この一体感。
 また、この翻訳は、今後の可可とのコミュニケーションでも役に立ちそうですね。可可は感情が昂ると中国語で喋るようですから、仮にライブで成功した時に可可が中国語で喋り出したとして、「喜んでいるのは伝わるが何を言っているのか分からない」では少々勿体なく思えます。可可の中国語をかのんちゃんが理解し、返事が出来るようになると、より一層良い関係性が築けそうですね。

 そんな本気の2人に千砂都も協力してくれていますが、これ以上の無茶は言えないとスクールアイドルには勧誘しない、勧誘できない模様。でも本人は良いとも嫌とも言ってませんし…誘われた時の反応も少々気になります。
 今回は他4人とは絡まず、町中で周囲に聞こえるような声でクレープを食べようとしていたすみれ。彼女についてはまだ分からないことだらけですが、目立ちたがり屋なのか…?でもスクールアイドルに誘われた際には「私を誰だと思ってるの!?」と何故か怒っていましたし…「スクール」のアイドルじゃなくて「アイドル」になりたいのだろうか…

 果たして彼女たちの練習の成果は実を結ぶのか。次回第3話「クーカー」が待ちきれません!「つう」といえば「かあ」と答える以心伝心っぷりを、「可可(クゥクゥ)」と「かのん」に当てはめての「クーカー」なんですかね。いやー楽しみ……え、8月8日放送…そっすか…

 
 …ところで、2人が出場するフェスってスクールアイドルフェスティバルのこと…?虹ヶ咲学園たちが行ったあのイベントが広まってきているってことなのかな。
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機界戦隊ゼンカイジャー 第20話「剣士と界賊、兄の誓い。」

2021-07-18 10:03:54 | 機界戦隊ゼンカイジャー
機界戦隊ゼンカイジャー 第20話「剣士と界賊、兄の誓い。」

 こっちも声がちょっと聞き取りづらい…かな?

 何故今更七夕なのかについて「楽しかったからもう1回やりたい」というマジーヌの可愛らしい理由づけ好き。

 さて、こちらも映画公開記念の合体スペシャル。セイバーの世界にはゾックスが赴いていましたが、ゼンカイジャーの世界には仮面ライダーデュランダル=神代凌牙と、仮面ライダーサーベラ=神代玲花の兄妹が登場。主人公同士の絡みは映画で!ってことなんでしょうね。
 ゾックスは凌牙からデュランダルの変身に必要なライドブックを奪ったため、追われる羽目に。かつて仮面ライダーディケイドと侍戦隊シンケンジャーがコラボした際には、仮面ライダーディエンドが元マスターロゴス…もといシンケンゴールドのお宝を盗んでいましたが、今回は戦隊側がライダー側の宝物を盗むことに。

 そんな中、こちらにはヒコボシワルドが登場し、織姫に似た女性を次々に誘拐。その共通点を利用した作戦を展開する中で、真面目な会話をするんですが、その恰好が…(笑。お兄様のゼンカイジャーの世界への馴染み方が凄い…前に描かれたマジーヌの話と今回の話を繋げるのも良いですね。
 また、界賊としての抜け目ない一面のみならず、兄貴として家族を大事に思うゾックスの頼もしくてカッコいい一面も描かれていました。フリントが無事だった時の笑顔、良いなぁ…

 戦闘前には仮面ライダーデュランダルの名乗りも見られました。仮面ライダーの名乗りといえば、仮面ライダードライブが一度だけ名乗ったシーンが印象的です。
 そしてゾックスから受け取った仮面ライダーのギアを使って、ジュランはジオウ(ジオウⅡ)、ガオーンはゼロワン、介人はセイバーの力を発揮。サイキョーギレードのエフェクトもあったうえに、まさか久々に見る「ライジングインパクト」がゼンカイジャーとは思いもしませんでした。再現に気合入ってて良いなぁ!

 そしてスーパーツーカイザーに変身する際は、ダンスもスーパーパワーアップ!むっちゃくちゃカッコいい…やめて…これ以上私にツーカイザー変身セット購入意欲を沸かせないで…
 スーパーツーカイザーは胸にタイムレンジャーのブイレックスのような恐竜の顔がついていました。スーパーゼンカイザーがジュウレンジャーで、スーパーツーカイザーがタイムレンジャー。で、ゼンカイジュウギアは変形するとダイノブレスっぽくなるとのことで、ゴーカイジャーに登場した豪獣神とは同じ戦隊が元になっている様子。良いなぁ…欲しいなぁ…

 そして最後にはまさかの玲花がマジーヌに「HUGっと!」な展開が。戦隊とライダーのコラボに留まらず、セリフでプリキュアコラボまでやってのけるとは…すげぇ回だった…


 次回は遂に登場ゼンカイジュウオー!ですが、何やら不穏な気配。パワーが強すぎて制御できないとかあり得そうですね。
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仮面ライダーセイバー 特別章「界賊来たりて、交わる世界。」

2021-07-18 09:29:26 | 仮面ライダーセイバー
仮面ライダーセイバー 特別章「界賊来たりて、交わる世界。」

 あの、今回のセイバー、妙に声が聞き取りづらいような…ゾックスは比較的マシでしたが、飛羽真、倫太郎、賢人の声が随分と聴きとりづらく…

 さて今回は映画公開記念ということで、ゼンカイジャーとの合体スペシャル。まずはセイバーの世界に、願い事が叶う短冊を持ったオリヒメワルドが出現し、それを追ってゾックスも登場。で、その短冊に飛羽真が「大事なお宝が無くなる」と書いてしまい、ライドブックが消失…という流れ。

 ここ最近は頼もしかっただけに、知らなかったとはいえ大ポカをやらかす飛羽真は新鮮でしたし、織姫に扮するというのもなかなか…(汗。それでいて小説家として本の面白さを伝える役割も担っており、芽依の爆破芸も含めて、何だか初期のセイバーを見ている気分でした。情けないところばかりではなく、オリヒメワルドが叶えている願いごとを思い返して、オリヒメワルドの真の能力を見破るという展開も面白かったです。 
 
 そしてすっかり面白キャラになりつつある神代兄妹がゼンカイジャーの世界へ…といったところでセイバー側は終わり。
 面白い話でしたが、ストリウスがカリュブディスメギドに自分を喰わせてこれからどうなる!?ってタイミングで合体SPとお休みで2週間待たされることになろうとは…タイミングが勿体ないですね。今回と次回予告の温度差が凄かったです(笑。
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