舞いあがれ! 第3週「がんばれ!お父ちゃん」
悠人の勉強机に、舞ちゃんお手製の合格けん玉が飾られているんですけど、泣いていいですか?
さて、五島から帰ってきて疲れているであろうに、早速家のお手伝いをする舞ちゃんに、浩太さんと悠人も驚いていました。そんな舞ちゃんに感化されたのか、悠人も自ら飲み物を冷蔵庫から出していました。浩太さんの反応から見るに、舞ちゃんに影響されたように思えます。また、この時の悠人と浩太さんのルーの量をめぐるやり取りが本当に家族って感じがして大好きです。
そんな元気いっぱいの舞ちゃんに、久留美ちゃんの口からウサギのスミちゃんの死が伝えられることに。舞ちゃんがスミちゃんを大切に想っているのを知っており、かつスミちゃんを託された彼女が、自らその死を舞ちゃんに伝えるにあたっては、どれほどの覚悟が必要だったことでしょう。だというのに「ウサギ殺し」とはあまりにも酷い呼び方ですね……こういう無邪気な残酷さもリアルだと思いますが、心が痛みました。
今週はこの話を引きずるのかと思いましたが、意外や意外、第11回の中で舞ちゃんの行動が久留美ちゃんの心を救うこととなりました。五島での経験は五島でしか発揮できないものではなく、しっかりと舞ちゃんの中に根付いているという描写が素敵です。
結局この後、ウサギの死に関する誤解が解けたかどうかは不明のまま。ですが、久留美ちゃんにしてみれば、舞ちゃんがああいってくれたことが救いだったでしょうし、わざわざ誤解を解いてまで仲良くする必要は無いのかもしれません。
そして飛行機に興味を持ち始めた舞ちゃんは、ばらもん凧に翼をつけるところから始まり、浩太さんを元気にするためにも模型飛行機作りにチャレンジ。新たに古本屋を営む八木さんと親しくなり、そこを秘密基地として日々模型飛行機作りに勤しんでいました。八木さんは新たな登場人物ではあるものの、前から仲が良かったかのようにスッ…と良いポジションに収まっていましたね。
八木さんと詩を通じて交流を深めたのは貴司くん。互いに成長しても八木さん宅が秘密基地のようですが、果たして彼がどんな職を目指すのかも気になります。詩一本で食べていくというのは、なかなか想像できない世界ですしね……
舞ちゃんが飛行機に興味を持ち始めたことを、誰よりも喜んでいたのが浩太さんでした。舞ちゃんから話を聴いた時の、驚きや喜び、様々な感情が入り混じった「へえ~……」がとても印象的です。
飛行機を作る会社に入ったものの、作る前にやめ、工場を継いだ浩太さん。ですが、今週はその工場が存続の危機に陥ることに。義理と人情だけは商売は成り立たず、悠人の進路にも影響する可能性が……もしかすると、浩太さんの中では工場を畳み、どこかに移り住むことも視野に入っていたかもしれません。舞ちゃんと遊園地に行ったのは、せめて最後に楽しい思い出を残してやりたいという気持ちが、どこかしかにあったようにも思えます。
ですが、遊園地から町を見下ろした舞ちゃんの目には「キラキラしてる」東大阪が映っていました。そんな舞ちゃんの感想を大事にしたいと思ったのか、再び歩き始めた浩太さん。その熱意が通じて、突破口が開けることに!
浩太さんが祥子さんに手紙を送っていたことは、舞ちゃんの五島行きに少なからず影響を与えていたでしょう。そこでの暮らしで元気になった舞ちゃんに、今度は浩太さんが励まされる。誰かを大事に思う気持ちが、巡り巡って浩太さん自身を元気づけた……素敵な連鎖です。義理と人情だけでは商売は成り立たない。しかし、義理と人情故に成功することもある。工場を、先代からの人脈を繋ぎ留め続けた浩太さんの苦労が報われて本当に良かった……
ですが、一方で「新しいことへの挑戦」の大事さも描かれていましたね。人数や工場の規模の小ささ故に余裕は無かったのでしょうし、現状維持も難しいことだと思います。ですが、時には状況を打破するべく、新しいことへの挑戦も必要。子供のみならず、大人も成長できることが描かれている作品だなと感じました。
そして、いよいよ舞ちゃんと久留美ちゃんが作った模型飛行機を飛ばす日。2人の大好きな「お父ちゃん」のみならず、みんなが笑顔になる、何とも素敵な一時でしたね……最初は断っていた悠人もちゃんと来てくれているのが更に良い……妹からああも真っすぐに「応援している」と言われてしまっては、行かないわけにはいかないでしょう。
なお、悠人は無事東大に入れたようですが、何やら音信不通の様子。次週登場するようですが、何やらこじらせている感じが……「東大に入る」という目標こそ大きいものの、その先の夢については特に語られず。果たして悠人はどんな道に進むのか、こちらも楽しみです。
月日は流れて2004年。遂に舞ちゃん役は浅田芭路さんから福原遥さんへとバトンタッチ!……今週でとうとう幼い舞ちゃんたちとはお別れ。元々、福原遥さん主演ということで見始めた作品でしたが、これほどまでに幼い彼女たちとの別れが寂しく思える日が来ようとは思いもしませんでした。舞ちゃんをはじめ、悠人に貴司くん、久留美ちゃん、一太……みんな元気で頼もしく成長してくれていることを願うばかりです。出番は僅かながらも、今週も祥子さんと一太に会えたのが嬉しかった……
航空工学を学ぶべく大学に進学した舞ちゃんに待ち受けるのは何か。ますます楽しみなところで、次週に続きます。
……しかし、相変わらず語りたいことが山ほどある本作ですが……今週は笠巻さん共々工場を支えていた章にいちゃんに土下座をしなければなりません(汗。すいません!「この人いつか急に会社辞めるな」とか「笠巻さんと喧嘩して仕事成り立たなくなるな」とか思ってしまって、本当にすいません!まさか「章にいちゃん」と舞ちゃんから呼ばれるほど親しいうえに、忙しい合間を縫って模型飛行機作りに協力してくれる優しい兄ちゃんだとは思いませんでした!本当にすいません!笠巻さんもめっちゃ良い笑顔で笑うじゃん……
悠人の勉強机に、舞ちゃんお手製の合格けん玉が飾られているんですけど、泣いていいですか?
さて、五島から帰ってきて疲れているであろうに、早速家のお手伝いをする舞ちゃんに、浩太さんと悠人も驚いていました。そんな舞ちゃんに感化されたのか、悠人も自ら飲み物を冷蔵庫から出していました。浩太さんの反応から見るに、舞ちゃんに影響されたように思えます。また、この時の悠人と浩太さんのルーの量をめぐるやり取りが本当に家族って感じがして大好きです。
そんな元気いっぱいの舞ちゃんに、久留美ちゃんの口からウサギのスミちゃんの死が伝えられることに。舞ちゃんがスミちゃんを大切に想っているのを知っており、かつスミちゃんを託された彼女が、自らその死を舞ちゃんに伝えるにあたっては、どれほどの覚悟が必要だったことでしょう。だというのに「ウサギ殺し」とはあまりにも酷い呼び方ですね……こういう無邪気な残酷さもリアルだと思いますが、心が痛みました。
今週はこの話を引きずるのかと思いましたが、意外や意外、第11回の中で舞ちゃんの行動が久留美ちゃんの心を救うこととなりました。五島での経験は五島でしか発揮できないものではなく、しっかりと舞ちゃんの中に根付いているという描写が素敵です。
結局この後、ウサギの死に関する誤解が解けたかどうかは不明のまま。ですが、久留美ちゃんにしてみれば、舞ちゃんがああいってくれたことが救いだったでしょうし、わざわざ誤解を解いてまで仲良くする必要は無いのかもしれません。
そして飛行機に興味を持ち始めた舞ちゃんは、ばらもん凧に翼をつけるところから始まり、浩太さんを元気にするためにも模型飛行機作りにチャレンジ。新たに古本屋を営む八木さんと親しくなり、そこを秘密基地として日々模型飛行機作りに勤しんでいました。八木さんは新たな登場人物ではあるものの、前から仲が良かったかのようにスッ…と良いポジションに収まっていましたね。
八木さんと詩を通じて交流を深めたのは貴司くん。互いに成長しても八木さん宅が秘密基地のようですが、果たして彼がどんな職を目指すのかも気になります。詩一本で食べていくというのは、なかなか想像できない世界ですしね……
舞ちゃんが飛行機に興味を持ち始めたことを、誰よりも喜んでいたのが浩太さんでした。舞ちゃんから話を聴いた時の、驚きや喜び、様々な感情が入り混じった「へえ~……」がとても印象的です。
飛行機を作る会社に入ったものの、作る前にやめ、工場を継いだ浩太さん。ですが、今週はその工場が存続の危機に陥ることに。義理と人情だけは商売は成り立たず、悠人の進路にも影響する可能性が……もしかすると、浩太さんの中では工場を畳み、どこかに移り住むことも視野に入っていたかもしれません。舞ちゃんと遊園地に行ったのは、せめて最後に楽しい思い出を残してやりたいという気持ちが、どこかしかにあったようにも思えます。
ですが、遊園地から町を見下ろした舞ちゃんの目には「キラキラしてる」東大阪が映っていました。そんな舞ちゃんの感想を大事にしたいと思ったのか、再び歩き始めた浩太さん。その熱意が通じて、突破口が開けることに!
浩太さんが祥子さんに手紙を送っていたことは、舞ちゃんの五島行きに少なからず影響を与えていたでしょう。そこでの暮らしで元気になった舞ちゃんに、今度は浩太さんが励まされる。誰かを大事に思う気持ちが、巡り巡って浩太さん自身を元気づけた……素敵な連鎖です。義理と人情だけでは商売は成り立たない。しかし、義理と人情故に成功することもある。工場を、先代からの人脈を繋ぎ留め続けた浩太さんの苦労が報われて本当に良かった……
ですが、一方で「新しいことへの挑戦」の大事さも描かれていましたね。人数や工場の規模の小ささ故に余裕は無かったのでしょうし、現状維持も難しいことだと思います。ですが、時には状況を打破するべく、新しいことへの挑戦も必要。子供のみならず、大人も成長できることが描かれている作品だなと感じました。
そして、いよいよ舞ちゃんと久留美ちゃんが作った模型飛行機を飛ばす日。2人の大好きな「お父ちゃん」のみならず、みんなが笑顔になる、何とも素敵な一時でしたね……最初は断っていた悠人もちゃんと来てくれているのが更に良い……妹からああも真っすぐに「応援している」と言われてしまっては、行かないわけにはいかないでしょう。
なお、悠人は無事東大に入れたようですが、何やら音信不通の様子。次週登場するようですが、何やらこじらせている感じが……「東大に入る」という目標こそ大きいものの、その先の夢については特に語られず。果たして悠人はどんな道に進むのか、こちらも楽しみです。
月日は流れて2004年。遂に舞ちゃん役は浅田芭路さんから福原遥さんへとバトンタッチ!……今週でとうとう幼い舞ちゃんたちとはお別れ。元々、福原遥さん主演ということで見始めた作品でしたが、これほどまでに幼い彼女たちとの別れが寂しく思える日が来ようとは思いもしませんでした。舞ちゃんをはじめ、悠人に貴司くん、久留美ちゃん、一太……みんな元気で頼もしく成長してくれていることを願うばかりです。出番は僅かながらも、今週も祥子さんと一太に会えたのが嬉しかった……
航空工学を学ぶべく大学に進学した舞ちゃんに待ち受けるのは何か。ますます楽しみなところで、次週に続きます。
……しかし、相変わらず語りたいことが山ほどある本作ですが……今週は笠巻さん共々工場を支えていた章にいちゃんに土下座をしなければなりません(汗。すいません!「この人いつか急に会社辞めるな」とか「笠巻さんと喧嘩して仕事成り立たなくなるな」とか思ってしまって、本当にすいません!まさか「章にいちゃん」と舞ちゃんから呼ばれるほど親しいうえに、忙しい合間を縫って模型飛行機作りに協力してくれる優しい兄ちゃんだとは思いませんでした!本当にすいません!笠巻さんもめっちゃ良い笑顔で笑うじゃん……