ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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舞いあがれ! 第3週「がんばれ!お父ちゃん」

2022-10-22 06:12:23 | テレビ・映画・ドラマ
舞いあがれ! 第3週「がんばれ!お父ちゃん」

 悠人の勉強机に、舞ちゃんお手製の合格けん玉が飾られているんですけど、泣いていいですか?

 さて、五島から帰ってきて疲れているであろうに、早速家のお手伝いをする舞ちゃんに、浩太さんと悠人も驚いていました。そんな舞ちゃんに感化されたのか、悠人も自ら飲み物を冷蔵庫から出していました。浩太さんの反応から見るに、舞ちゃんに影響されたように思えます。また、この時の悠人と浩太さんのルーの量をめぐるやり取りが本当に家族って感じがして大好きです。

 そんな元気いっぱいの舞ちゃんに、久留美ちゃんの口からウサギのスミちゃんの死が伝えられることに。舞ちゃんがスミちゃんを大切に想っているのを知っており、かつスミちゃんを託された彼女が、自らその死を舞ちゃんに伝えるにあたっては、どれほどの覚悟が必要だったことでしょう。だというのに「ウサギ殺し」とはあまりにも酷い呼び方ですね……こういう無邪気な残酷さもリアルだと思いますが、心が痛みました。
 今週はこの話を引きずるのかと思いましたが、意外や意外、第11回の中で舞ちゃんの行動が久留美ちゃんの心を救うこととなりました。五島での経験は五島でしか発揮できないものではなく、しっかりと舞ちゃんの中に根付いているという描写が素敵です。
 結局この後、ウサギの死に関する誤解が解けたかどうかは不明のまま。ですが、久留美ちゃんにしてみれば、舞ちゃんがああいってくれたことが救いだったでしょうし、わざわざ誤解を解いてまで仲良くする必要は無いのかもしれません。


 そして飛行機に興味を持ち始めた舞ちゃんは、ばらもん凧に翼をつけるところから始まり、浩太さんを元気にするためにも模型飛行機作りにチャレンジ。新たに古本屋を営む八木さんと親しくなり、そこを秘密基地として日々模型飛行機作りに勤しんでいました。八木さんは新たな登場人物ではあるものの、前から仲が良かったかのようにスッ…と良いポジションに収まっていましたね。
 八木さんと詩を通じて交流を深めたのは貴司くん。互いに成長しても八木さん宅が秘密基地のようですが、果たして彼がどんな職を目指すのかも気になります。詩一本で食べていくというのは、なかなか想像できない世界ですしね……


 舞ちゃんが飛行機に興味を持ち始めたことを、誰よりも喜んでいたのが浩太さんでした。舞ちゃんから話を聴いた時の、驚きや喜び、様々な感情が入り混じった「へえ~……」がとても印象的です。
 飛行機を作る会社に入ったものの、作る前にやめ、工場を継いだ浩太さん。ですが、今週はその工場が存続の危機に陥ることに。義理と人情だけは商売は成り立たず、悠人の進路にも影響する可能性が……もしかすると、浩太さんの中では工場を畳み、どこかに移り住むことも視野に入っていたかもしれません。舞ちゃんと遊園地に行ったのは、せめて最後に楽しい思い出を残してやりたいという気持ちが、どこかしかにあったようにも思えます。
 ですが、遊園地から町を見下ろした舞ちゃんの目には「キラキラしてる」東大阪が映っていました。そんな舞ちゃんの感想を大事にしたいと思ったのか、再び歩き始めた浩太さん。その熱意が通じて、突破口が開けることに!
 浩太さんが祥子さんに手紙を送っていたことは、舞ちゃんの五島行きに少なからず影響を与えていたでしょう。そこでの暮らしで元気になった舞ちゃんに、今度は浩太さんが励まされる。誰かを大事に思う気持ちが、巡り巡って浩太さん自身を元気づけた……素敵な連鎖です。義理と人情だけでは商売は成り立たない。しかし、義理と人情故に成功することもある。工場を、先代からの人脈を繋ぎ留め続けた浩太さんの苦労が報われて本当に良かった……

 ですが、一方で「新しいことへの挑戦」の大事さも描かれていましたね。人数や工場の規模の小ささ故に余裕は無かったのでしょうし、現状維持も難しいことだと思います。ですが、時には状況を打破するべく、新しいことへの挑戦も必要。子供のみならず、大人も成長できることが描かれている作品だなと感じました。


 そして、いよいよ舞ちゃんと久留美ちゃんが作った模型飛行機を飛ばす日。2人の大好きな「お父ちゃん」のみならず、みんなが笑顔になる、何とも素敵な一時でしたね……最初は断っていた悠人もちゃんと来てくれているのが更に良い……妹からああも真っすぐに「応援している」と言われてしまっては、行かないわけにはいかないでしょう。
 なお、悠人は無事東大に入れたようですが、何やら音信不通の様子。次週登場するようですが、何やらこじらせている感じが……「東大に入る」という目標こそ大きいものの、その先の夢については特に語られず。果たして悠人はどんな道に進むのか、こちらも楽しみです。


 月日は流れて2004年。遂に舞ちゃん役は浅田芭路さんから福原遥さんへとバトンタッチ!……今週でとうとう幼い舞ちゃんたちとはお別れ。元々、福原遥さん主演ということで見始めた作品でしたが、これほどまでに幼い彼女たちとの別れが寂しく思える日が来ようとは思いもしませんでした。舞ちゃんをはじめ、悠人に貴司くん、久留美ちゃん、一太……みんな元気で頼もしく成長してくれていることを願うばかりです。出番は僅かながらも、今週も祥子さんと一太に会えたのが嬉しかった……
 
 航空工学を学ぶべく大学に進学した舞ちゃんに待ち受けるのは何か。ますます楽しみなところで、次週に続きます。


 ……しかし、相変わらず語りたいことが山ほどある本作ですが……今週は笠巻さん共々工場を支えていた章にいちゃんに土下座をしなければなりません(汗。すいません!「この人いつか急に会社辞めるな」とか「笠巻さんと喧嘩して仕事成り立たなくなるな」とか思ってしまって、本当にすいません!まさか「章にいちゃん」と舞ちゃんから呼ばれるほど親しいうえに、忙しい合間を縫って模型飛行機作りに協力してくれる優しい兄ちゃんだとは思いませんでした!本当にすいません!笠巻さんもめっちゃ良い笑顔で笑うじゃん……
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「ウマ娘 プリティーダービー」を遊ぶ ウマさんぽとNumberコラボ

2022-10-21 07:40:10 | ウマ娘 プリティーダービー
 先日開催されたチャンピオンズミーティング・ライブラ杯から、新たな楽曲「Ms.VICTORIA」が追加されました。この画面をスズカさんで見られるのはいつの日か……あ、このオグリは別のトレーナーさんなので、ウマ娘の隣に表示されるトレーナー名をカットしています。


 さて、アストンマーチャンやヤマニンゼファーが来てくれる気配が無い今日この頃。「ウマさんぽキャンペーン」が始まりました。ログインやコンテンツプレイでゲージを溜めて、お散歩で親愛度アップ&報酬ゲット!とのこと。
 これまで親愛度はあまり意識していませんでしたが、現状親愛度10はスズカさんのみ。次いで高いキタちゃんやセイウンスカイでもまだ10には到達していません。オグリキャップやエルコンドルパサーの親愛度上限が解放され、ミッション報酬に私服が加わったこともあり、こうした親愛度を上昇させるイベントは頻繁に開催して欲しいですね。さて、実際にはどんな感じに……



 ……前言撤回!なんでキャンペーン中だけなんですか!?推しと散歩して、幸せそうに食べている姿を見られる素晴らしいイベントですね!



 料理や食べ方にも個性が現われていて良いですね……というか、ネットで知ったのですが、キタちゃんとダイヤちゃんが薬指にはめている指輪の意味は一体……?ストーリーで言及されていましたっけ?夕陽の前で交わした約束を忘れないための指輪とか?



 そして!現実・ゲームの両方で「Number」コラボが始まりました!ゲーム中ではストーリー画面でもっている本がNumberに変わっているほか、オグリキャップやスズカさん、キタちゃん&ミスターシービーらの特別な会話が聴けます。



 更に、コラボ記念フォトフィルターが追加され、Number表紙風の1枚が撮影できます。絵になるなぁ、スズカさん……


 また、現実の雑誌「Number」においても、ウマ娘の特集が組まれています。裏表紙を飾るのはミスターシービー、キタサンブラック、セイウンスカイ!てっきりこの流れでミスターシービー実装かと思いましたが、まさかヤマニンゼファーが先に来ようとは。まぁヤマニンゼファーも「風」の例えがあまりにも豊富過ぎて面白い子なのでヨシ!

 さて、特集の方はというと、セイウンスカイへのインタビュー、キタサンブラックの物語、シンボリルドルフ・ミスターシービー・ナリタブライアンら三冠ウマ娘の対談、ナリタトップロードの主戦騎手である渡辺薫彦さんへのインタビュー、ウマ娘における菊花賞の描かれ方、トレセン学園相関図が掲載されています。
 ウマ娘の物語から始まり、少しずつ史実を織り交ぜていき、そしてトレセン学園相関図をめくるとそこにはスターホース相関図として、元になった競走馬たちの関係性が分かります!さすがに見開き2ページで全ウマ娘の関係性を表示しきれてはいませんが、相関図をウマ娘と競走馬の架け橋として、表紙・裏表紙どちらから読んでも楽しめる構成は素晴らしいですね。
 また、スターホース相関図には競走馬のみならず、騎手の方々も映っているため、ウマ娘の勝負服にどのように反映されているのかを見るのも楽しいです。そうなってくるとトレセン学園相関図も勝負服で見たいところですが、そもそも関係性を示す線が縦横無尽に交差していますから、そこに勝負服となると更にカラフルになって見づらくなるのを避けたのかなーと。


 もちろん、実際の競馬の記事も興味深く読ませていただいております。まだ逃げ馬と、オルフェーヴル&池添謙一さんの記事に目を通したぐらいですが、凱旋門賞やウマ娘化が発表されているデアリングタクトの記事など、読み応えがありそうで楽しみです。


 「Number」といえば、昨年同時期に発行された号では「運命の名牝」と題した特集が組まれており、その一つとして「ウマ娘ではダイワスカーレットとウオッカの対決をどう描いたか」が特集されていました。それから1年、まさか裏表紙を飾り、更にウマ娘たちのインタビュー記事などが載ることになろうとは……
 昔、父が読んでいたNumber。それを今、私が競馬の記事を目当てに読む。競馬どころかスポーツに興味がない当時は全く想像もしていませんでした。今度実家に帰った時には、実家に眠っているかもしれない昔のNumberを探してみようと思う、今日この頃でした。
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相棒21 第2話「ペルソナ・ノン・グラータ~二重の陰謀」

2022-10-20 06:50:20 | 相棒シリーズ
相棒21 第2話「ペルソナ・ノン・グラータ~二重の陰謀」

 久々に右京さんと再会した亀山くん。彼が右京さんと一緒にいて生き生きとしているのを見た教え子たちは、亀山くんの正義を継ぐと約束し、彼を日本に送り出す!……的な展開を想像したのですが、実際には亀山くんの心がズタボロになる展開でした。どうしてそうなった。

 事件そのものは登場人物間の意外な繋がりが明らかになったり、新たな被害者こそ出たものの、大きくひっくり返るようなことは無く。真っ当(謹慎中)に捜査をしていった結果たどり着いたといった感じで、特に面白みもなく、2週に渡って描くほどの事件では無かったように思えます。
 亀山くんの教えを受けて開花した花たちは枯れ、むしり取られ、他人を傷つける棘を宿し……亀山夫妻を巻き込みたくないからこその国外退去だということは理解出来ますし、亀山くんの教え全てが無駄になったとは思えませんが……それでも、冒頭にあげたように、亀山くんが笑顔で日本に戻れるような展開であってくれたらと思わずにはいられません。

 ラスト、お馴染みのBGMと美和子スペシャルで亀山夫妻が戻ってきた感が演出されていましたが、そこに至るまでの過程が微妙と言わざるを得ない話でした。内村刑事部長の件以外、登場人物の変化にスッと馴染んでましたしね。今後、三浦さんや米沢さん、小野田官房長がいないことにも触れるのでしょうか?

 ただ、右京さんに長年振り回され続けたからこそ、今回は抑えに回った亀山くんに右京さんが辟易する、という点だけはちょっと面白かったです。
 また、亀山くんに散々プライドを説いた伊丹さんが、自らプライドを捨てて土下座をするのはカッコよかったかと。


 そして次回は亀山くんが容疑者です!……多分「えぇ!?亀山くんが犯人!?そんなことあるはずがない!」と動揺するべきなんでしょうけれども、ダークナイトを経験した身としては、まぁそういうこともあるかなって(汗。どう転んでもダークナイトみたいにはならんだろうなって……本当、ダークナイトの傷は何年経っても癒えませんねぇ……
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お通しチャーハン

2022-10-19 07:46:56 | 日々の生活
 なんとかラーメンが美味しいというお店にて。
 私「チャーハンください」
 連れ「ラーメンじゃないの!?」

 なんとか定食が売りのお店にて。
 私「チャーハンください」
 連れ「なんで?」

 毎度毎度チャーハンを注文しているお店にて。
 私「チャーハンください」
 連れ「この間も食べなかった?」


 ……とまぁ、飲食店のメニューにチャーハンがあるならば、大体決まってチャーハンを注文しています。そのお店のおススメとか、以前何を頼んだかに関係なく、チャーハンを注文します。チャーハンに関しては一家言あるぐらいには好き!と言えたら、それは「こだわり」になるんでしょうけども、残念ながらそういったものもなく、ただただチャーハンを注文します。

 チャーハンは人並みには好きですが、他のメニューを頼まない理由があるかと言われると……特にこれだ!と自分を納得させる理由が思いつかないんですよね。定食だとちょっと量が多く感じるし、そもそもそんなにガッツリ食べたいと思う時がほぼ無い。ラーメンは特にこれが好き!という味も無い。となると、量的にちょうどよく、味を選んだりする手間も無いチャーハン……という、何だか消去法のような選び方をしている気がしないでも無いですね(苦笑。

 そんなわけでチャーハンを選び続けた結果、初めて行く店でもチャーハンがあるかどうかを気にするようにはなったので、割と今では積極的に注文している気がします。まぁ、前述のとおり、誰かと一緒に行くと驚かれる・疑問に思われることがほとんどですが(苦笑。
 あとは自宅で食べたチャーハンと、祖父母の家で食べたチャーハンの味が違ってて面白かったとか、そんなことも影響しているかもしれません。こっちの影響の方が大きいかもしれない。


 といった感じで、改めて自分が毎度毎度チャーハンを選ぶ理由についてあれこれ考えた今日この頃。「イチジョウ」のように美味しいチャーハンが自分でも作れたらいいんですけどね。どうにもべったりしてしまって……だからといってレシピを見よう!とはならないあたり、料理スキルの成長の見込みが全く感じられない今日この頃でもあります(苦笑。
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「まずさ」との邂逅

2022-10-18 07:16:06 | 日々の生活
 甘いお菓子、辛い料理、苦い薬に渋いお茶、酸っぱい果物……味にも色々ありますが、特に苦手な味はありません。病院で苦い薬を処方されても、「苦い」とは感じるものの「まずい」と感じたことはありませんでした。

 料理に関しては自炊・外食問わず、あまり冒険することはありません。未知の食べ物は口に入れた瞬間ゾワッとする感じが広がりますが、かといって食べられないこともなく。苦手な部類に入る牡蠣やカレーうどんも同様です。

 そんな具合でこれまでの人生において、幸運なことに「まずい」と感じる食べ物に出会ったことは殆どありませんでした。そう、殆ど。少なくとも二回、私は人生で「まずい」と記憶している料理に出会っています。

 具体的に何の料理かは避けますが、少なくとも10年、20年以上の月日が流れているにも関わらず、未だに強烈に「まずかった」という記憶が残り続けています。どこがどうまずかったのか、例えるならどんな味か……までは覚えていません。とにかく一口食べて甘い、辛い、苦い、渋い、酸っぱい……どの感想よりも先に「まずい」が飛び込んできたのは、覚えている限りではその二回だけです。

 二つのうち一つは「普段食べない食材が含まれていたから」という可能性が高いですが、もう一つは特に変わったものは入っていなかった……はず……なのに何故あんな味に……?当時ですら「これまずいんですけど」とか質問できるはずがありませんし、今となっては確かめる術もありませんが、ただただ「まずかった」。その記憶だけが強烈に残り続けています。

 とはいえ、そのまずさが必ずしも悪いことかというと、そうでもなく。「あれ、まずかったよねー」と共通の記憶で盛り上がれますし、何だかんだで食べた前後の出来事とセットで思い出されるわけですから、「まずさ」がきっかけで、あれやこれやと当時の出来事を思い出すことが出来ます。いや、出来ることなら「おいしい」をきっかけにあれこれ思い出せる方が良いんですけどね?(汗。

 それからしばらく「まずい」料理とは出会っていませんが、またいつか出会い、「あの味は無いわー」と会話のタネになる日は来るのでしょうか……来て欲しいような、来なくていいような。とりあえず安牌であろう食材を、特に冒険しないメニューを選び続ける限りは、そういった出会いは無さそうな今日この頃でした。
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アンソロジーコミックが4コマ漫画ばかりとは限らないのだ!

2022-10-17 08:00:17 | 本・音楽
 先日、ウマ娘のアンソロジーコミックを買いました。表紙のキタちゃんとダイヤちゃん、裏表紙のハルウララが可愛かったので、つい……

 で、買ってから言うのもなんですが、実は私「アンソロジー」に苦手意識があります。正確に言うと「アンソロジー自体は楽しく読めるけれども、アンソロジーという単語が苦手」なのです。

 というのも、遡ること5……10……15……え、待って、もっと遡る?あれ発売したの、そんなに前?……ともあれ、20年以上前のことになると思います。
 昔はマリオやゼルダの伝説(神トラ、夢島)の「4コママンガ劇場」が大好きで、同じ漫画を何度も繰り返し読んでいました。そんな私が新たに手に取ったのが、ヨッシーアイランドが表紙の漫画でした。てっきりそれも「4コマ漫画がいっぱい載っている!」と思って買ったのですが、ページを開いてビックリ。「これ、4コママンガ劇場じゃない!」
 ……いや、そもそも表紙をよく見て買えと言う話なのですが、当時の私にとってあの手のサイズの漫画=4コママンガ劇場だったので、4コママンガばかりが掲載されているものだとばかり……そんな自分の勘違いを棚に上げて「思ってた本と違う……」と勝手にガッカリし、以来その漫画だけは殆ど読まないままに棚に仕舞われています。

 ……といった思い出があるために、今でも「アンソロジー」と聞くと当時を思い出して一瞬手が止まってしまいます。とはいえ、一瞬手が止まるぐらいでまた伸ばすことは出来ますし、いずれも楽しく読ませていただいていますが、そこに4コマ漫画が掲載されているとどこかホッとしてしまうあたり、未だに「アンソロジー」という言葉そのものへの抵抗が微妙に残っているなと感じます。この抵抗感が時効を迎えるのはいつの日か……いや、まぁ、我ながら勝手な勘違いで何言ってるんだコイツって感じですが(汗。

 そんなこんなで一瞬引っ込む手を何とか伸ばしつつ、ウマ娘のアンソロを楽しんでいた今日この頃でした。
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うまゆる 第1話~第3話

2022-10-16 21:54:04 | ウマ娘 プリティーダービー
 遂に配信が始まりました短編アニメ「うまゆる」!16日の配信では一挙に第1話から第3話が同時配信となりました。

第1話「嵐を呼ぶウマ娘(たち)」
 開始5秒で、明らかに他と比べてサイズがおかしいヒシアケボノの姿に笑ってしまいました(笑。確かに固有スキル発動時のヒシアケボノもデカいけど、まさかアニメでさも当然のようにデカくなっていようとは。あと、指にとまっていた鳥も相当デカいのでは?
 そして、何とゲームオリジナルウマ娘のハッピーミークも登場!セリフこそありませんでしたが、ビターグラッセやリトルココン、ライトハローなど、オリジナルウマ娘との交流も見られると良いですね。

 さて、相も変わらず喧嘩するほど仲が良いウオッカとダイワスカーレットと、2人をなだめるツルマルツヨシ。そこへ嵐と共に現れたのはシンボリクリスエス!更に高笑いしながらタニノギムレットも登場!もうこの時点で史実におけるウオッカの父親だというのが良く分かる見た目とキャラをしています(笑。ツルマルツヨシに出番があったのは、シンボリクリスエス同様にシンボリ牧場繋がりでしょうか?
 タニノギムレットが左ひざを抑えていたのは中二病……ではなく、史実では左前浅屈腱炎を発症したとのことですから、それを意識した演出なのでしょう。ということは、シンボリクリスエスが嵐を呼んだり、近くの木に落雷したのも実際に会った出来事なんでしょうか……何というか、いい意味で史実とフィクションの境目が分からなくなってしまいますね(苦笑。

 同じ時代を走ったシンボリクリスエスとタニノギムレットが出会うことにより、盛大に何かが!……始まらない第1話でした(笑。


第2話「静かなる漆黒」
 ……私見たんです!マチタンがはちみーを購入するシーンの背景に、巨大な可愛らしい目を!……もしかして毎話可能な限り背景にヒシアケボノを出すつもりなんだろうか。で、最終回あたりで答え合わせとかしそう。

 さて第2話はシンボリクリスエスとスペシャルウィーク、マチカネタンホイザ、メイショウドトウらの交流が描かれました。
 目の前で何が起きても静かに、ただ黙って前をじっと見据えるシンボリクリスエス。周囲からは怒っていると勘違いされそうな雰囲気の持ち主ですが、でも実際はみんなの優しさにホッとしているようで……口数少な目ながらも、カッコ可愛い感じのウマ娘ですね。

 しかしマチタンとドトウのミスは不可抗力にしても……スペシャルウィークの食欲が相変わらずすぎますね(苦笑。にんじんハンバーグからにんじん取ったら、それはもうただのハンバーグなんだよ、スぺ……


第3話「今宵、BARでカクテルを」
 第3話の舞台は「BAR細純」……というわけで、まさかの細江純子さんが細江ママとしてアニメに登場です(笑。確かにウマ娘公式にもトレセン学園関係者の一人として掲載されているけれども!まさか短編アニメにも出演されるとは思わなんだ。

 マルゼンスキーとシンボリルドルフから少し離れたところで、今回の主役であるタニノギムレットとウオッカの史実親娘が語らっていました。
 「ワタシが酔えば酔うほど、観衆は俺に酔う」など、会話の中でちょくちょく「ワタシ」「俺」という一人称が入れ替わるタニノギムレット。公式サイトのキャラ紹介でも同様に使い分けがなされているようでしたし、これにはどういった意味があるんですかね?「ワタシ」は自分の内面を、「俺」は外見を指しているとか?
 
 麦茶では酔えないと愚痴るウオッカに、何とも的確なアドバイスを送るギム先輩ことタニノギムレット。親が娘に自分の背中を追ってこいといい、娘は追い越すために走り続けると宣言する……うーん、史実親娘の交流は尊いですねぇ……最後はイマイチ締まらない感じになるかと思いきや「ギムレットには、早すぎる……」と何とも意味深っぽい感じで締めくくれるあたり、さすがウオッカの父親といった感じのウマ娘でした。

 といった感じで、今回はシンボリクリスエスとタニノギムレットの活躍を中心に楽しませてもらいました。来週以降も楽しみです。
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暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第33話「ワッショイなとり」

2022-10-16 10:12:04 | 暴太郎戦隊ドンブラザーズ
暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第33話「ワッショイなとり」

 ドンブラザーズでリバイスのCMを見ると笑いがこみあげてしまいますね(汗。

 さて、蘇ったソノイはタロウを倒し、ソノニたちにも忠誠を誓うよう高圧的に迫っていました。この乱暴な感じ、仲間を鍛えるべく仲間を襲っていた最初の頃のタロウを思い出しますね。一方ソノイに敗れたタロウは闇ジロウに看病されていました。
 出会ったばかりのジロウは、タロウ不在を良いことに彼の後を継ぐ者を自称していたため、ジロウにとっては都合の良い展開かと思いましたが、闇ジロウにとってタロウは自らが倒すべき存在であり、死なせるわけにはいかないと。同じジロウでも、タロウに対する考え方は少々異なるようにも感じました。

 で、ドンムラサメとの戦いを終えた闇ジロウは、タロウをマスターに預けて撤退。そしてマスター=ゼンカイザーブラックは、何故か喫茶どんぶらに併設されているオペ室で治療を開始しました(笑。医療関係の戦隊の力を借りるのかと思いましたが、ゲーミング医療器具と、まるでミキサーのようにソノイやはるかたちの力をギアトリンガーから絞り出し、しまいにはでっかい漏斗で流し込まれることに……ぱっと見とんでもない治療法ですが、最後の「仲間(脳人含む)の力で蘇る」ってのは、ソノイがタロウの力で蘇ったのと同じなんですよね。ソノイと違いタロウに性格の変化が現われないのは、注ぎ込まれた力の量の違いでしょうか。

 一方で残されたドンブラザーズ(犬塚翼さん除く)と脳人との会合兼ゲームが繰り広げられ、はるかたちは全員ソノイのお供にされる羽目に。沈黙ゲームの一回戦、二回戦と乗り越えたことで、段々調子に乗ってくるつよしが面白かったです(笑。
 そして「欲望を解放されてもヒトツ鬼にならないか」が試され、結果はるか、真一、つよしの3人は太陽鬼に変貌。「漫画」「わびさび」「みほちゃん」は彼らにとって太陽のような存在であり、もしも無かったら凍りついたり微笑みをなくしてしまう……的な意味合いで太陽鬼なんでしょうか?
 ここまでの流れはギャグですが、何気に戦隊側3人が一気に怪人化させられるという恐ろしい展開でしたね。今回の描写を見るに、はるかと真一はタロウがいれば欲望を抑え込めそうですが、つよしと、なんなら翼もみほや夏美絡みの欲望が強いために、そう簡単には戻れ無さそうです。

 
 という流れで、復活したタロウは新たな力・オミコシフェニックスの力を借りて、ゴールドンモモタロウへとパワーアップするのですが、まさかその初陣がつよしが変貌した太陽鬼だと、誰が予想できたでしょうか(笑。しかも太陽鬼らしく……らしく?「みほ返し」なるトンデモ技も披露。今回だけを見ると笑える技ですが、次回みほと翼の関係に変化が起こりそうところを見ると「みほ(夏美)を翼のもとに帰す」展開の暗示に見えなくも無いです。

 そんな太陽鬼とアノーニたちを前に圧倒的な力を見せたゴールドンモモタロウ。特に印象的だったのは、アノーニ越しにビームを連発するシーンですね。アノーニの体で銃口を隠し、誰を狙っているか分からなくするとか、容赦が無さすぎる……ついこの間にはアノーニ側から助けを求められたというのに……
 そしてトドメは、相手を桃に封じ込めて、身動きが取れなくなったところを狙い撃つ!撃った相手を浄化するところも含めてプリキュア感のある技でしたね。にしても「フェスティバル縁弩」のネーミングセンス、カッコよすぎる……!


 あれやこれやとハチャメチャでしたが、何だかまとまっている気がするのがドンブラザーズの奇妙なところ。ということで次回はオニタイジンのパワーアップ!ですが、それ以前に何やらつよしのメンタルがやばそうというか、2話続けてヒトツ鬼になってもおかしくなさそうな雰囲気が漂っていますね……
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仮面ライダーギーツ 第7話「邂逅Ⅵ:ラスボスと缶けり」

2022-10-16 09:30:31 | 仮面ライダーギーツ
仮面ライダーギーツ 第7話「邂逅Ⅵ:ラスボスと缶けり」

 サブタイトルはデザイアグランプリが新たに開催されるたびに「邂逅」の部分が変わっていくのかな。

 さて今回はラスボスジャマト・サボテンナイトジャマトが登場。見た目は小さいものの、そのパワーは道長を吹き飛ばすほど。加えて発見した人間を捕まえて巨大化し、一か所には留まらず人間を探して移動……という圧倒的な能力を持ち、過去にライダーを全滅させたこともあったようで。
 で、人々の記憶から消されたはずの出来事を何故英寿は知っているのか……本人曰く「西暦元年」からデザイアグランプリに参加しているとのことなので、その間にギロリやツムリから話を聴いたのでしょうか? 

 また、英寿に関しては、探し求める人物が母親であることが判明しました。母親に見つけてもらうためにスーパースターになったっぽいですが「距離を置いていた息子がスーパースターになったから会いに行く」ってのは、母親側からしたらあまりにも都合が良すぎる話であり、かえって出ていき辛いように思います。
 単に母親に会いたいのであれば、本当の愛を求める祢音のように「母親に会える世界」を望めばいい気がします。ですが「スーパースターになる」という間接的な手段で会おうとしているということは、そういった直接的な願いは既に叶えようと試みたものの、実現しなかったんでしょうね。となると、母親は既に亡くなっているか、とっくに会っているか……?

 家族を失う痛みを知っているからこそ、同じ思いをする人が増えて欲しくない。景和の願いに理解を示したかに見えた英寿でしたが……果たして本当に化かしたのか、はたまた景和の作戦が成功するならそれはそれで良いと考えたため、ひとまず様子見に徹していたのか。
 化かされ、裏切られ、また化かされ。景和の受難はまだまだ続きますが、次回はニンジャの力を手に再起!……でも、結局英寿に良いとこ取られそうな気がしますね……「缶を蹴る」だけではなく「エリア外にまで出す」のであれば、景和が蹴っ飛ばした缶がエリアを出る直前、英寿の攻撃を命中させれば「エリア外に出したのは英寿」ってことになりそうな気も……

 
 そんなこんなでまた次回。
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デリシャスパーティ♡プリキュア 第32話「すすれ!ちゅるフェス まいごのうどんを探せ!」

2022-10-16 08:59:29 | デリシャスパーティ♡プリキュア
デリシャスパーティ♡プリキュア 第32話「すすれ!ちゅるフェス まいごのうどんを探せ!」

 不審なエビフライ(ルパパト)VS迷子のうどん(デパプリ)、ファイッ!

 さて今回は麺のお祭りが開催されることに。しかしその前にうどんのレシピッピが行方不明。他の麺のレシピッピが泣き出し、麺類が次々とふやけたり柔らかくなってしまう事態に。ブンドル団関係なしに、レシピッピの感情次第で料理の味が変わってしまうのか……こういった事態に対応するためのエナジー妖精なんですかね?しかし、どこにでもいるはずのレシピッピが「迷子」というのも変な気がしないでもないですが、「友達がいなくなったから探して!」って感じなんでしょうね。

 フェスティバルの準備にレシピッピ探し。両立するのは困難だが、みんなで協力しよう!ということで、不器用ながらもレシピッピを励ますここねちゃんが可愛いかったです(笑。しかし探せどもなかなか見つからないため、メンメンは奥の手として麺うらないに挑戦。食べ終えた後のスープの色の変化がヒントとなるようで。これ、コメコメやパムパムも同じこと出来るんですかね?米の焚き具合とか、パンの焼き加減とか……

 ヒントを頼りに発見したものの、セクレトルーに奪われてしまう羽目に。しかも占いにエナジーを使用したため、キュアヤムヤムはパワーダウン。責任を感じるメンメンでしたが、らんは柔らかい麺ならではの見事な作戦を披露。麺とスープ、どちらかだけでもダメ。互いに互いを支え合い、より高め合う関係性が描写された話でした。

 で、良い話なのは分かりましたが、何故にくまモン。そしてあまねの様子がちょっと妙だったのは何故?
 そういえば、あまねのことが大好きなパフェのレシピッピ、最近出てきませんね。てっきりコメコメたちのようなポジションに収まるものとばかり。まぁ出てきてもあまね推し発言しかしなさそうではありますが(汗。

 ……とか何とか思っていたら、次回登場するっぽいです。今回思い悩んでいたのは、ハロウィンパーティー絡みの様子。ハロウィンだからといって羽目を外し過ぎず、それでいて楽しんでもらうにはどうしたらいいか……を悩んでいたのかな。
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