Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

現状のR305のサウンドの位置付け

2009年01月14日 | ピュアオーディオ

現在モニタールームにおいてR305をオリジナルのネットワーク状態、オリジナルSP内配線で鳴らし続けて聴いています。

同じCDP、アンプ、ケーブル(全て固定)でSP-LE8T、ハーベスHL-MKⅢ、BC-Ⅱ(全てTrail仕様SP)と聴き比べしますと、残念ながら「質感」と「スケール感の大きさ」で及びません。図体はでかいのに「制約」の有る音で、聴きたい気持ちにはさせてくれません。

周波数帯域的にもレンジはさほど上下とも延びていません。他の20cmクラスのSPと同程度です。

NHKでは「人の声」(アナウンス)のモニターだったのでしょうか?。それにしてはアルテックのような「魅力」は有りません。テレフンケンモニターの乾いた声の魅力でも有りません。

淡白で素っ気無いサウンドが印象です。これで「聴きつかれ」しなければそれなりに合格点は出せるのでしょうが、そうでもないみたいで「味気ない」結果が付きまといます。

一応明日までそのままで聴いて見ますが、明後日にはSP内ケーブル配線をすべて「ルシファー仕様」に交換して、何処までサウンドが改善されるか確認します。

サイズ的にはアルテックの612Aシステムと同等のサイズが有りますので、このレベルくらいまでの音質とスケール感は出て欲しいと願っています。


自宅システムのサウンド近況

2009年01月14日 | ピュアオーディオ

この処、R305の話やハイルドライバーの話で陰に隠れているが、自宅の707Jシステムは「ほろり」とするほど「良い音」がするのだ。有る意味オリンパスシステムを超えていますね。

聴きはじめから1時間くらいは、アンプが暖まっていないので「流し」をするのだが、その後聴き続けると「SWを切るのを忘れて」聴き続けるのです。SWを」切るのがいやになるほど「良い音=良い音楽」がしているのです。おかげで毎夜、深夜になって寝ていますので「寝不足」に陥っています。残るは「ハイルドライバー」の導入のみですね。(実はもう数点・・・)

壁コンをフルテック製にしてから素晴らしく「見通し」と「音色の良さ」が出ています。それとともに「音数」も「奥行き感」も心地よく・・・。低音の再生能力もなかなか凄いのですよ。SCS-Xの威力ですね。

電源系ではオリンパスシステムやRCAシステムの先を行っていますので、「見通し感」や「音色」(これはパワーアンプの力量の違い)の素晴らしさが際立ちます。

オリンパスやRCAのシステムは、本当は「壁コン」を交換して「みずみずしい質感」、「見通し感」を手に入れたいのですが、別に考えが有って止めています。他の方法でグレードアップをして行きたいと思います。

自宅システム用のハイルドライバーはすでに手配を完了しています。今度は1セットで発送していただきますので2週間もすれば入手出来るのではないかと思っています。


カラヤンのマルチ録音

2009年01月14日 | ピュアオーディオ

カラヤンとベルリンフィルの1970年代以降の録音は「マルチトラック録音」として知られているが、一般には「不評」な録音としてカラヤンを敬遠される理由になっている。

これは本当に「録音」が悪いのか? 「再生機」(ステレオ装置)の質が悪いのか? を長年考えていた。

今日、カラヤンの「スコットランド」を鳴らしていて、とてもスムースに再生できるのだ!!。

「再生装置」に不備な点が有る為、本当の姿が見えていないのだと確信した。

オリンパスシステムにハイルドライバーを組み込んで再生すると、このカラヤンの演奏がいともたやすく再生できるのだ。中高域に出て来る「音の塊」が塊でなく奥行きや余韻を伴って再生される。

今までカラヤンの音楽は「録音が悪い」と云って敬遠されていたが、実は「再生装置」が追いついていなかっただけだ。

カラヤンの録音は膨大な数の上ります。これらが「使える」(聴ける)となると非常に楽しくなります。カラヤンのCDを買いまくりたくなりますね。


ハイルドライバー接続後のオリンパスのサウンド

2009年01月14日 | ピュアオーディオ

Hyl11 今日は朝からアンプのSWを入れ、「音楽鑑賞」を楽しみにしていました。本日の仕事も一段落したのでオリンパスシステムの前に座り「音楽」を楽しんでいます。

まず、諏訪内晶子「ボヘミアン」・・・ドボルザークの「4つのロマンティックな小品 作品75」。

Hyl22 音の出だしから従来とは「質感」が全く違います。つややかでいてそれで滑らかで、ヴァイオリンの弦の鳴りと銅の鳴りが繊細に出て来ます。音の厚みが出て来ているのでしょうか、実に「リアル」で心地よいです。

心の「琴線」にグサグサ突き刺さると云うより「触られまくっている」と云った方の表現が似つかわしいです。

求めていた「質感」が出ています。この音がJBLのシステムから出ているとはだれも予想がつかないと思います。

いつもより「小音量」でいつもより「音数」(情報量)が多く、まったく「うるささ」を感じません。超小音量から超大音量まで8畳の部屋で使って、心地よくなって「居眠り」をしてしまいます。

仮配線ではクリップの材質の音がチョッと感じられましたが、ルシファー配線を半田付けしましたので「音の豊かさ」や「うるおい」(味)が豊潤でこのサウンドの「とりこ」になりそうです。

まだまだ電源系(壁コン)のグレードを上げれば更に良くなりそうです。