Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

幻想交響曲

2009年07月02日 | ピュアオーディオ

サラリーマン時代に良く聴いた曲の一つにベルリオーズの「幻想交響曲」が有ります。LPの時代には色々な指揮者の振った同曲を10枚以上集めて聴いていました。CDになってからも同じ傾向で10枚近く持っています。

LPの時代にはミンシュ/パリ管のものが有名ですが、個人的にはショルティ/シカゴ響のものが好みです。5楽章の鐘の音色がミンシュのものは気に入りません。

CDではアバード/シカゴ響の演奏が好きです。5年ぶりぐらいに昨夜聴いて見ました。以前聴いたのはJBL#4343をB-226+C29+F5+MC2500+M-60の組合せでした。その頃はおるとフォンの8Nや7Nケーブルを使っていました。結構自分でも気に入っていたのですが、今回久しぶりに聴いて見ると「音数」がまるで違います。弦楽器の数が4343の頃は10人くらいでしたが今回は50人くらい居るのでは?と思えるほどです。

ヴァイオリンパートのトレモロが浮遊している様は「思い描いていた光景」です。低音は#2231AからD130に変わっていますので「重低音」は出ませんが「それらしく・・・深みのある低音」でカバーしています。音楽を楽しむ上で聴き劣りしません。

2楽章の「ワルツ」のリズムとメロディが特に好きです。

最近クラシックをあまり欲しなくなっていましたが、やはり聴き慣れたクラシックを聴くと「やすらぎ」を覚えます。