Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

事務所の状況

2009年07月12日 | ピュアオーディオ

事務所のモニタールームも「不用品」や段ボールの空箱の整理がついて随分とすっきりして来ました。

Le8t1

SP-LE8Tも本格的に試聴できるようにRCA箱の横に配置しました。ドライブアンプは「サトリ」、ソースはipod nano です。

このシステムで38cmクラスのSPが鳴っていると錯覚します。ツウィーターに使っているフィリップスのT8が無いとただの20㎝フルレンジです。このツウィーターが有るか無いかで「空間表現力」や「スケール感」が大きく違います。これだけを聴けばこのSPシステムで家庭では十分メインになり得ます。

D1303

LE8Tを奥に配置(従来はRB46の位置)出来た為に、フロントにはD130システムをSP間4m以上あけて使用しています。こちらのSPシステムのサウンドもSP間にステージが出来ますのでストレスなく音楽が楽しめます。来社されるお客様にしょっぱな聴いていただきのですが、後ろのRCA箱システムが鳴っていると錯覚します。

D1301

何故LE8TがRCA箱システムの横に有るかと云うと整理配置の意味も有りますが、将来RCA箱システムのウーハーのパラレル接続も考慮に入れての事です。ケーブルさえ繋げば直ぐに「ウーハーのパラレル駆動」が出来ます。自宅の結果からしますと更に「音場と音の厚みが増し」ステージが出来ます。

D1302


ウーハーのパラレル化

2009年07月12日 | ピュアオーディオ

707Jのウーハーのパラレル化は素晴らしい効果を発揮しています。707Jは自宅居間10畳の部屋のコーナー部に設置しています。今までSP間の音が不足して「奥行き表現」になっていましたが、RB46で500Hz以下を補強した処、ものの見事にSP間の音が埋まり、前後にも奥行き方向にも音が広がっていきます。SP間に「ステージ」が出来ています。

707j2

今回の低域の補強はいきなりやった訳では有りません。事前実験は既に昨年「オリンパスシステム」でやっていまして、「表現力」がUPする事は掴んでいましたが、その時に組み合わせたSPがスペンドールBC-Ⅱでしたので、JBLのLE15A(紙コーン)とプラスチックコーンのBC-Ⅱとの質感に違和感を覚えましたので、「同系統の紙コーンが良い」と感を付けていました。

実際には「オリンパスシステム」にRB46をパラレル化させる方を先にやる予定でしたが、不満の多かった707Jシステムが先になりました。

707Jシステムに対策する前は「オリンパスシステム」の完成度が抜きんでていましたが、現在ではその地位は「逆転」したようです。707Jシステムの方がより魅力的でよりステージ感が出ています。

こうなると当初予定通り「オリンパスシステム」にも低域のパラレル化を急ぎたいと思います。テレフンケンのRB46は実は2セット所有していますので直ぐに実施することが可能です。現在は娘に使用させていますがBC-Ⅱと交換してやりましょう。