Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

707Jシステムの大変化

2009年07月10日 | ピュアオーディオ

昼間に707Jシステムの低域(500Hz以下)をRB46を使ってパラレル接続した。その結果を今確認しているのだけれども「すごい変わり様」だ。「大変身」といっても良いくらい変わったのです。それも「良い方向」に変わっていると思います。

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まず低域のみならず中高域の音の厚みと音場の厚みが分厚くなりました。特に中低音域の厚みが素晴らしく、今までの音は「かすれて」いたのではないかと感じさせるサウンドです。中低域が良くなると中域や高域も良くなるようで、バイオリンなどきつくなりかけていたものが「キツサ」がなくなりました。

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例えばギターソロの演奏では従来「空中に浮かんでいた」聴こえ方が、「地面に足を付いた」聴こえ方に変わりました。

あまりの変わりように聴き手のこちらが付いていけていないようです。しばらく聴き続けて馴れていかないといけないようです。


自宅707Jシステムに500Hz以下を補強

2009年07月10日 | ピュアオーディオ

自宅の707Jシステムはそのままでも充分聴ける聴けるバランスに有るのですが、ちょっと中音の強いバランスになっています。

昨日のブログで云ったように500Hz以下をフォローして見ました。ネットワークのLF端子からD130とテレフンケンのRB46を並列に接続して「音出し」確認をして見ました。D130ラインは「ルシファー」配線ですがRB46は「化け物」配線です。写真は後で追加で掲載します。

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接続して約30分聴きましたが、繋いで直ぐに「低音の音数が増え、中音とのバランスが大きく変化」しました。非常に聴き易いバランスになりました。

3ウェイの場合、低音・中音・高音に分ける訳ですが、今までの私の実験では「一つのユニットでは伝送されてきた信号をすべて音に変換出来ていない」感覚を強く持っていました。その為中域には#375+ハイルドライバーの2つのユニットを使い、高音にはLE85+#2405+デッカリボン+ビクターリボンの4つのユニットを並列に使用して来ました。今回、とうとう低音にもメスを入れましたが、やはり私の感覚は間違っていなかったと確信しました。

今回は707Jの箱の横にウーハーの位置の高さを合わせて横にRB46を並べて鳴らしています。定位の問題は有りません。いつもの位置に「人の口大」のシャープな点ポイントに定位しています。

低音の「音圧」と「音数」と「中音との繋がり」が増して「音の密度」が相当に増したように聴こえました。まだ30分ぐらいしか聴いていませんので今夜からしばらく楽しみながら確認して行きたいと考えています。現在の処でデメリットは感じていませんが、何かを追加すれば「メリットが有ればデメリットも有る」と思いますのでしっかり確認して見たいと思います。