昨夜はその後も色々球交換していました。最終的に落ち着いたのが以下の写真です。
整流管にGE 5U4G(RCA製)、初段管にオスラム VR37(MH4)、パワー管にレイセオン 6L6G と今後2度とお目にかかる機会は少ない球ばかりです。
整流管はムラードのEZ34、CV378、5U4G、松下 5AR4、RCA 5U4G、5U4GB、フィリップス 5U4GB等も以前から試していました。価格も¥1000円~¥20000円/本と離れています。価格が高いから音質が良いと比例している訳では有りません。今回のGEの球は¥1000円で入手した球です。
初段管のVR37はもう2度と手に入らないのではないかと思っています。チョッと特殊な球です。通常はVR38になります。VR38は沢山持っていますので今回は「使える機器で使い切る」為に選択しました。3B252Bアンプでは使えないのです。
パワー管のレイセオンの6L6Gももう2度と手に入らない球だと思っています。こちらはSTC CV1947(6L6G)とほぼ同格の球です。交換の理由は「劣化」の為です。
今回の球交換は全ての球を新品(NOS品)に交換しました。もっとも効いたのは整流管のCV378→5U4G、と初段管のHL4→VR37で有ると思いました。
おかげで安心して音楽を楽しめる音質に仕上がりました。音場の空気感の拡がりが大きく、情報量も更に増えて、低音の力感も増え、全体のバランスも申し分ないと感じました。
3B252Bアンプの音の世界に非常に近づいたと感触を持ちました。