Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

「オリンパスシステム」へのパワータップ導入準備

2010年02月14日 | ピュアオーディオ

いよいよ今週は「オリンパスシステム」へ「パワータップ」を導入します。既にプリアンプ系統には先週導入しています。最後はパワーアンプ系統です。低域用にアキュフェーズのM-100パワーアンプを使っていますので、パワータップも1台(1KWの容量)では足りませんので2台必要になります。

現在、パワーアンプ用はフルテックノFT-S20A(R)(1ヶ口)を使っていますので、2口用の壁コン(FT-D20A(R))にしないといけません。

その壁コンはSP「オリンパス」の後ろに有ります。本日一人でこの壁コンを交換しました。オリンパスもトレールに載っていますので簡単に一人で動かせます。20分ほどで完了です。今回は中央のBC-Ⅱシステム用の壁コンと交換です。(こちらは2口コンセントでした)

これで、明日にも完成する「パワータップ2台」の電源を確保して導入準備が終わりました。

簡単な作業ですが、古い屋内配線ですので壁コンが取り外せなかったり、入らなかったりで手間取りました。


RCA箱システムに「パワータップ」導入後

2010年02月14日 | ピュアオーディオ

RCA箱システムも先月「ライントランス WE62A」を入れ、更に「100Vパワータップ」を導入してサウンドは様変わりしています。

低域の充実と音の厚みや余韻の深さを手に入れ、従来より更に「うるささ」を感じなくなって来ています。これによりより大きな再生音が日常的に出せるようになりました。

Rca1

ドライブしている機器は、トランスポートにスチューダーA727(Dクロック換装)、DAC:SD-9500、管球プリアンプ: WE310A Trail仕様、管球パワーアンプ:6L6ppステレオアンプ(18W/ch)と至ってシンプルな構成です。SPの能率が良いので18Wの出力を持てあましていますが、シングルアンプでは音の厚みや力感が足りませんのでプッシュプルのアンプを使っています。本当はトランスポートをやめてCDP1台にしたいのですが、A727の内臓DACではSD-9500を通したサウンドに及びません。

Rca2

SPはD130×2発/chとLE8Tの低域に#375+HL90(お化けホーン)+ハイルドライバーamt1の組み合わせです。高域は175DLH+#2405+ビクターーリボンの組み合わせです。

JBLのSPユニットを使っているから「音が前に飛んでくる」とお思いでしょうが、工夫をして「威圧感を感じない」サウンドに仕上げています。この辺は「オリンパスシステム」や自宅の「SP-707Jシステム」と同じような中・高域のユニット構成にして統一感を出しています。

「オリンパスシステム」や「SP-707Jシステム」とはそれぞれ低域の「箱」が違いますので、この辺の差で受ける印象は大きく変わります。

このRCA箱システムのサウンドは「ヌケ切ったスカッとしたサウンド」です。それでいて低域の厚みはダブルウーハーのおかげで分厚く再生します。これも「パワータップ」の導入効果だと思います。とにかくご機嫌なサウンドになりました。