Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

EC-138 システム

2010年02月13日 | ピュアオーディオ

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上の写真が「EC-138システム」のSPです。昨日同じ写真を掲載しました。

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そのSPをドライブしているのが上の写真のアンプ類になります。CDP:SD-9500、プリアンプ:Trail仕様管球プリ(マランツタイプ2球プリ)、パワーアンプ:Trail仕様管球6L6ppステレオアンプ(約18W/ch)になります。これらの電源は1台の「パワータップ」から取っています。非常にシンプルです。

CDPのデジタル系とプリ+パワーアンプの駆動系の電源を一緒に取っていますので疑問に思われた方から「同じタップから取って良いの?」と質問をいただきました。私の結論は「OK」です。別に分けなくても「ノイズ」や「サウンドへの悪影響」はほとんど感じません。

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SP間の距離は4~5m有りますが、中ヌケする事なく中央にシャープに定位しますし、SP間の音の密度も十分に確保しています。「パワータップ」を導入後は「音数の増加」と「低域の充実」・「余韻の増大」で非常にスケールの大きい再生音を聴かせてくれます。一つ一つの音の厚みが増していますので「音の深み」が出ています。

ウーハーユニットやコンプレッションドライバーにも「伝送ロス対策」を施し、内部配線を「オールルシファー」配線でしている「トレイル仕様」SPです。

数千万円かけても出ないサウンドがこのシンプルなシステムから出ています。SP内配線に「ルシファー」を使った効果がそのまま出ています。見た目からは信じられないスーパーサウンドが出て来ます。

モニターSPの構成ですが、他のオリジナルのJBL#4333、4343,4344やALTEC620Aのシステムではとても到達できないサウンドなのです。

それも電源系に「パワータップ」を導入したからこそ到達できたサウンドだと思います。「パワータップ」のすごい威力に作った本人もビックリしています。


自宅SP-707Jシステムのサウンドの問題点

2010年02月13日 | ピュアオーディオ

自宅のシステムに「ライントランス」(WE50A)を導入したのが1月29日、「パワータップ」を導入したのが2月3日、3B252Bシングルアンプが復活したのが2月8日、めまぐるしく機器の入れ替えをしたように感じます。
4033l

今夜の状態では「プリアンプ」が「ふん詰まっている」と感じています。低域側はほぼ「ヌケ」ているようですが、高域側にまだ団子のように音が固まっている点が聞き取れます。この高域がヌケるにはもう少し時間がかかりそうだと感じています。

今まで扱った事のない量の信号が来ている様で、CDPは既に117Vの「パワータップ」で2ヶ月くらい使ってきていましたので、十分対応できるようになっていると思います。パワーアンプはTrail使用にしていますので、「ふん詰まる」事はないと思います。(大容量伝送に対応している為)

「詰まっている音」そのものの質感が「細い音」になっているので、これは「プリアンプ」(C-290)のサウンドだと思います。

しかし、「詰まっている音」や「バランスの変化」もだんだん良い方向に向かっているようです。昨日よりバランスははるかに以前の状態に戻っています。もうしばらくの辛抱と思っています。

Mjq

サウンド自体は「生の音」に近づいている事は間違いなく、今夜聴いた「MJQのラストコンサート」はほぼ自分のイメージに近い再生でした。ピアノもベースもシンバルも「実在感」が上がったのが判ります。かなり古い録音ですが、最新のCDの録音を聞いた後でも違和感なく聴けます。特にシンバルやトライアングルの実在感や余韻は感動ものでした。

あまりに心地よいサウンドで「ゾクゾク感」が有りますので、いつまでも聴いていたい症状に襲われます。そんな訳で昨夜は2時まで、今夜も1時半になってしまいました。

「パワータップ」の導入も当初は7月くらいまでかけてのんびりと実施する予定でいたのですが、あまりの効果の高さに導入を急いでしまいました。5つのシステムに10セットのトランスを導入していく予定でしたが、既に5セットの導入が終わり、現在手持ちの2セットが次週には完了します。追加でまた1セット購入手配をかけていますので、来週末時点で、8セットの導入となります。