上の写真が「EC-138システム」のSPです。昨日同じ写真を掲載しました。
そのSPをドライブしているのが上の写真のアンプ類になります。CDP:SD-9500、プリアンプ:Trail仕様管球プリ(マランツタイプ2球プリ)、パワーアンプ:Trail仕様管球6L6ppステレオアンプ(約18W/ch)になります。これらの電源は1台の「パワータップ」から取っています。非常にシンプルです。
CDPのデジタル系とプリ+パワーアンプの駆動系の電源を一緒に取っていますので疑問に思われた方から「同じタップから取って良いの?」と質問をいただきました。私の結論は「OK」です。別に分けなくても「ノイズ」や「サウンドへの悪影響」はほとんど感じません。
SP間の距離は4~5m有りますが、中ヌケする事なく中央にシャープに定位しますし、SP間の音の密度も十分に確保しています。「パワータップ」を導入後は「音数の増加」と「低域の充実」・「余韻の増大」で非常にスケールの大きい再生音を聴かせてくれます。一つ一つの音の厚みが増していますので「音の深み」が出ています。
ウーハーユニットやコンプレッションドライバーにも「伝送ロス対策」を施し、内部配線を「オールルシファー」配線でしている「トレイル仕様」SPです。
数千万円かけても出ないサウンドがこのシンプルなシステムから出ています。SP内配線に「ルシファー」を使った効果がそのまま出ています。見た目からは信じられないスーパーサウンドが出て来ます。
モニターSPの構成ですが、他のオリジナルのJBL#4333、4343,4344やALTEC620Aのシステムではとても到達できないサウンドなのです。
それも電源系に「パワータップ」を導入したからこそ到達できたサウンドだと思います。「パワータップ」のすごい威力に作った本人もビックリしています。