Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自分の人生はいつまであるだろうか?

2016年12月12日 | ピュアオーディオ
以前、「オーディオシステムは60歳までに完成させたい」と書いた事が有ります。60歳は一般の会社人なら「定年」の年齢です。現役のうちにオーディオシステムを完成させて置かないと、収入のない状態ではオーディオどころでは有りません。

自分の人生は「中学生」の時に大枠を想定し設計していました。当時の平均寿命が60歳台の頃です。せめて「古希」(70歳)までは生きていれば「本懐」だと想定していました。60歳過ぎの人生は「晴耕雨読」の様なものを夢見ていましたが、20歳頃に部分修正し、その部分に「オーディオ=音楽」を入れて、晩年は「音楽三昧」で終わりたいと思っていました。

現在その夢は現実に変わり、人生を謳歌していると感じています。しかし、現在、健康な生活をしていますが何時何処で人生の終わりを迎えるのかは全く予測が尽きません。早く来るのかそれともずっと長く生きられるのか?健康な生活を続けられるのか?家族の事は?・・・等、60歳を過ぎると色々と考えることが多くなります。

仮に設計通り、70歳までの人生だとすれば、残りは10年を切っている訳で、「のんびりしている場合ではない・・・」という気持ちになります。でも「何かをしたい」と云う目標が無ければ時間の浪費だけになります。

50代までは考えなかった命題が60歳代以降には出て来ます。体力・気力の衰えも感じます。個人的には何としてでも「本懐」は遂げたいし、その先の余命は健康で四季を感じて過ごしたいと思う。その中に好きな「音楽」も有る。