Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ピーキーな音?

2016年12月20日 | ピュアオーディオ
音楽を聴いていて「耳ざわりな」ピーキーな音を出す事が昔ありました。これはオーディオを始めたばかりの頃から20年近く出していたと思っています。

「ピーキーな音」は「音のバンスがおかしい?」と云う高尚なレベルの話ではない。「音数」が全く足りないと云う「劣悪な状態」である。例えばソプラノ歌手の歌などは、「カミソリで切られるような音」でとても5分と聴いていられない。声楽がダメなので器楽演奏ばかりにしても、「対症療法」なだけで根本対策ではない。器楽演奏(オーケストラ等)も結局ひどい音で聴いている訳で、気分的なごまかしでしかない。

この「ピーキーな音の原因」は、前に書いた様に絶対的な「音数」が不足している事を云ってる訳で、その対策は、電源や機器・ケーブル類にある。稀にSPが原因の場合も有るが、色々な機器が合わさって、システムとして評価すべきだと思う。

音数は電源性能や機器の性能・ケーブルの性能でほぼ決まってくる。SPユニット自体に問題は少ないと思う。単純にケーブルの対策だけででも効果は大きい。但し、どこか1か所だけではだめで、すべてのケーブルを性能の高いケーブルでそろえる必要が有る。