Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

「1本のケーブルを作り出す事」 つづき

2016年12月27日 | ピュアオーディオ
<「1本のケーブルを作り出す事」は、その後の展開を睨んでいる。>

と昨日書きました。これは何を言っているかと云うと、最良のケーブルで使用するケーブルを全て揃える事です。電源ケーブル、ラインケーブル、SPケーブルをまず揃え統一します。

それが終わると、SP箱内配線やアンプ内配線、タップ内配線・・・と同じケーブルで揃えて行くのです。この時の変化は「激変」します。音質のグレードが劇的にアップします。



例えば、上の写真はJBL#375の内部配線です。この配線も交換できれば「ユニットの性能」が飛躍的にアップします。私の#375の内部配線は全て「自分の作った最高級グレードケーブル」に交換しています。JBLオリジナルの配線の時の性能では出ない音が出て来ます。まず音数の多さが違います。質感も非常に繊細で有り、エネルギー感も強いです。それでいてSN比が高く、聴き疲れしない音質に仕上がっています。JBLオリジナルの安物ケーブルに対して全ての面で上質です。

1本のケーブルを仕上げる事で得られる効果は絶大です。ただ、実際に各種のケーブル類や内部配線を交換するには、スキルと時間と手間と資金が必要です。膨大な手間暇をかけて作り出すサウンドこそ、「オーディオの趣味」の醍醐味だと思います。