Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

機器の不具合の復元(修理)

2018年09月02日 | ピュアオーディオ
余りに沢山の機器を持っていると「お守」(毎日使ってやる事)が出来なくなってしまいます。例えばソース機器。CDP・チューナー・DAT・MD・オープンリール・カセットデッキ他沢山の種類が有り、単純に電源を入れてやれば良い物から、動かさないとメカニカル部分が固着するものまである。特にメカニカルの部分の多いものは繁茂に使ってやらないと「固着」してくる。CDPのモーターもその一つで、回転系を持っているものはすべて当てはまる。更に横に滑らせる様な機構を持っている機器では、注油も必要になって来る。

アンプ類は基本的に電気回路だけだが、「眠っていた機器」の場合、コンデンサー類の「容量ヌケ」や半導体デバイスの「脚」(リード)部分の酸化(黒ずみ)等でショート等も発生する。またアッテネーターの酸化膜でガリが発生する。古いアンプには付き物の不具合。

昨年から今年初めにかけてC200+P300とC3+M4の組合せを手に入れたが、半年以上たってから不具合が出て来るものが有る。その一つが、M4の電源SWの故障。SWには「耐用回数」と云うものが有る。例えば10万回保証しているものでも、品質には必ずムラが有るので、使い方によって5万回ぐらいで故障するものも出て来る。今回のM4も耐用回数に達しているのかも知れないし、当時判らなかった設計的な不具合も有るのかも知れない。



そろそろM4の「電源SW」の修理を考えて見る事にする。現在は「昔の使い方」でプリアンプのSWに連動させて使っている。その分、電源ケーブルのグレードを「ヒョロ線」に落として、プリアンプの電源SWに負荷がかからない様に工夫している。その分「音質」はダウンする。単純に修理するまでの「お守」と考えて居る。

オーディオ機器は長い年月をかけて、積み増すような買い方・使い方をするので、20年・30年経った機器などザラにある。少しづつ更新していく場合も有るが、愛着のある機器は「修理」してでも使い続けたくなるのが人情である。修理してくれる所を探すのも一苦労である。出来れば安価に仕上げたい所なので価格と納期、信頼感が大切である。