山遊すずらん会で比良山系の蓬莱山へ行ってきました。この蓬莱山は山遊すずらん会の前身である各務原歩こう会の時代に計画がありました。平成27年5月に計画していて、天候が悪かったので中止となりました。そして、2回目として同年9月にも計画したのですが、台風の接近で中止になった山です。
新しく山遊すずらん会が発足して年間計画に入っていました。今回、8月例会の実施日が23日で、予備日は25日となっていました。
週間天気予報と睨めっこでした。23日が、思わしく無い天候で、イライラしましたが、漸く実施する事が出来ました。
バスは24人乗りのバスです。この日の参加者は24名でして満席となりました。バスで向かう山行の魅力は登山口で降ろして貰い、下山口で拾って貰えることです。今回の蓬莱山は登山口と下山口が同じところとなりますので、それ程良さを感じていませんでした。しかし、実際に山行を実施してみてバスに迎えに来て貰うようなこととなり、有り難いと思いました。
今回の山は蓬莱山です。ロープウェイで山頂駅に上り、打見山そして蓬莱山を目指すだけでは、簡単すぎますし時間が早く済んでしまいますので、小女郎峠それに小女郎池へ行って戻るコースとしました。それでも、時間に余裕が有りますので、歩いて下山する事としました。
バスがびわこバレイロープウェイの山麓駅中小に着きました。
前方の建物が山麓駅です。
登山の仕度を整えて、駅に向かいます。
大きなゴンドラです。
既に沢山の人が乗っていました。
多くの人が乗るのに対応していて、つり革が下がっています。
満員電車の中のようなゴンドラ内です。
窓際でないと外の景色を見る事が出来ません。
このゴンドラ。
乗車定員が120人余りだと説明していました。
下りのゴンドラ。
アッと言う瞬間のすれ違いで撮る事が出来ました。
山頂駅に着きました。
あの頂を目指します。
歩き出す前に準備体操です。
歩き始めました。
地面にベルトのようなものが並べて有ります。
初めは、この品が何なのか判りませんでした。
打見山の展望台からの景色です。
琵琶湖です。
先ほど渡って来た琵琶湖大橋が見えます。
左側には近江富士も見えます。
打見山から一旦、下ります。
蓬莱山の山頂に向かって歩きます。
歩いている隊列の横をリフトが進んでいきます。
今日のKオジサンの後ろ姿です。
ゲレンデを登っています。
草原のゲレンデを登っています。
山頂の方角はガスに隠れています。
ゲレンデは草原状なのですが、おびただしい糞が散らばっており、踏まないで進むのが出来ないような状態でした。
大抵のゲレンデは勾配で登るのがキツイのですが、このゲレンデは、それ程キツサを感じませんでした。
鹿の糞です。
このような糞がゲレンデ全体を覆っていました。
蓬莱山の山頂に到達です。
ここ、ケルンの前で全員写真を撮りました。
山頂の方位盤と三角点です。
一等三角点と刻まれています。
山頂から小女郎峠に向かいます。
山頂からの眺望です。
これから向かう小女郎池が見えます。
登山道を下って行きます。
笹原がジュウタンを敷いたように見えます。
良いシーンが撮れました。
向こうの雲が夏山らしい雲だと、言う事が無いのですが、
まだまだ、下ります。
ヒョウモンチョウ(だと思います)が多く飛んでいるのを見かけました。
右の蝶は羽根が、かなり痛んでいます。
越冬した蝶も知れません。でも、ここは雪の深い場所です。そのような事が出来るのだろうかと言う気もします。
何匹も飛ぶ蝶を見かけ、ここは蝶の楽園だと思いました。
今度は登り坂に変りました。
ピークにきました。
次はまた、下だりとなります。
先方に登山道が見えますが、あの道の付け根が小女郎峠です。
京都の街が見えた写真を載せませんでしたが、この辺りで、遠くに京都の街が見えました。空気が澄んでいたら京都タワーが確認できたと思います。
私たちが歩いて来て、鹿の群を見かけました。
向こうの山の潅木に隠れたのです。
見かけた時は5~6頭居ました。
右は切り取って拡大しましたが見難いです。遠くに鹿を視認した時はハッキリ判りました。
人の気配で、サッと隠れました。この鹿たちがバッコしてるのであのような大量の糞があるのだと納得です。
下山して行く時、木の幹にテープが待ってあるのを見かけました。鹿対策です。
大量に繁殖している鹿。
駆除が必要かも知れません。
小女郎峠まで下りてきました。峠に標識が設置して有りました。
右は小女郎池に向かって進みます。
池に向かう途中、このような石碑を見かけました。
恐らく、この地で遭難したのでしょう。
息子を亡くしたのだろうか。
遺族の思い・・・・・。
隊列で進んでいて、このような石碑を見落としたヒトが居るかも知れません。
小女郎池に着きました。
小女郎池の説明看板が設置してあります。
池の周りには人が歩くので、自然に出来た道が有りました。
その道を歩き周回してみます。
道沿いにトリカブトが咲いています。
毒々しい色をしています。(毒が有るから・・・・)
トリカブトが咲く時期に移ってきています。
池の周りを歩いています。
対岸から案内看板の有る場所を眺めました。
池の周囲を歩かなかった人も居ました。
池から蓬莱山方面を見上げました。
この後は、あの場所まで戻ります。
池を出発し、歩いて来た道を戻ります。
キツイ登り坂になっています。
蓬莱山の山頂が見えます。
山頂への最後の登り坂です。あの場所に到達すれば、お昼の休憩に成ります。
蓬莱山の山頂で、お昼の休憩時間を取りました。
山頂の標識をカメラに収めます。
綺麗な色をした琵琶湖です。
対岸の伊吹山が見えます。
石灰岩の採取で岩肌が削られていて、伊吹山だと判ります。
お昼の休憩を終えて出発です。
ゲレンデを下りますので、楽チンです。
ゲレンデを下ります。遠くに見えるのが打見山でロープウェイの山頂駅が有ります。
左側の大砲のような筒。製雪マシーンと言うのか、ゲレンデの雪の製造機だと思います。
冬のシーズン。
沢山のポーターが滑降する事でしょう。
打見山の山頂駅方面です。
ロープウェイのゴンドラが発車したのが見えます。
打見山に戻ってきました。
右は打見山の山頂標識です。
下山を始めました。
平日なのに沢山の人がロープウェイで上がって来ていました。
左側はびわ湖アルプス山荘です。前面にびわ湖テラスが広がっていました。
この道を、このまま下って行きましたが、途中で進めなくなり、引き返しました。
引き返し、標識のあるところから下山して行きました。
途中に有った標識は明瞭でしたが、この場所の標識は判り難かったです。
下山道の上にワイヤーが張ってあり、滑走していく人が通過して行きます。
良い表情をしています。
下山道で、ロープウェイの下を通ります。
下山道で、展望の良い場所も有りました。
湖面を走るボートが見えますが、淡水ですので、海水ほど航跡が残りません。
クロトノハゲまで下りてきました。
標識が柱から外れています。
ここから木戸峠へ向かう道が有りましたが、荒れていて通行止めになっていました。柱はその時に外れたのだろうか。豪雨で道が痛んでいました。
この下山道がキタダカ道です。
右はクロトノハゲです。登ってみれば眺望が開けたかもしれません。
花の少ない時期ですが、タマガワホトトギスが咲いていました。
上手く撮れていません。
天狗杉まで下山して来て一服です。
九十九折れの道を下って行きます。
キタダカ道は人が通るだけにしては広すぎます。
かつては、馬が荷を乗せて往来したのだと想像します。
麓から木戸峠を越え、物資の交流が有ったのでしょう。
ようやく、指示標識の有る場所まで降りてくる事が出来ました。
先方組が矢印を表示してくれていました。
キタダカ道を下山して来ました。
思った以上に時間が掛かりました。
本来なら、ここからロープウェイの山麓駅まで上がらなければなりません。
バスが下へ迎えに来てくれたのです。
このような事が有りますので、バスは有り難いです。
バスが満席となることを想定していませんでした。
でも、結果的に満席となりました。
今回の費用はバス代、高速料金や有料道路と駐車料、ロープウェイ代、それに振込手数料。全てを合計して1人分が4,500円を下回る費用でしたので、参加者から4,500円を徴収しました。これだけ安価な料金で行って来ることができました。
バスでの山行を満席で行って来る。当然一人当たりの金額が安くなります。この様なことも、メリットです。
以前、雪野山に行った時、遠くに見えた蓬莱山にまだ雪が残っていて稜線が綺麗でした。
詳細なKおじさんのレポを拝見し早速追っかけしました❣️今度は遠くに雪野山や三上山もが小さくみえました(^-^)
蓬莱山はイメージしてたよりずっといい山でした、又季節とルートを変えていきたい山でした。
いつもレポ読ませ頂いてます〜。
コメント有難う御座います。
返信が遅くなり、スミマセン。
ブログを見て、その場所に行って貰える。
ブログ執筆者冥利だと思います。
ロープウェイを使っての山登りでした。
小女郎峠の先に道が繋がっていたのが気になりました。
こんな楽な登り方ならもっと、先へ足を延ばせると思ったのです。