前夜、苫小牧港からのフェリーに乗船して、2等寝台で寝ました。朝、目が覚めて時計に目をやると、5時9分でした。ベッドに横になっていてエンジン音や振動が微かに伝わって来ます。海が少し荒れていました。午前中に船内放送で展望浴場の使用を止めると言っていました。
午後になると天候が回復して、海が穏やかになり青空も見えてきました。それに合わせて展望浴場の利用も可能となりました。
船会社は北海道と関西を結ぶ航路を開始して、40年になったとか。それを記念して、ビンゴ大会を催していました。また、5階のシアターで、DVDの鑑賞会を始めるとアナウンスで告げていました。少しでも乗客に楽しんで貰おうとする意図が感じられました。
昼間から風呂に入ったり、ビールを飲んだりする。
時間がゆっくりゆっくり進む。時間に追われることなく、過ごす。考えてみると、このようにゆっくり過ごすことが、最高の贅沢かも知れません。本を持ってくるとか、MDを持参するとか。日本人はこのような時間の過ごし方が下手です。
海が穏やかになりました。
へさき方面を臨む。
サンサンと降り注ぐ太陽。
シャンソンのラ・メールの場面のようだ。
サンセット。
大海原に陽が落ちます。
最後に
今回、一緒したW君は、天候不良などで幌尻岳の登頂を断念しました。また、機会を作って出掛けて欲しいです。
彼だけで行った幌尻岳へは実現しませんでしたが、旭岳、樽前山へは一緒に登ることが出来て良かったです。登山の機会を設けて貰い、改めて感謝します。
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