今日も冬とは感じない穏やかな日だった。洗濯物がフンワリと乾きそうなのでまずは安心した
午前中はいつものように空堀川沿いを散歩したが、午後は妻と車で隣市にある薬局へ買い物に行った
買う物は尿取りパッドなどの介護用品。あの 「東日本大震災」 発生後、介護用品が手に入らないことがあったので、その後は計画的に品数をストックするように買い求めている
この介護用品を買う度に思うのは、これらの用品に私がどんなに助けられているかを実感していることだ。もし、これらの用品が無かったら介護する者の苦労度は一気に増すことが目に見えている
今はどのドラッグストアでも店頭には豊富な種類でたくさんの介護用品が並んでいるが、かつてそのような用品が無かった時代に介護した人たちのご苦労が偲ばれる
私が最も介護で苦労するのが排泄の問題。この問題はこれからも付きまとって私を苦しめるだろうが、それを普通の仕事だと割り切らないと 「介護という仕事」 は成り立たないことも承知しているが、なかなかそのような気持ちに達観できないのが現状だ
年間、この介護用品代は馬鹿にならない出費となっているが、当市では 「紙オムツ代」 として申請 (ただし、対象者 (申請者) は 「要介護3」 以上の条件がある) すれば補助金として年間 (上限) 24,000円が支給されるのは有難いことであるが、実際の出費はこの補助金を越える金額になっている
この補助金制度は市町村によって違うのだろうが、現在の私たちの年齢環境で介護保険以外で市からの恩恵を受けるのはこの制度だけである
ところで我が家で月間 「燃えるゴミ」 として出す尿取りパッドなどはかなりの量になるが、何となく勿体ないような気がする
例えば尿だけを処理したパッドなどは家庭で簡単に処理して 「再利用」 できるような製品が開発できないだろうか? と、ふと思った
繰り返すが介護用品には、多いに助けられている。それだけでも 「有難い」 と私はいつも思っている
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